Amazon Fire HDレビュー。iPad、Androidタブレットと比較したデメリット。

Amazon Fireタブレットのメリット・デメリット

AmazonのFireタブレットって凄い安いのですけど、

使えば気づく、Fire OSというAmazon縛り。

 

AndroidベースのOSとはいえ、

Androidタブレットとは、全くの別物なんで、

基本的に、万人にオススメできる端末でも有りません。

 

タブレットといえば、やはりiPad・・・

というわけで、主にiPadと比較レビューです。

Fireタブレットのメリット

価格がとにかく安い

Fireタブレットは、値段がスンゲー安いです。

Fire HD(16GB)が5,980円、Fier HD 8(32GB)が9,980円

Fire HD 10(32GB)が15,980円

Amazonでは、基本的に旧型の販売もしないので、

最新モデルでこの値段。

 

Fire 7、Fire HD 8は、クアッドコアCPU(4コア)で、

Fire HD 10は、オクタコア(8コア)ですからね。

相変わらず、端末で儲けようとしてないですAmazon。

 

ただ、Fire 7はSD解像度で、モノラル音声なので辞めた方が良い。

バランスが良く、コスパが高いのは、Fire HDシリーズ。

エンタメ機として使うなら、HD解像度は無いとストレス。

Fire HD 10、Fire HD 8、Fire 7、Plusとキッズモデルの違い。Amazon Fireタブレットの選び方。

 

ちなみに、キッズモデルも、中身は全く一緒であり、

サブスク要らないなら通常モデルが安くて良い。

Amazon Kids+も、Amazonの定額制サービスの中でも微妙だと感じました。

Amazon Kids+(FreeTime Unlimited)レビュー。契約して気づいたメリット・デメリット。

キッズモデルには、キッズケースや2年保証も有るけれど、

格安Fireタブレットにケースや保証付けるなら・・・私は2台買います。

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縦横比16:10のタブレット

Amazon Fireタブレットは、アスペクト比16:10というサイズであり、

一般的なタブレットに比べると、縦に長いです。

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iPadは、アスペクト比4:3(iPad Proは、アスペクト比4.3:3)。

iPadは、幅が広く、エンタメ用途では余分なスペースが生まれがち。

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Fireタブレットを横向きにすれば、ワイドディスプレイになるので、

動画鑑賞時に、無駄なスペースが無い

上が16:10の「Fire HD 10」、下側が4.3:3の「iPad Pro 11」。

Fire HDの方が、上下の黒帯幅が狭く、実際の映像も大きく表示される。

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また、Fireタブレットは、漫画にも最適。

マンガの単一ページ表示で、Fireタブレットがジャストフィット。

こちらも無駄な余白が少ないのです。

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一方、アスペクト比4:3のiPadは、書籍(文庫等)に向いているんだけど、

Kindleの電子書籍は、基本的に可変レイアウト(リフロー型)。

端末サイズ合わせて、自動的に最適化してくれるから、

文字だけの本には、タブレットの縦横比って、あまり関係ないのです。

※参考→電子書籍と自炊のデメリット。本のデジタル化で知っておくべきこと。 | ビジネス幼稚園

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縦横比が関係するのは、固定レイアウト型(リフロー不可)の電子書籍。

マンガ本、雑誌、図版本といったイラストや写真がメインの本、

あとは、自分でデジタル化(自炊)する場合。

リフローできない≒小さい画面では見づらいのです。

 

ちなみに、マンガの見開き表示は、iPadがジャストフィット、

Fire HDでは、ちょっとサイズが合わず、変な余白できる。

SDカードスロットが有る

Fireタブレットは、microSDカードを挿せるので、

データの保存領域であるストレージ容量を増やすことが可能です。

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最新モデル Fire HDでは、最大1TBまで拡張できるようになっており、

動画、音楽、アプリ、写真、書籍・・・と、

SDカードにダウンロードできるのです。

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容量の多い動画やマンガを気にせずダウンロードしまくれる。

オフラインでもストレス無く使えるわけです。

 

iPadには大容量ストレージを持つモデルも有りますが、

外部ストレージには未対応。

そもそも、内蔵ストレージを増やせば、本体価格も高額になるわけで、

SDカードが使えるってだけで安上がり。

Fireタブレットも、ストレージ容量が少ない方が安いですからね。

 

私は、64GBモデルも使ってますが、内部ストレージは半分も使わず、

256GBのmicroSDカードを挿して、SDカードメインで保存してます。

32GBモデルでも良かったと思ってます。

Echo Showとしても使える

第8世代(2019年)のFire HDシリーズからは、

FireタブレットでAlexa対応となり、音声操作ができる端末へ。

Showモードにより、スマートディスプレイ「Echo Show」と同じ事ができるのです。

※Fire 7(2020年)は、Showモード非対応です。

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Echo Showと同等の機能が使えるわけで、

Amazon Music、Prime Videoの再生だけでなく、

IoT家電操作をしたり、ニュースや天気予報を聞いたり、

アラームやタイマーの設定をしたり、

Amazonでの買い物も、音声操作(Alexaハンズフリー)でできるのです。

 

充電中はスマートデバイスとして使うって発想、凄いですね。

Echo Showよりも安くて画面もデカイし、フォトフレームとしても良い。

「Fire HD 8 Plus」と「Fire HD 10 Plus」の無接点充電機能も、

このShowモードの為に有るようなもの。

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Alexaアプリで、Echo Showユーザーとのビデオ通話もできる。

更にFireタブレットなら、Fire OSアプリが使える。

Echoとは違い、Kindle読めたり、ブラウザ検索したりもできるのです。

Echo、Echo Showに劣るのは・・・スピーカーくらいなんで、

我が家のEchoも、マジで出番が無くなりました。

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Fire HD 10なら、スピーカー音質もそこそこ良いし、

ステレオスピーカーなりに、Dolby Atmosには対応しているからね。

サラウンドシステムの種類と「5.1ch、7.1ch、9.1ch、Dolby Atmos」の違い

 

ちなみに、Fire HDには、

スリープまでの時間が最大30分→画面オフというデメリットが有るのですが、

開発者オプションで「充電中はスリープしない」という設定が可能です。

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開発者オプションは、非表示となってますが、

設定→端末オプション→シリアル番号を連打することで、

開発者オプションの項目が表示されます。

Showモードで使わない場合も、設定しておいた方が良いかと。

Fireタブレットのデメリット

対応アプリが少ない

Fireタブレット最大のデメリットは、

Fire OSというAmazon独自のOSを採用していること

これにより、使えるアプリがスンゲー少ないです。

AndroidタブレットやiPadで使えるアプリが、当たり前に無い。

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Amazon端末ということで、AppleやGoogleアプリにも制限が有るわけで、

快適に使えるのは、Amazonサービスアプリばかり。

Apple MusicやYoutube Music、iCloud写真やGoogleフォトも使えないし、

AppleやGoogle端末へのミラーリング、AirDropもできません。

 

また、同じAmazonストアのFire OSアプリでも、

Fire TVとFireタブレットでは使えるアプリも異なるので注意。

Fireタブレットでは、動画配信サービスも未対応だらけなのです。

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Fireタブレット対応アプリ

Fire OS
(Fireタブレット)
Android OS iPad OS
Amazon
プライムビデオ
Hulu
Netflix
U-NEXT ×
dTV ×
dアニメストア ×
TSUTAYA TV ×
DAZN
FOD ×
Paravi ×
ビデオパス ×
ゲオTV ×
楽天TV ×
DMM動画プレイヤー ×
GYAO!
Youtube
ニコニコ動画 ×
TVer ×
ABEMA
WOWOWオンデマンド
Twich
バンダイチャンネル
Apple TV+(iTunes) ×
Google Play × ×

Fire TVと同じアプリが使えると思ってたから、けっこーショック。

Youtube、Hulu、Netflix、ABEMA、DAZNには対応してますが、

U-NEXTもdTVもFODもParaviもTVerもApple TV+も・・・

Fireタブレットには対応していないのです。

Fire TV Stickでは、ほぼ完ぺきに対応しているんだけどね。

Amazon Fire TV Stick、Chromecast、Apple TVの比較と違い。オススメの動画再生端末と選び方。

 

逆に、Fireタブレットで対応しているアプリはというと、

SNSでは、Twitter、Instagram、TikTok。

クラウドストレージは、Dropbox、OneDrive、Evernote。

LINEには未対応ですが、SkypeやZoom、Alexaのビデオ通話は使えるので、

オンラインミーティング端末としては使えなくも無い。

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2021年5月には、Microsoft 365アプリにも正式対応となりました。

Fire HDでMicrosoft Office(Word、Excel)が使える利点は大きいですね。

 

検索ブラウザも、AmazonのSilkブラウザなら使えるので、

「G suite for Education(Google Classroom)」を使ったオンライン授業や

ミライシード(ベネッセ)の「ドリルパーク」とかにも対応はできました。

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ちなみに、Fire OSにGoogle Playをインストールする方法も有るのですが、

その手順は、なかなか面倒であり非公式。

確実にアプリが動く保証もないし、だったら最初からAndroid端末を選ぶべきかと。

高スペックでは無い

コストパフォーマンスが高いというのは、

同じ値段で買うなら・・・という話。

Fireタブレットが高スペックかといえば、そんなことは有りません。

 

Amazonタブレットでは、Fire HD 10が最上位モデルで有り、

これがFireタブレットの限界でも有る。

GPSは無いし、カメラ性能も500万画素、フラッシュ機能も無い。

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解像度もFire HD 10ではフルHD(1920×1200)の224ppiが限界であり、

iPadは2160×1620、iPad Proなら2048×2732と高精細。

解像度という点だけでなく、パネルも違い、

実際、見比べて見るとRetinaディスプレイの方が反射しずらく綺麗です。

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タブレットを触った感じもiPadは全然違う。

動作のサクサク感、タブレットの質感、iPadのが断然上。

処理が重いってのは、スペック云々の話でも無く、

iPadは低スペックでもサクサク。OSから素晴らしいの。

Apple Pencil、ペンタブとしても使えるわけで、

値段以外は、どれをとってもiPadには敵わないのさ。

 

iPadと比べるとベゼルも太く、デザインも野暮ったい。

外装もプラスチック素材で、質感も安っぽい。傷もつきやすいから。

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Fire HD 10は、オクタコアでゲームアプリも動作するとはいえ、

グラフィック性能は高いとは言えないし、

Steam LinkやGeForceNowといった、ストリーミングゲームアプリにも未対応。

これはFire TVも同じなんで、GoogleのChromecastのが便利だったりする。

「Chromecast with Google TV」と「Amazon Fire TV Stick 4K」の比較と違い

 

肝心のゲームアプリをAmazonストアで買うか?って話

Amazonでゲーム買っても、Fireタブレット以外では楽しめないのよ。

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Appleには、iPhone、GoogleにはAndroidスマホが有るのに、

AmazonにはFire OSのスマホが無いわけで、

Amazonアプリストアというプラットフォーム自体が弱い。

 

実際、我が家がFireアプリで買ったのはマインクラフトくらい。

親アカウントで購入すれば、子供もプレイできるわけで、

ゲーム機で買うと高いですからね。

※参考→マインクラフトの種類と選び方。ソフト価格、オンラインマルチプレイ料金の違い。 | ツカツカCAMP

Amaznサービスへの誘導が有る

Fire OSのホーム画面も独自UIであり、

おすすめ、ホーム、本、ビデオ、ゲームとアプリ、ストア、ミュージック・・・と、

基本的にAmazonのサービスが並びます。

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Amazonで売ってるサービス、商品を嫌でも目に入るわけで、

知らないうちに売り込まれているのさ。

 

Fireタブレットは、ロック画面でも広告表示してくるのよ。

※ロック画面の広告は、設定からオフにできます。

 

Alexaのサブスク提案で、うっかりAmazon Music Unlimitedとか契約してる人も多いよね。

音声で「はい」と言うだけで契約できてしまうってのも怖い。

設定次第で制限はできるけども、そんなこと知らんって人も多いはず。

 

まぁ、価格が安いってのは、そういうこと。

Amazonプライムビデオも動画再生前にCMが入りますからね。

Amazonユーザーの私が感じるAmazonプライム・ビデオのメリット・デメリット。

Fireタブレットまとめ

Amazonユーザーを増やすため、Fireタブレットの価格は激安なわけで、

Amazonサービスを使う端末として割り切って使うなら、文句はありません。

 

Kindle、Prime Video、Amazon Photos、Prime Music、Alexa・・・だけでなく、

タブレットとしての機能も使えますからね。

WEB検索、YouTube、Netflix、Hulu、Zoom、Microsoft Office・・・

メジャーアプリがストレス無く使えるだけでも価値は有るハズ。

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特に、Echo Showとしても使えてるのは便利。

Alexaの音声操作も一通りできるし、画面も8インチと10インチと選べる。

Fire HD 10、Fire HD 8、Fire 7、Plusとキッズモデルの違い。Amazon Fireタブレットの選び方。

 

自宅のIoT化の操作端末としても使えるし、

Fireタブレット + Echo Showで、約1万円~

最上位の10インチモデルでも、iPad miniの半分にも満たない金額ですからね。

 

難点は、強烈なAmazon縛り。

Amazon以外のサービスも使いたいなら、

多少高くても、iPad、Androidタブレットにした方が良い。

iPadだって4~5万円で買えるわけで、むしろこちらが適正価格。

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Amazonにハマればハマるほどに、抜け出せなくなるし、

他サービスを体験する機会も奪われるのさ。

まぁ、これはAmazonに限った話では無く、

理解して使うの人えば、何も問題はないのさぁー。

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