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Amazon Echoシリーズで最上位スピーカー「Echo Studio」。
私も3Dオーディオに惹かれて使うこと、かれこれ数年。
それなりに使い倒したのでレビュー。
Echo Studioは、Amazon Echoシリーズの最上級モデルであり、
スピーカースペックも非常に高い。
→【2024年最新】Echo Show、Echo Dot、Echo Pop、Echo Spot、Echo Studio、Echo Autoの違い。Echoシリーズ比較。
スマートスピーカーは、従来のステレオスピーカーとも違いますし、
「Echo」や「Echo dot」ではなく、敢えて「Echo Studio」を選ぶ理由。
2022年10月には新色のホワイトが出たけど・・・
中身は2019年モデルから変わってません。レビューします。
Echo 2台でステレオペアになる
まず、前提として、AmazonのEchoシリーズは、
スピーカーデバイス2台+サブウーファー1台まで、
スピーカー連携して使うことが可能です。
スピーカーEchoに対し、サブウーファーがEcho Sub、
Echo2台+Echo Sub1台という組み合わせです。
- Echo
- Echo Dot
- Echo Dot with clock
- Echo Spot
- Echo Plus
- Echo Show
- Echo Studio
ステレオペア対応のEchoデバイスは、モデルや世代によって異なるのですが、
基本的に同じモデル、同じ世代のEchoならステレオペア可能と覚えておけば分かりやすい。
ステレオペア対応のEcho
Echo端末 | ペア可能な端末 |
---|---|
Echo(第1世代) | Echo Sub |
Echo(第2世代) | Echo(第2世代) Echo Sub |
Echo(第3世代) | Echo(第3世代) Echo Plus(第2世代) Echo Sub |
Echo(第4世代) | Echo(第4世代) Echo Sub |
Echo Dot(第4世代) Echo Dot with clock(第4世代) | Echo Dot(第4世代) Echo Dot with clock(第4世代) Echo Sub |
Echo Dot(第5世代) Echo Dot with clock(第5世代) | Echo Dot(第5世代) Echo Dot with clock(第5世代) Echo Sub Echo Dot(第4世代) Echo Dot with clock(第4世代) |
Echo Pop | Echo Pop Echo Sub |
Echo Dot(第3世代) Echo Dot with clock | Echo Dot(第3世代) Echo Dot with clock Echo Sub |
Echo Plus(第1世代) | Echo Plus(第1世代) Echo Sub |
Echo Plus(第2世代) | Echo Plus(第2世代) Echo(第3世代) Echo Sub |
Echo Show(第1世代) | Echo Sub |
Echo Show(第2世代) | Echo Sub |
Echo Show 5(第1世代) | Echo Show 5(第1世代) Echo Show 5(第2世代) Echo Sub |
Echo Show 5(第2世代) | Echo Show 5(第1世代) Echo Show 5(第2世代) Echo Sub |
Echo Show 5(第3世代) | Echo Show 5(第3世代) Echo Sub |
Echo Show 8(第1世代) | Echo Sub |
Echo Show 8(第2世代) | Echo Sub |
Echo Show 10 | Echo Sub |
Echo Show 15 | Echo Sub |
Echo Studio | Echo Studio Echo Sub |
Echo Spot(第2世代:2024年) | Echo Spot(第2世代:2024年) |
音源が1箇所から1箇所に増えるわけで、
従来のステレオスピーカーのような使い方ができるようになる。
高音質のEcho Studioとはいえ、1つのスピーカーでは限界もあるわけで、
2個使うことにより、より臨場感のある音へと変化するのです。
更に、Echoシリーズは、Fire TVと連携してホームシアター環境も構築できます。
Fire TVから出力される音声をEchoから出力するだけでなく、テレビの音声もEchoから出力可能。
ゲーム機やブルーレイレコーダーの音声もテレビを介して出力できるようになります。
→Amazon Fire TV Stick × Echoのオーディオ連携が凄い。Alexaホームシアターでできること。
最新のFire TV Stick 4K Maxは、HDMI ARCに対応しているので、
ワイヤレスで簡単にテレビの音を高音質化できるってわけ。
→【2024年最新】Amazon Fire TV Stick 4K、4K Max、HD、Cubeの違い。Fire TVシリーズ比較。
マジで手軽にホームシアターが作れるのがAmazon Echoシリーズ。
下手なサウンドバー買うより、Fire TV StickとEcho買った方が幸せにもなれると思ってます。
Echo Studioのメリット
私は、Echo Studioサブウーファー無しのステレオペアで利用中。
というわけで、Echo Studioの2個使いレビュー。
まずはメリットから。
手軽に高音質、3Dオーディオにも対応
Echo Studioの価格は、1個29,980円(発売時は24,980円でしたけど)。
この価格帯のスピーカーとしては、異例のスペックを誇るスピーカーです。
正面に1インチツイーター、左右と真上に2インチのミッドレンジスピーカー。
下方向には、5.25インチのウーファーと、
1つの端末に合計5個のスピーカーを内蔵しています。
スピーカー数が多いだけでなく、音も非常にパワフル。
高音だけでなく重低音も強く、音量上げればテーブルも揺れるほど。
いや物動くレベルだから、置く場所は気を付けた方が良い。
また、設置する場所や環境に音を最適化してくれるのもEcho Studioの凄いところ。
部屋の形状や、スピーカーを置く位置をAIが判断して補正。
使うほどに音が良くなる・・・というよりも音の違和感が無くなります。
従来のスピーカー評価でも、なかなか高スペックなスピーカーなのですが、
このEcho Studioが素晴らしいのは、
最新のサラウンドオーディオに対応していること。
Dolby Atmosと360 Reality Audioの両方に対応しているのです。
Amazon製品のEcho Studioは、Amazon Musicにも完全対応。
Amazon Music Unlimitedの空間オーディオ=3Dオーディオであり、
この空間オーディオ(Spatial Audio)って、Dolby Atmosと360 Reality Audioのことだからね。
空間オーディオ(Spatial Audio)は、従来のステレオ作品では味わえなかった空間、明瞭さ、深みを加え、多次元的なオーディオ体験を提供します。
Amazon Music Unlimitedでは、Dolby Atmosおよび360 Reality Audioでマスタリングされた、世界の有名アーティストによる空間オーディオ(Spatial Audio)曲のカタログ(楽曲数は増え続けています)を利用できます。
空間オーディオ (Spatial Audio) とは何ですか? – Amazonカスタマーサービス
実際、スピーカーが上下左右方向を向いているわけで、
今までのステレオスピーカーとは、音が聞こえてくる方向が違う。
音が様々な方向から聞こえてくる。スピーカーどこに有るの?って。
ライブ演奏というか、ホント不思議な感じ。
眉唾もののハイレゾよりも臨場感が有るし、明らかな違い、ビシビシ感じました。
→音質と「CD、ハイレゾ、ロスレス」の関係。音楽ファイル形式「MP3、WMA、ALAC、FLAC、WAV、AIFF、AAC」の違い。
そりゃ数十万円もするハイレゾアンプに比べたら音質は劣るでしょうけども、
3Dオーディオは別物。マジで音質の概念変わりました。
なにより、これほど簡単にオーディオ環境を作れるということに驚き。
ステレオペアの接続もワイヤレス。音源もWi-Fi経由。
有線接続が必要なのは電源ケーブルのみ。
これほど手軽なのに高音質なら、普通にスピーカーとして文句無いのよ。
ケーブル一本だけなので、スピーカーも好きな位置に置ける。
ちょっと違うと思ったら移動も簡単。この柔軟性の高さよ。
Fire TV連携でホームシアター化
Echo Studioは、音楽再生でも素晴らしいですが、
Fire TVと連携することにより、更にヤバい端末になります。
Fire TVアプリからの音声は、全てEcho Studio経由での出力が可能なので、
映画、ドラマだけでなく、ゲーム、テレビ、カラオケ・・・と、
全てのエンターテイメントで高音質スピーカーが使えるわけ。
なんでもかんでも高音質で出力、これスンゲー感動しました。
いわゆるホームシアターが環境も簡単につくれるわけで、
動画配信サービスとの相性も抜群。
空間オーディオって音楽だけじゃない。
映像もDolby Atmosのオブジェクトオーディオの時代ですからね。
→動画の音質とサラウンドシステム。5.1ch、7.1ch、Dolby Digital Plus、Dolby Atmos、IMAX Enhancedの意味と違い。
テレビとスピーカーとの間にケーブルも不要だから、
テレビの近くにスピーカーを置く必要も無い。
テレビとは反対側の壁に、音源を置いたりもできるし、
しかも Fire TVのHDMIはARC(Audio Return Channel)対応。
テレビの音声にもEcho Studioの高性能スピーカーが使えるってのは上述したとおり。
Fire TVは、各社VODアプリに完全対応してるので、
Amazon Primeビデオだけでなく、他社の動画配信サービスまでDoby Atmos視聴。
Netflix、ディズニープラス、Apple TV+、U-NEXT・・・自宅が簡単に映画館にもなる。
ホームシアター化するなら、Apple TV 4KのHomePod連携より良い。
Chromecast with Google TVは、ホームシアター未対応だし、Fire TVも激安だから。
→Amazon Fire TV Stick、Chromecast with Google TV、Apple TVの比較と違い。ストリーミングデバイスの選び方。
スペック云々の違いはさておき、Chromecast with Google TVはAndroidベースなので、
Fire TVよりもできることが多く、Androidスマホ、Chromeブラウザとの連携も優れています。
→【2024年最新】Chromecast with Google TVのできること。メリット・デメリット、対応アプリ。
外部入力端子が有る
Echo Studioは、Alexa経由のワイヤレス入力だけでなく。
オーディオケーブルでの有線入力にも対応しています。
AUX端子(3.5mmミニジャック)は、
アナログステレオだけでなく、光デジタル(mini-OPTICAL)にも対応。
Echo Studioにオーディオ機器を接続して、
外部スピーカーとして使うことも可能なので、
例えば、PCのスピーカーとしてEcho Studioを使ったりもできるわけ。
ただ、AUX入力ではステレオペアとして使えませんので勘違いしないように。
AUX入力では、接続したスピーカーからのみ出力されます。
ちなみに、Micro USBポートも有りますが、USB接続での音声入力は使えません。
これは、恐らくサポート用ですね。
Echo Studioのデメリット
3Dオーディオ対応コンテンツが少ない
Echoシリーズの中で、唯一空間オーディオに対応しているのがEcho Studioですが、
肝心の空間オーディオコンテンツがまだまだ少ないです。
Amazon Musicでも、空間オーディオ対応の曲はまだまだ少ないし、
3Dオーディオ再生リストで再生しても、3Dオーディオじゃない音楽も再生されたりする。
しかも、ハイレゾ音源と3Dオーディオで音量の大きさが違ったりするのも困る。
そもそも、Amazonサービス前提で、Echo Studioで空間オーディオ体験できるという話なので、
結局のところ、Echo Studioで3Dオーディオ音源を体験するには、
Amazon Music Unlimitedに加入することになる。
例えば、ライバルApple Musicの空間オーディオに、Echo Studioは未対応。
AppleもAppleデバイス前提で、Apple Musicの空間オーディオ対応となっているので、
音楽サブスクの対応デバイスは気を付けて。
ちなみに、NetflixやApple TV+やディズニープラスといった、
動画配信サービスのDolby Atmosには、Echo Studioは対応しているので、
どちらかというと、3D音楽というよりも、ホームシアターとして使うべきですね。
いずれにせよ、Dolby Atmosを含むオブジェクトオーディオはまだまだ発展途上。
ステレオ音源の高性能スピーカーとして使うことが大半と思っておいた方が良い。
本体価格が高い
Echo Studioは1台約3万円とスピーカーとしては高額。
2台ステレオペアともなると、約6万円・・・サウンドバーが買えてしまいます。
Echo Studioは、1台でも使えますけども、2台ペアで使うべきスピーカー。
2台置くことで音も別物になるし、
1台なら、Echo Studioじゃなくても良いってのも有る。
ホームシアターも考えてるなら、絶対に左右に配置できた方が良い。
中央に置くって時点で、映像端末との組み合わせが難しい。
スピーカーもそこそこデカイから画面に被るし、それこそどこ置いて良いかわからない。
1台でも3Dオーディオに対応してますが、
1台ということは、1つの音源から音を反響させる必要が有るということ。
実際、2台と1台で違いを感じたのが、1台では音の出てる場所が分かる。
近くにスピーカーが有るほどにサラウンド感は薄れるし、
離れて聴くには、それなりの音量が必要になる。
AI補正機能が有るとはいえ、やはり1台での限界が有るなと。
そもそも、音にこだわって上位機種選んでるわけだから、
絶対に2台欲しくなるでしょう。
で、ステレオペアにするなら、別にEcho Studioじゃなくても良い。
Echoシリーズには、プレミアムサウンドモデルのEchoもありますからね。
3.0インチウーファー内蔵で、0.8インチツイーター2個搭載なので、十分高音質。
Echo Studioで3D音源を使わないなら、Echoでも良いのではないか?ってのが本音。
Echo Studioは1台29,980円ですが、Echoは1台11,980円。約3分の1の価格。
2台買ってもお釣りがくるし、Echo Studio 1台よりEcho 2台の方が間違いなく音も良かったです。
結局のところ、3Dオーディオをあんまり聴かないから。
単純に高音質するなら、Echoのスピーカーコスパが圧倒的です。
→【2024年最新】Echo Show、Echo Dot、Echo Pop、Echo Spot、Echo Studio、Echo Autoの違い。Echoシリーズ比較。
ちなみに、Apple TV×HomePodでもスピーカー連携できますが、Amazonより高額です。
AppleユーザーならAirPodsという選択肢も有り、
Apple TVで使うべきもスピーカーではなくAirPodsです。
→【2024年最新】Apple TV 4Kでできること。Apple TVのメリット・デメリット、対応アプリ。
空間オーディオ&ヘッドトラッキングで、イヤホンなのに、イヤホンっぽく聞こえない不思議さ。
ホームシアターと違って、音量気にしなくて良いし、
家だけじゃなくどこでも楽しめるってのがポイント。
Air Pods(第3世代)なら23,800円。イヤホンとしては高額だけど、
サラウンドスピーカー構築を考えてるなら安いと思っちゃう不思議。
全方位スピーカーでは無く、設置場所に困る
Echo Studioは、全方位スピーカーでは有りません。
従来のEchoが全方位だったので、この辺は勘違いしている人も多いかと。
360 Reality Audio対応ですけど、360度の全方向にスピーカーでは有りません。
背面側にはスピーカーが無いので、
あくまで壁際に設置するスピーカーとなります。
ただし、背面側に15cm以上のスペースが必要という、
なかなかワガママなスピーカーなのです。
普通のステレオスピーカーなら、壁ベタ付けできるのに。
Echo Studio設置のベストな場所は・・・
壁から離して、耳の高さで、上部と周囲に空間も必要。
AI補正とか言ってますけど、この条件はなかなか厳しい気がした。
- 壁から15cm以上離す
- 耳の高さ
- 上部と周囲に空間を空ける
また、Echo Studioは、サイズ的にも大きい為、テレビ周りでの置く場所に困ります。
サウンドバーを設置していた場所に設置できない・・・
テレビ周辺に、推奨環境で置くの難易度の高さよ。
デカイだけでなく重いし、振動も大きいので棚にも強度が欲しい。
場所を選ばないようで選ぶ、Echo端末なのでした。
この辺も、Echoの方が設置の柔軟さが上でした。
Echoは底に三脚穴が有るので、浮かせたり、天井設置したりもできるのです。
ちなみに、ライバルAppleのHomePodは、全方位スピーカーですからね、
Echo Studio似たような形状で、中身のスピーカー構成は全然違うので気を付けて。
ステレオペアで音が途切れがち
音も良く、ホームシアターも最高だけど、
最大の難点は、Echo Studioの不具合です。
Echoの不具合って、別にEcho Studioに限った話じゃないのですけど、
ステレオペアで使うことで不具合を多く感じるようになりました。
音のプツプツっとした途切れから、片方だけ音が出ていないとか。
けっこー不具合に遭遇するから、安心して音楽聴いてられないの。
※我が家はWi-Fi 6のトライバンド対応です
WANは500Mbps以上、LANも1Gbpsくらい出る環境です。
しかもコレ厄介なのが、調子が良いときも有るのですよ。
定期的なペアリングの不調はあるけど、再起動すれば直ったり。
1台は不具合続きで、終いには繋がらなくなり、結局交換対応になりました。
不具合認定を受けると、黒いボックスで即交換品が届くのですね。
今まで、Echo、Echo Show、Echo Dotと使ってきて、
他社スマートスピーカーよりも不具合デバイスの遭遇率も高い印象。
Amazon端末って安いから、泣き寝入りしている人も多いんじゃないのん。
Alexaアプリ対応サービスが少ない
Echo Studioは、Amazon Music、Apple Music、Spotify、Radiko・・・と、
音楽サービスにも対応しているのですが、
これはあくまでAlexaアプリ(Alexa音声操作)に対応しているという話。
音楽アプリから直接操作できるわけでは有りません。
スマホアプリから直接操作できるのは、Amazon MusicとSpotifyくらい。
例えば、Apple Musicでは、音声操作メインとなっており、
Apple Musicアプリから操作できない→とてもとても使いづらいのです。
そしてYoutubeとYoutube Musicには未対応。これも痛い。
あと、残念だったのが、Amazon Musicでは安定して再生されるのに、
他社アプリでは音が途切れることも有るってこと。
再生はされるけども、たまにプツプツする。
特に、再生はじめによくプツプツする。
結局の所、高音質で聴きたいなら、Amazon Musicを使えということなのかなと。
ちなみに、Fire TVと連携して、ホームシアター化すれば、
YouTube(Youtube Music)を含め、他社アプリの音源も出力できるのですが・・・
やはり、Amazon Music、Amazon Primeビデオに比べ、
アプリの安定性は劣ると感じました。
アプリが最適化されてないのか?システムの問題か?
そのうち改善されれば良いのですけど。
ステレオペアでBluetooth接続できない
Echoシリーズは、Bluetooth接続にも対応しているので、
Bluetoothスピーカーとしても使えます。
ただ、ステレオペアとして、同時に接続することは不可能です。
これは有線のAUX接続と同じ。
Bluetoothのマルチポイントや、デュアルBluetoothにも対応してません。
Bluetoothって、データ通信量の兼ね合いで音質への制限も有るので、
3Dオーディオ然り、ハイレゾ然り、
音楽を楽しむなら、Bluetooth接続してる場合でも無いとも思ってる。
実際、Bluetooth接続時は、音質以外の部分もイマイチ。
音の途切れや、PC接続時に若干の遅延も感じたりと、
やはりAlexaアプリ前提で使うべきスピーカーなのでした。
EchoとEcho Studioの違い
Echo Studioと悩んだEcho、約3倍の価格で何が違うのか?
スペック表だけでは分からない違いも有りましたので。
Echo 第4世代 | Echo Studio | |
---|---|---|
発売日 | 2020年10月 | 2019年12月 |
販売価格 | 11,980円 | 24,980円 |
本体サイズ | 144 x 144 x 133 mm | 206 x 175 x 175 mm |
重量 | 940 g | 3500g |
スピーカー サイズ | 3.0インチ ウーファー 0.8インチ ツイーター x 2 | 5.25インチ ウーファー 2.0インチ ミッドレンジ x 3 1.0インチ ツイーター |
Ultra HD 空間オーディオ | – | 対応 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz) デュアルバンド | 802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz) デュアルバンド |
Bluetooth接続 | 有り | 有り |
入出力端子 | 3.5mm 入出力 (Alexaアプリで切り替え) | 3.5 mm ミニジャック入力 (mini-optical) |
温度センサー | 有り | – |
時計表示 | – | – |
カメラ | – | – |
スマートホームハブ Zigbee | 内蔵 | 内蔵 |
ハイレゾと3Dオーディオ対応の有無。
あと、地味な違いでは、1/4インチのねじ穴(三脚穴)が有ることですね。
設置の融通という点で、Echoが上。サイズ的にも丁度良い。
Echo dotにも三脚穴は無いから。
テレビ周りの限られたスペース、天井や壁に設置できるのは素晴らしい。
上から吊るすことで遮蔽物も無くなり、音の広がりも変わると感じました。
天井や壁設置の1/4インチマウントは、プロジェクターや防犯カメラのマウントで探すと安く出てきます。
ディアウォールといった柱増設アイテムと組み合わせれば、賃貸住宅でもネジ固定可能です。
個人的には、時計表示されるEcho Dot with Clockも気に入ってます。
暗くても時間が見えるのは地味に便利。寝室に有ると役に立つ。
安くて意外と音が良いってのも有るけど、Echo Dotもステレオペアで音はだいぶ良くなるから。
いずれにせよ、音源は1カ所より2カ所の方が良い。Echo1個より、Echo Dotも2個買いたい。
私は、上位モデル1個選ぶより、下位モデル2個の音の方が好みです。
Echoシリーズは、モデルだけでなく世代でもスペックはだいぶ違います。
旧型よりも新型を選んだ方が良い。
Echoシリーズの具体的な違いについては、以下の記事も参考に。
→【2024年最新】Echo Show、Echo Dot、Echo Pop、Echo Spot、Echo Studio、Echo Autoの違い。Echoシリーズ比較。
Echo Studioまとめ
Echo Studioは、従来のスピーカーの概念を覆す、新しいオーディオを楽しむスピーカー。
ただの高音質スピーカーでも無く、3Dオーディオにも対応したサラウンドスピーカー。
サウンドバー買うよりお手軽だし、それでいて音の迫力も凄い。
そして、Echo Studioの真価を発揮するのが、Fire TVと連携するAlexaホームシアター。
Fire TVの音声が、全てEcho Studioから出るってのが革命的。
簡単に最高峰のサラウンドシステムが構築できる・・・ホント使うべき機能です。
→Amazon Fire TV Stick × Echoのオーディオ連携が凄い。Alexaホームシアターでできること。
Fire TV Stickでは、動画や音楽サービスのアプリにも一通りにも対応してますし、
最新のFire TV Stick 4K MAXでは、HDMI ARC対応へ。
テレビの外付けスピーカー以上に、便利に音声出力できるようになっちゃってます。
Fire TVとEcho Studio買って、安い液晶ディスプレイに繋げる幸せ。
Echo Showみたいにも使えるし、できることも圧倒的にこっちの方が多い。
Echo Showってディスプレイ付いてる分、Echoより価格も高いですし、
Alexaホームシアターも使えないですからね。私なら選びません。
→【2024年最新】Echo Show、Echo Dot、Echo Pop、Echo Spot、Echo Studio、Echo Autoの違い。Echoシリーズ比較。
後は、Alexaアプリの動作が安定してくれれば文句は無い。
まぁ、配線の手間考えたら、再起動くらい余裕でしますよ。