記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
Amazonの「Fire TV Stick」とGoogleの「Chromecast」。
2020年には、Chromecastが「Chromecast with Google TV」へ進化。
2022年には、廉価版モデル「Chromecast with Google TV HD版」が登場し、
2024年には、高性能モデル「Google TV Streamer」も販売開始。
対するAmazon Fire TVは、2022年に「Fire TV Cube(第3世代)」、
2023年に「Fire TV Stick 4K(第2世代)」と、
「Fire TV Stick 4K Max(第2世代)」の2つのモデルを発売。
2024年に廉価版「Fire TV Stick HD」をリニューアル。
Google TVは、できることが多いけど、更新頻度が少ないんですよね。
というわけで、2024年の最新モデルでどうなったのか?
両者モデルの比較していきます。
基本スペックの違い
HDモデルの比較
Fire TV StickもChromecastも、HDモデルと4Kモデルの2種類発売されていますが、
正直、どちらもHDモデルは微妙です。
今回比較したいのも、上位モデルの4Kモデルなのですが、
まず、HDモデルが微妙という理由から、軽くスペックも見ておきます。
敢えてHDモデルで購入するなら4,980円の「Chromecast with Google TV HD」です。
2022年9月に発売されたばかりのモデルであり、スペックという点でも上かなと。
Fire TV Stick HDは、2024年の最新モデルなのですが、
スペックは、2020年に発売されたFire TV Stick(第3世代)から進化していません。
しかも、値段も4,980円→6,980円と値上がってしまってます。
Fire TV Stick HD (第1世代) | Chromecast with Google TV HD (2Kモデル) | |
---|---|---|
発売年 | 2024年10月30日 | 2022年9月22日 |
価格 | 6,980円 | 4,980円 |
本体サイズ | 86 x 30 x 13mm ※スティック型 | 162 x 61 x 12.5mm ※円形型 |
重量 | 32.0g | 55g |
CPU | クアッドコア1.7 GHz | クアッドコア Amlogic S805X2 |
メモリ | 1GB | 1.5GB |
ストレージ | 8GB | 8GB |
リモコン | Alexa対応 音声認識リモコン (2024年発売) | Chromecast音声リモコン Googleアシスタント対応 |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
解像度 | フルHD(1080p, 60fps) | フルHD(1080p, 60fps) |
HDR | HDR10、HDR10+、HLG | HDR10、HDR10+、HLG |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 5 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 4.2 |
入出力端子 | HDMI Micro USB(電源用) | HDMI USB Type-C(電源用) |
有線LAN | 無し | 無し |
クラウドゲーミング | – | GeForce Now |
広告非表示 | 不可 | 基本不可 ※アプリ専用モードで非表示 |
下位モデルは、いずれもスペックが大幅に低い端末。
Fire TVは、上位モデルに比べて微妙という点でも、選ぶ必要も無いと思う。
価格差以上にスペック差もありますので。
→【2024年最新】Amazon Fire TV Stick 4K、4K Max、HD、Cubeの違い。Fire TVシリーズ比較。
そして、Chromecastは、2年経ったのに4Kモデルに比べて大幅に性能が劣ります。
なぜ、今更HDモデルを出した感もある。
→最新Google TV StreamerとChromecast with Google TVの違い。歴代クロームキャストの種類、新型4Kと旧型HDの比較。
動作スピードも比較しましたが、2年前の4Kモデルが早いです。
数年間何してたの?ってのはGoogleも同じ。見た目も一緒でパッケージも使いまわしでした。
4Kモデルの比較
続いて、今回本題の4Kモデルの違いについて。
2023年10月にFire TV Stickは、2つの4Kモデルが登場したので。
Fire TV Stick 4K(第2世代)とFire TV Stick 4K Max(第2世代)と、
Chromecast with Google TV 4Kのスペックを比較する。
いずれも4K HDR対応で、Amazon Fire TV Stick 4Kは9,980円、
Amazon Fire TV Stick 4K Maxは12,980円、
Chromecast with Google TVは7,600円。
2023年、2024年とAmazonデバイスの立て続けの値上げにより、
価格差は広がり、今ではChromecastの方がだいぶ格安になっています。
Fire TV Stick 4K (第2世代) | Fire TV Stick 4K Max (第2世代) | Chromecast with Google TV (4Kモデル) | |
---|---|---|---|
発売日 | 2023年10月18日 | 2023年10月18日 | 2020年11月25日 |
発売価格 | 9,980円 ※2024年10月値上げ | 12,980円 ※2024年10月値上げへ | 7,600円 |
本体サイズ | 99× 30 ×14 mm ※スティック型 | 99× 30 ×14 mm ※スティック型 | 162 x 61 x 12.5mm ※円形型 |
重量 | 43.5g | 48.4g | 55g |
CPU | クアッドコア (1.7 GHz×4) | クアッドコア (2.0 GHz×4) | クアッドコア Amlogic S905X3 |
メモリ | 2GB | 2GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | 16GB | 8GB |
リモコン | Alexa対応 音声認識リモコン (第3世代) | Alexa対応 音声認識リモコン Enhanced | Chromecast音声リモコン Googleアシスタント対応 |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
解像度 | 4K Ultra HD (2160p、60fps) | 4K Ultra HD (2160p、60fps) | 4K Ultra HD (2160p、60fps) |
HDR | HDR10 HDR10+ Dolby Vision HLG | HDR10 HDR10+ Dolby Vision HLG | HDR10 HDR10+ Dolby Vision HLG |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 5 |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 4.2 |
入出力端子 | HDMI Micro USB(電源用) | HDMI Micro USB(電源用) | HDMI USB Type-C(電源用) |
有線LAN | 無し | 無し | 無し |
クラウドゲーミング | Xbox Cloud Gaming | Xbox Cloud Gaming | GeForce Now |
ホームシアター | Alexaホームシアター | Alexaホームシアター | 不可 |
イヤホン空間オーディオ | 不可 | 不可 | 不可 |
広告非表示 | 不可 | 不可 | 基本不可 ※アプリ専用モードで非表示 |
Chromecast with Google TVでも音声リモコンが付き、OS内蔵へ。
ようやくFire TV と同じ事ができるようになった・・・と思いましたが、
そう簡単な話でも有りませんでした。
Fire TV Stick 4KとMaxは、2023年に発売した端末。
スペック的な部分で、2020年発売のChromecast with Google TV 4Kモデルより優れており、
WiFi 6(Maxは、WiFi 6E)にも対応。
実際、Chromecast with Google TVと比べて動作速度という点でも早いです。
快適に動画視聴をするのが目的なら、Fire TV Stick 4K Maxの方が良い。
ただ、値段は9,980円→12,980円へ上がってるんで、以前ほどのコスパ良いデバイスでは無い。
高性能モデルの比較
2024年にはGoogleも「Google TV Streamer」という高性能モデルが登場しました。
Fire TV CubeやApple TVのようにサクサク使えるようになったわけ。
従来のChromecast with Google TVは、生産終了となり、今後はGoogle TV Streamerへと一本化する予定。
Fire TV Cubeよりも格安で、スペックでもGoogle TV Streamerが上回る部分が多い。
ギガビットイーサネットにも対応しているので有線LAN接続でも高速通信が可能。
ただ、無線はWiFi 6未対応なので、無線接続ならCubeの方が上。
Fire TV Cube (第3世代) | Google TV Streamer | |
---|---|---|
日本発売日 | 2022年10月27日 | 2024年9月24日 |
発売価格 | 19,980円 | 16,000円 |
本体サイズ | 86 ×86 × 77 mm | 161.6 x 75.6 x 26.7mm |
CPU | オクタコア (2.2GHz×4、2.0GHz×4) | クアッドコア ※詳細不明 |
RAM | 2GB | 4GB |
ストレージ | 16GB | 32GB |
リモコン | Alexa対応 音声認識リモコン Enhanced | Google TV Streamer 音声リモコン |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
解像度 | 4K Ultra HD (最大2160p, 60fps) | 4K Ultra HD (最大2160p, 60fps) |
HDR | HDR10、HDR10+、 Dolby Vision、HLG | HDR10、HDR10+、 Dolby Vision、HLG |
WiFi | 802.11a/b/g/n/ac/ax Wi-Fi 6 | 802.11ac (2.4 GHz / 5 GHz) |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 + LE | Bluetooth 5.1 |
入出力端子 | HDMI入力、HDMI出力 イーサネット、USB-A、 赤外線ポート、電源 | USB-C(電源およびデータ転送用) HDMI 2.1(Type A) イーサネット(10 / 100 / 1,000 Mbps) |
有線LAN | イーサネット (10 / 100Mbps) | ギガビット対応 (10 / 100 / 1,000 Mbps) |
クラウドゲーミング | Xbox Cloud Gaming | GeForce Now |
ホームシアター | Alexaホームシアター | 不可 |
イヤホン空間オーディオ | 不可 | Google Pixel Buds Pro 2 |
広告非表示 | 不可 | 基本不可 ※アプリ専用モードで非表示 |
正直、動画視聴という点においては、どちらも高スペックなので、
違いが出るとすればゲーミングかなと。
両者クラウドゲーミングに対応しているが、対応しているサービスが異なります。
Xbox Cloud Gamingに対応しているCubeの方が、使いたいんじゃないかなと。
オーディオ連携では、Echoと連携してAlexaホームシアターを構築できるのがFire TVシリーズ。
一方、Google Nest Audioとは連携ができません。
ただ、イヤホンではGoogle TV Streamerは、Google Pixel Buds Pro 2を使うことで空間オーディオに対応。
Echo Budsは、Fire TVと接続しても空間オーディオ再生はできません。
Fire TV Cubeは、Xbox Cloud Gamingをするなら優位性はあるけど、
値段が高いので、コストパフォーマンスは悪いですね。
Fire TVシリーズの中で買うべきは「Fire TV Stick 4K」かなと。
→Amazon Fire TV Cube第3世代と第2世代の違い。Fire TV Stick 4K Maxと比較したメリット・デメリット。
対応アプリ数の違い
「Fire OS」と「Android TV OS」とOSが違うわけで、
使えるアプリも「Fireアプリ」と「Andoroidアプリ」くらいの違いが有るのさ。
OSの違いは思ったより以上に大きい。というわけで続きます。
動画配信サービス系のアプリは、両社ともに大差なく、
動画を観る事においては、どちらかが不便ということは無いと感じました。
これはApple TVも同じ。
動画配信サービスには、いずれの端末も一通り対応しています。
→Amazon Fire TV Stick、Chromecast with Google TV、Apple TVの比較と違い。ストリーミングデバイスの選び方。
AmazonでもYoutubeアプリが使えるようになったし、
ChromecastでもAmazonPrime VideoやTwitchアプリに対応しています。
Fire TV対応アプリ一覧:動画配信
Amazon Fire TV Stick | Google TV (Chromecast) | Apple TV | |
---|---|---|---|
Youtube | ○ | ○ | ○ |
Netflix | ○ | ○ | ○ |
ディズニープラス | ○ | ○ | ○ |
Amazon Prime Video Amazonビデオ | ○ | ○ | ○ |
Apple TV+ iTunes Store ビデオ | ○ | ○ | ○ |
Google Play 映画&TV | × | ○ | △ ※AirPlay |
U-NEXT | ○ | ○ | ○ |
ABEMA | ○ | ○ | ○ |
TVer | ○ | ○ | △ ※AirPlay |
Hulu | ○ | ○ | ○ |
FOD | ○ | ○ | ○ |
TELASA | ○ | ○ | ○ |
Lemino | ○ | ○ | × |
dアニメストア | ○ | ○ | △ ※AirPlay |
ビデオマーケット | ○ | ○ | ○ |
WOWOWオンデマンド | ○ | ○ | × |
クランクイン!ビデオ | ○ | ○ | × |
バンダイチャンネル | ○ | ○ | ○ |
Rakuten TV | ○ | ○ | ○ |
DMM TV | ○ | ○ | △ ※AirPlay |
FANZA TV (DMM動画) | ○ | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
TikTok TV | ○ | ○ | × |
Twich | ○ | ○ | ○ |
ニコニコ動画 | ○ | ○ | ○ |
TED | ○ | ○ | ○ |
Dailymotion | ○ | △ ※キャスト | ○ |
Vimeo | ○ | △ ※キャスト | ○ |
Udemy | △ ※ブラウザ再生 | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
Fire TV対応アプリ一覧:スポーツ&フィットネス
Amazon Fire TV Stick | Google TV Streamer (Chromecast) | Apple TV | |
---|---|---|---|
DAZN | ○ | ○ | ○ |
NBA Rakuten | ○ | ○ | ○ |
J SPORTS オンデマンド | ○ | ○ | ○ |
SPOTV NOW | ○ | ○ | ○ |
RedBull TV | ○ | ○ | ○ |
MLB.TV | ○ | ○ | ○ |
LEAN BODY | △ ※ブラウザ再生 | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
SOELU | △ ※ブラウザ再生 | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
テレビを見るために必要なDTCP-IP対応アプリも、
Fire TVアプリで一通り対応しています。DiXiM Playが使えれば最高。
対応アプリ一覧:DTCP-IP
Amazon Fire TV Stick | Chromecast with Google TV | Apple TV | |
---|---|---|---|
DiXiM Play | ○ | ○ | × |
nasne torne mobile | ○ | ○ | × |
REC-ON | △ ※REC-ON Cast | △ ※キャスト | × |
・・・で、違うのは動画以外のアプリ。
Google TVの方が、圧倒的に使えるアプリが多い。
対応アプリが多いということは、できることが多いということ。
→【2024年最新】Chromecast with Google TVのできること。メリット・デメリット、対応アプリ。
例えば、私が良く使うのが、ゲーム系アプリ。単純にゲームアプリが多いってのも有るけど、
Google TVは「Steam Link」や「GeForce Now」にも対応しています。
ただ、2024年にFire TVシリーズが「Xbox Cloud Gaming」に対応したので、
この辺のところは甲乙つけ難い。ゲーム機もゲームソフトも不要でゲームサブスクするならAmazon一択。
「GeForce Now」 は、ゲーム所有してないとゲームプレイできませんからね。
クラウド&ストリーミングゲームの対応状況
Amazon Fire TV Stick | Google TV Android TV (Chromecast) | Apple TV | iPhone/iPad | Android | Mac | Windows PC | Meta Quest | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GeForce Now | × | 〇 | × | 〇 Safari | 〇 | 〇 Safari | 〇 | × |
Xbox Cloud Gaming | 〇 | × | × | 〇 Safari | 〇 | 〇 Safari | 〇 | 〇 |
Steam Link | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Moonlight | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
Parsec | × | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
Xbox リモートプレイ | × | × | × | 〇 | 〇 | × | 〇 | × |
PlayStation NOW | × | × | × | × | × | × | 〇 | × |
PS Remote Play | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
Google Play ゲーム | × | 〇 | × | × | 〇 | × | × | × |
Amazonアプリストア | 〇 | × | × | × | × | × | × | × |
Apple Arcade App Storeゲーム | × | × | 〇 | 〇 | × | 〇 | × | × |
Amazon Luna ※米国のみ | 〇 | × | × | 〇 Safari | 〇 | × | × | × |
Google Stadia ※サービス終了 | × | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
ストリーミングデバイス全般で、主要コントローラーには対応済み。
あの小さい端末だけで、ハイスペックゲームができてしまうの。
ストリーミングゲームだから、本体がハイスペックである必要が無い。
GeForce Nowなら自宅にPCも不要。
Wifi環境だけで、フォートナイトもサクサクに楽しめますからね。
未だにApple TVは未対応であり、EpicはAppleと揉めに揉めている。
※参考→GeForce NOWレビュー。Steam Linkと比べたメリット・デメリット。 | ツカツカCAMP
Fireアプリって、Androidアプリに比べると微妙。
今でこそ、Fire TVでYoutubeアプリが登場しましたが、
Google端末やGoogleアプリに制限があるのは事実。
ブラウザアプリだってSilkにFirefoxだし、Youtube Musicも無い。
音楽アプリの対応状況も異なるのです。
対応アプリ一覧:ミュージック
Amazon Fire TV Stick | Chromecast with Google TV | Apple TV | |
---|---|---|---|
Spotify | ○ | ○ | ○ |
Youtube Music | × | ○ | × |
Amazon Music | ○ | ○ | ○ |
Apple Music | × | × | ○ |
TIDAL Music | ○ | ○ | ○ |
Deezer | × | ○ | × |
AWA | × | ○ | × |
LINE MUSIC | × | × | × |
Fireタブレットと、Androidスマホ&タブレットだったらAndroidを選ぶよね?
AndroidベースなのにAmazon縛りが有るわけで、私はFireタブレットも苦手です。
→Amazon Fire HDレビュー。iPad、Androidタブレットと比較したデメリット。
アダルト規制の違い
動画サービスへの対応は大差無いと言いましたが、
アダルト視聴という点では、Fire TVの方が優れています。
Google Play Storeは、アダルトコンテンツに規制が有るので、
Android TVアプリからは、直接アダルト作品の視聴ができないのさ。
これはApple TVも同じ、AppleのAppStoreもアダルト規制が有るからね。
DMMプレミアム(FANZA TV)、楽天TV(AV見放題)・・・と、
ChromecastやApple TVでは、わざわざ、スマホからキャストやAirPlayする必要が有るのです。
対応アプリ一覧:動画配信(アダルト)
Amazon Fire TV Stick | Chromecast with Google TV | Apple TV | |
---|---|---|---|
FANZA動画 FANZA TV | ○ | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
楽天TV | ○ | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
ソクミル | ○ | × | × |
XCITY | ○ | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
MGS動画 | × | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
一方、Fire TVアプリには、アダルト規制が無いので、
Fire TVのリモコンだけでアダルトコンテンツが表示できるのです。
別にアダルト見ないしって思ってましたけど見れるなら仕方ない。
動画配信サービスには、アダルト見放題まで含まれてるサービスも多いから、
まぁ、見れるに越したことは無いのです。特に男性陣・・・この違いを侮るなかれ。
→アダルト動画の見放題サービス徹底比較。おすすめAVサブスクVODまとめ。
キャスト&ミラーリングの違い
これは従来のChromecastから有るメリットですが、
Chromecastは、Androidスマートフォンからミラーリング可能です。
スマホの画面を丸っと映し出せるわけ。
Androidスマホ以外でも、Googleアプリは、
キャスト機能で、Chromecastに画面を転送する事ができる。
例えば、Chromeブラウザからキャスト可能。
WindowsやMacのPCでもChromeブラウザ経由で、Chromecastへキャストできます。
AndroidはスマホOSシェアNo.1であり、ChromeブラウザもWEBブラウザシェアNo.1。
よっぽどのGoogle嫌いでも無い限り、どちらかは使ってるハズ。
WEB画面をミラーリングして、家族で共有したり、
Chrome上で再生する動画や音楽もキャストできるわけです。
iPhoneやiPadの「Googleフォト」アプリからも、Chromecastへキャストできます。
大画面ディスプレイにスマホの写真が表示。
Googleフォトにアップロードしている必要も有りません。
iPhone内の写真や動画も、Googleフォト経由でミラーリングできるのです。
Apple TVのAirPlayと似たような事ができますが、
やっぱり画質や滑らかさはAirPlayに圧倒的に優れています。
Apple TVでは4K HDR動画まで、AirPlayでそのまま綺麗に見れるからね。
写真だけでなく、動画のストリーミングデバイスとしても最強です。
→【2024年最新】Apple TV 4Kでできること。Apple TVのメリット・デメリット、対応アプリ。
一方、Amazon Fire TVでは、Androidスマートフォンでのみミラーリング対応となってますが・・・
正直使えるレベルに達していません。
ミラーリングするには、事前にディスプレイミラーリング状態にする必要も有るし、
Chromecastのように気軽にキャストもできないのです。
Fire TV Stickへミラーリングする方法は、
Fire TVの「設定」→「ディスプレイとサウンド」→「ディスプレイミラーリングを有効にする」を選択。
あとは、Androidからキャストするだけ。※iPhoneミラーリングには未対応です。
実際のところ「AirScreen」や「AirReceiver」を使った方がスムーズ。
AirScreenは無料でも使えますが・・・Amazon純正アプリじゃないので挙動はイマイチ。
Chromecastを使ったキャストとは別物なんで、
アプリ課金してまで使うなら、ストレス無く使えるChromecastを買った方が良いです。
初期設定方法の違い
Fire TV Stickは、単体でセットアップできるので、
WiFiに接続してAmazonアカウント情報を入力すれば、そのまま使えるようになります。
※購入時にAmazonアカウントに紐づけることも可能です。
一方、Chromecastは、Google Home経由で設定する端末。
スマホのGoogle Homeアプリを通して、Chromecastを認識できないと使えるようになりません。
設定するスマートフォンと、Chromecastを同じWiFiに接続する必要が有り、
相互に通信できる必要も有るのです。
※Chromecast with Google TVも同じ仕様です。
これが困るのが、プライバシーセパレーターという機能。
Chromecastが設定できないトラブル。大抵コレです。
ポケットWiFiやモバイルルーター等、
初期設定でプライバシーセパレーター機能がオンになっている為、
接続端末同士での通信がブロックされています。
これを無効化しないと設定できません。Chromecast見つかりません。
シェアハウス、集合住宅、ホテル・・・等でも、
プライバシー保護がオンになってるところ多いと思われます。
旅行先でWiFiを借りて使う場合も、プライバシー保護は当たり前ですし、
スマホからのキャスト云々の問題も有るわけで、
旅行の動画目的で使うならスマホ不要のFire TV Stickを選ぶべきです。
音声リモコンの違い
同じ音声リモコンですが、Chromecastリモコンの方が質感が良いです。
Fire TVはボタンがゴムだし、ボタンの押し心地もChromecastの方が良い。
電池の開け締めも、Chromecastリモコンの方がラク。
Fire TVは、プラスチック素材も柔らかく、いつも電池交換に苦戦する。
そんなに電池交換するのか?というよりも、
Fire TVリモコンって不具合が多いので、私は電池の抜き差しをよくやる。
今の所、Chromecastリモコンはトラブルもない。
あと、いずれも電源ボタンは有るのですが、
Chromecastリモコンは、電源ボタンを押すだけで電源が切れます。これ便利。
Fire TVリモコンは、電源ボタンで本体の電源オフができません。
ホームボタン長押し→スリープを選択して出力オフになります。
Fire TVは、20分操作しなければスリープになるけども、
電源切れないと、ディスプレイに映像出力され続けるのが困るのです。
起動&動作スピードの違い
Fire TV StickとChromecast with Google TVで比べると、
発売時期もFire TV Stick 4K Maxの方が新しく、スペック的にも上。
動作スピードで比較すると、FIre TV Stick Maxの方が早いです。
特に、Amazon関連サービスでは、Fire TVの方が早いです。
この辺は、アプリの最適化というところも有るでしょう。
ただ、Amazon Fire TV 4K Maxよりも、Chromecast with Google TVよりも、
Amazon Fire TV CubeとGoogle TV Streamerの方がサクサク。
これは大きな違いだとも感じました。
最上位モデルで比べるなら、動作スピードの違いもあんまり分かりません。
- Amazon Fire TV Stick HD:6,980円
- Amazon Fire TV Stick 4K(第2世代):9,980円
- Amazon Fire TV Stick 4K Max(第2世代):12,980円
- Amazon Fire TV Cube(第3世代):19,980円
- Chromecast with Google TV HD:4,980円
- Chromecast with Google TV 4K:7,600円
- Google TV Streamer:16,000円
というわけで、よりサクサク見たいならFire TV CubeとGoogle TV Streamerという選択肢。
Google TV Streamerに一本化するので、これを買っておくのが間違いない。
ただ、Fire TV Cubeは、Fire TV Stickに比べると、あんまり普及もしていないし、
値段も19,980円と高額なので・・・万人にはすすめられない。
→最新Amazon Fire TV Cube第3世代と第2世代の違い。Fire TV Stick 4K Maxと比較したメリット・デメリット。
連携デバイス、提供サービスの違い
Chromecastは、Googleが販売する端末。
Fire TV Stickは、Amazonが販売する端末。
他端末への連携は、同じ会社の商品の方が断然優れており、
他社端末へは、むしろ使い勝手が悪かったり、使えなかったりもします。
結局の所、
Googleに縛られているか?
Amazonに縛られているか?
で、使い勝手も大きく変わるわけです。
以下、各社デバイスと各社サービスの一例です。
無意識に使っているサービスも多いハズ。
Amazon | Apple | ||
---|---|---|---|
デバイス | Google Pixel Pixel Watch Pixel Buds Chromebook Chromecast with Google TV Google Nest Audio(Mini) Nest Cam Nest Doorbell Nest Hub Nest Wifi | Fire TV(Stick / Cube) Fireタブレット Echo(Dot / Sudio) Echo Show Echo Buds Kindle Ring | Mac iPhone iPad Apple TV HomePod AirPods Apple Watch AirTag |
サービス | Android OS Android TV Youtube Youtube Music Chrome Google検索 Google翻訳 Googleアシスタント Googleマップ Earth Google Pay Google One Google Meet Google Drive Google Photos Google スプレッドシート Keep Stadia | Amazon Kindle Audible Alexa Amazon Prime Video Amazon Music Kindle Unlimited Amazon Pay Twich AWS FBA Luna | Siri Apple Music Apple TV+ Apple Arcade iCloud Apple One Apple Pay Apple Books Apple Podcast App Store Apple Fitness+ Wallet |
Google端末は、スマートフォンのAndroid(Pixel)を筆頭に、
Chromebook、Nest Audio、Nest Cam、Nest Hub、Nest mini、Nest Wifi、Pixel Buds・・・
Google提供サービスも多岐に渡り、
Youtube、Youtube Music、Chrome、Google検索、Google翻訳、
Google Meet、Google Drive、Google Photos、スプレッドシート・・・
どれも使えなかったら困るモノばかり。
我が家は、Googleサービスの方が依存率が高いので、
Chromecast with Google TVの方が、断然使いやすいというのも有ります。
Amazon製品は値段が格安な分、うっかり揃っちゃいがちなんだけど、
安い故に、全体的に質が劣るのも否めないんですよね。
Echoシリーズって安いけど、ディスプレイ付きのEcho Showは微妙。
画面が必要ならFireタブレットが良いし、音質を求めるならスピーカー単体のEcho Studioを買うべき。
→【2024年最新】Echo Show、Echo Dot、Echo Pop、Echo Spot、Echo Studio、Echo Autoの違い。Echoシリーズ比較。
Amazonデバイスの利点は、Fire TVとEchoを連携してAlexaホームシアターが構築できること。
ARC対応で、テレビの音声もEchoから出力できるようになる。
Echoシリーズは安いし音質も良い。ホントサウンドバー要らず。
→Amazon Fire TV Stick × Echoのオーディオ連携が凄い。Alexaホームシアターでできること。
Googleは音声入力、翻訳機能と強いので、Amazon Echo(アレクサ)より、
Google Home(Googleアシスタント)の方が認識力も一歩上だと思ってる。
特に、日本語は複雑ですからね。両方でIoT化したけどGoogleばっかり使ってる。
ちなみに、Apple端末にも、より強烈なApple縛りが有るわけで、
Apple信者なら、高額でもApple TVにした方が快適です。
Mac、iPhone、iPad、Apple TV、HomePod、AirPods、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloud・・・
Google端末やAmazon端末では連携は難しく、AirPlayが使えるのもApple TVしか有りませんから。
→Apple TV 4K 第3世代と第2世代の違い。歴代Apple TVの種類、新型と旧型の比較。
HomePodやAirPods Proの空間オーディオも凄いと感じた。
オーディオ知識なくとも、Dolby Atmosを手軽に楽しめる。これ素晴らしい。
→動画の音質とサラウンドシステム。5.1ch、7.1ch、Dolby Digital Plus、Dolby Atmos、IMAX Enhancedの意味と違い。
ChromecastとFire TV Stickの比較まとめ
高画質の動画をサクサク楽しむならFire TV Stick 4Kがコストパフォーマンスが高い。
Alexaホームシアターも使えるし、Xbox Cloud Gamingにも対応している。
スペックを考えると9,980円は格安なのです。
- 格安なのに4K対応
- セールで激安になりがち
- アダルト視聴可能
- Amazonサービスとの連携
- EchoとのAlexaホームシアター連携
- Xbox Cloud Gaming対応
ただ、動画視聴以外にも使いたいならGoole TVも検討すべきかなと。
最新の「Google TV Streamer」は、Fire TV Stickよりも高性能。
Android TV OS内蔵でリモコン付きで、動画以外も快適に楽しめる。
FireアプリよりもAndroidアプリ。Fire OSもAndroidべースですからね。
- 2024年の最新モデルでハイスペック
- 対応アプリが豊富
- キャスト、ミラーリングが使える
- Googleデバイスとの連携
- Googleサービスとの連携
- Pixel Buds Pro 2接続で空間オーディオ再生
- GeForce NowやSteam Linkに対応
今の時代にわざわざHDモデルを選ぶ意味もない。
価格差以上に、スペックもだいぶ違います。
どの端末でも動画視聴には困らないけども、
動画視聴以外も考えてるなら、できることは全然違いますので。
Chromecast with Google TVは、Androidベース。対応アプリも超豊富です。
→【2024年最新】Chromecast with Google TVのできること。メリット・デメリット、対応アプリ。
スマホ、PC、スマートスピーカー、IoT家電・・・
動画というエンターテイメントが、囲い込みの入り口ってわけ。
いずれにせよ、一台あるだけでテレビが便利なることは確か。
ハイテク機能の有るテレビを買うよりも、スマートデバイスを購入した方が良い。
敢えてテレビを買わないということで、安くなるということもありますからね。
→NHKが映らないテレビを作る方法。チューナーレスAndroid TVを自作するメリット・デメリット。
テレビアプリよりも、最新スマートデバイスの方が圧倒的にサクサク。
Android TV内蔵テレビとか、Fire TV内蔵テレビとか、ホント要らないのでした。
質問なのですが、Chromecast for google tvはWiFiのプライバシーセパレータをオフに出来ない状態でも使うことは出来るのでしょうか?
集合住宅に住んでいるため、プライバシーセパレータをオフに出来ず、Chromecastの第三世代を使うことが出来ませんでした。
もしご存知でしたらお返事頂きたいです。
よろしくお願い致します。
Chromecast with Googleは、
設定するスマホと同じWiFiを使うのが前提の端末となっています。
プライバシーセパレーターが有効(WiFiの接続先が別)だと、
Google HomeアプリでChromecast with Googleを見つけられませんので、
まず、セットアップができないかと。
Chromecast with Google TVは、単体起動可能とはいえ、
基本的には、スマホ連携が必須の端末。
主たる機能「キャスト」も使えないので・・・
単体セットアップ→単体起動が可能なAmazon Fire TVになるのかなと。
※Apple TVの「AirPlay」もプライバシーセパレーター環境下では使えません。
参考までに。
セットアップだけど、Chromecastヘルプ内に『スマートフォンが手元にない場合は、音声リモコンを使用してセットアップを完了することもできます。』とあるから、これでは出来ないのかな?
横からすみません。
Wi-Fiの設定を触れないのであれば、「自分で設定できるWi-Fi環境を用意する」しかないかと思います。
部屋まで有線LANが来ているなら、そこにWi-Fiルーター(SoftBankAirのようなものではなく、量販店で売っている「無線LAN親機機能を持ったルーター」のことです)を置いて、スマホなどは全てそちらに接続するという方法が使えます。
記事の中で
>Fire TVでも、ミラーリングアプリはありますが・・・
>挙動はイマイチで不具合も多い。
とありますが、Fire TV Stick単体でミラーリングはできます。androidでもiphoneでも問題なく視聴できています。
amazon公式サイトでは、2022年4月時点でiOSミラーリングは未対応と有りますが・・・
iPhoneからでもFire TV Stickへミラーリング可能でしたでしょうか?
「AirScreen」「AirReceiver」等のFire TVアプリは使ってませんでしょうか?
我が家のiPhone、iPadでは、Fire TVを検出できませんでしたので・・・。
The following devices don’t support screen mirroring:
・iOS and MacOS
・Android devices older than Android OS 4.2 (Jelly Bean)
・Android devices that do not support Miracast
・Windows devices that do not support Wireless Display (WiDi)
→Can't Screen Mirror on Fire TV Devices – Amazon Customer Service
また、Androidスマホも不具合なくミラーリングできてますでしょうか?
私のAndroidスマホで「Fire TV 4K Max」のディスプレイミラーリング機能を使うと、繋がらずに暗転してフリーズしてしまうのですよね。。。
FireTV『標準』で対応するスクリーンミラーリング機能は『Miracast』で、iOS自体これに対応していません。
iOSの場合は代わりに『AirPlay』になりますので、FireTVにAirPlay対応アプリを入れてミラーリングすることになります。
(普通にFireTVでインストールできますし、特殊な設定も必要がない、Amazonが配布を許可したアプリです)