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テレビで動画配信サービスを視聴するのに欠かせないのが、
STB(セットトップボックス)と言われる、動画再生端末。
アップルのApple TVに次いで、GoogleのChromecast、AmazonのFire TVも登場。
いずれの端末も進化を続け、4K HDR、Dolby Atmos対応へ。
2024年現在では、いずれも超高性能なわけで、
Amazon、Google、Apple以外の選択肢も無いと思ってます。
日本では、RokuもNexusも無いからね。
ただ、3社のウチ、どの端末を選べば良いのか?となると、
値段や、スペックだけでは比較できない部分も多い。
アップル、グーグル、アマゾン・・・とサービスも大きく異なるので、
それぞれの端末で、できることも大きく違うってことで、
今回は、3社のストリーミングデバイスの違いについて。
- Fire TV Stick HD:6,980円→ 3,480円(50%OFF)
- Fire TV Stick 4K:9,980円→ 5,980円(40%OFF)
- Fire TV Stick 4K Max:12,980円→ 7,980円(39%OFF)
- Fire TV Cube:19,980円→ 13,980円(30%OFF)
基本スペック比較
各社HDモデルと4Kモデルを販売していますが、
販売価格は大きく異なり、スペックも全然違います。
というわけで、まずは価格と基本スペックの違いから。
HDモデルの比較
Amazon Fire TV、Chromecast、Apple TVと、
いずれも、HDモデルが有りましたが、
2022年11月のApple TV 4K(第二世代)の登場により、Apple TVのHDモデルは販売終了。
現在、HDモデルが有るのは、Fire TV StickとChromecast with Google TVとなりました。
2024年8月には、Chromecast with Googleの生産終了を発表しているので、
今後、廉価モデルは、AmazonのFire TV Stickだけになりそうです。
Fire TV Stick HD | Chromecast with Google TV HD (2Kモデル) | |
---|---|---|
発売日 | 2024年10月22日 | 2022年9月22日 |
価格 | 6,980円 | 4,980円 |
本体サイズ | 86 x 30 x 13mm ※スティック型 | 162 x 61 x 12.5mm ※円形型 |
重量 | 32.0g | 55g |
CPU | クアッドコア1.7 GHz | クアッドコア Amlogic S805X2 |
メモリ | 1GB | 1.5GB |
ストレージ | 8GB | 8GB |
リモコン | Alexa対応 音声認識リモコン (2024年モデル) | Chromecast音声リモコン Googleアシスタント対応 |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
解像度 | フルHD(1080p, 60fps) | フルHD(1080p, 60fps) |
HDR | HDR10、HDR10+、HLG | HDR10、HDR10+、HLG |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 5 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | 不明 |
入出力端子 | HDMI Micro USB(電源用) | HDMI USB Type-C(電源用) |
発売当初は、いずれも4,980円と価格が一緒ですが、
2024年10月のFire TV Stick HDの登場により、6,980円へと値上げ。
最新のFire TV Stick HD(2024)の中身は、第3世代のFire TV Stick(2020)から進化していないので、
2022年9月に出たChromecast with Google TV HDの方が、実際の中身は新しく、
処理スペック的な部分でも上となっています。
Amazon Fire TV Stick HDは、4年前のモデルを名称変更して新モデルにしただけ。
廉価版モデルであり、動作スピードにも難が有ると感じました。
そもそもの話、これから買うなら4Kモデルのが良い。
スペックで考えても、4Kモデルの方がコストパフォーマンスが高いです
4Kモデルの比較
Fire TV Stick 4K 第2世代 | Fire TV Stick 4K Max 第2世代 | Chromecast with Google TV 4Kモデル | Apple TV 4K 第3世代 | |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2023年10月18日 | 2023年10月18日 | 2020年11月25日 | 2022年11月4日 |
発売価格 | 9,980円 ※2024年10月値上げ | 12,980円 ※2024年10月値上げ | 7,600円 | 19,800円 64GB 23,800円 128GB Ethernet |
本体サイズ | 99× 30 ×14 mm ※スティック型 | 99× 30 ×14 mm ※スティック型 | 162 x 61 x 12.5mm ※円形型 | 31×93×93 mm ※ボックス型 |
重量 | 43.5g | 43.5g | 55g | 208g 64GB 214g 128GB Ethernet |
CPU | クアッドコア 1.7 GHz×4 | クアッドコア 2.0 GHz×4 | クアッドコア Amlogic S905X3 | シックスコア A15 Bionicチップ |
メモリ | 2GB | 2GB | 2GB | 4GB |
ストレージ | 8GB | 16GB | 8GB | 64GB 128GB |
リモコン | Alexa対応 音声認識リモコン (第3世代) | Alexa対応 音声認識リモコン Enhanced | Chromecast音声リモコン Googleアシスタント対応 | Siri Remote (第3世代) ※USB Type-C充電可能 |
オーディオ | Dolby Digital Dolby Digital Plus Dolby Atmos | Dolby Digital Dolby Digital Plus Dolby Atmos | Dolby Digital Dolby Digital Plus Dolby Atmos | Dolby Digital Dolby Digital Plus Dolby Atmos |
解像度 | 4K Ultra HD (2160p、60fps) | 4K Ultra HD (2160p、60fps) | 4K Ultra HD (2160p、60fps) | 4K Ultra HD (2160p、60fps) |
HDR | HDR10 HDR10+ Dolby Vision HLG | HDR10 HDR10+ Dolby Vision HLG | HDR10 HDR10+ Dolby Vision HLG | HDR10 HDR10+ Dolby Vision HLG |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 6 2×2 MIMO対応 |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 5.0 |
入出力端子 | HDMI Micro USB(電源用) | HDMI Micro USB(電源用) | HDMI USB Type-C(電源用) | HDMI 2.1(eARC) ギガビットEthernet ※128GBのみ |
2022年にApple TVのHDモデルがなくなり、Appel TV 4Kのみとなりましたが、
2023年にFire TVが4Kモデルを2つに増やしました。
「Fire TV Stick 4K」「Fire TV Stick 4K Max」の2択へ。
2024年にFire TV 4Kと4K Maxが3,000円の値上げ。
2024年にGoogleが「Chromecast with Google TV」の販売終了を発表し、
「Google TV Streamer」へ一本化。
Chromecast with Google TV 4Kは、値段そのまま在庫処分なので、
4K視聴可能ということで比較すると、Chromecastの4Kモデルは買い時かなと。
リモコン付きとなり、Android TV OS内蔵と、今までのChromecastとは別物。
Fire TVアプリに比べて対応アプリも非常に多いし、Googleサービスも多い。
→Chromecast with Google TVのできること。対応アプリとメリット・デメリット。
Fire TV StickシリーズとAppel TV 4Kを比較するのはナンセンスなのですが、
Amazonデバイスの中では、4Kモデルが一番コスパ高いモデル。
9,980円という価格で、4K HDR(Dolby Vision、HDR10+、HLG)とDolby Atmosに対応。
CPUの向上だけでなくWi-Fi 6にも対応へ。2024年にはXbox Cloud Gamingにも対応。
Echoデバイスと連携することで、簡単にホームシアター環境も構築できるので、
動画視聴ならこれ以上ない端末に仕上がってます。
→【2024年最新】Amazon Fire TV Stick HD、4K、4K Max、Cubeの違い。Fire TVシリーズ比較。
Apple TV 4Kは、2022年11月に第3世代となり、
A15 Bionicチップ、MIMO Wi-Fi 6対応、ギガビットEhernetも内蔵、
上記の中で、スペックは圧倒的であり、実際使ったサクサク感も全然違います。
比較するなら、高性能モデルのFire TV CubeとGoogle TV Streamerですね。
高性能モデルの比較
性能という点においては、Apple TVが圧倒的なスペックを誇っていましたが、
Fiire TVにも最高峰モデルのFire TV Cubeが登場し、
2024年9月には、Googleも高性能モデル「Google TV Streamer」へ一本化が決定。
フラッグシップモデルのスペック比較では、こんな感じ。
Fire TV Cube 第3世代 | Apple TV 4K 第3世代 | Google TV Streamer | |
---|---|---|---|
発売年 | 2022年10月27日 | 2022年11月4日 | 2024年9月24日 |
発売価格 | 19,980円 | 19,800円 64GB 23,800円 128GB Ethernet | 16,000円 |
本体サイズ | 86 ×86 × 77 mm | 31×93×93 mm | 161.6 x 75.6 x 26.7mm |
重量 | 513g | 208g 64GB 214g 128GB Ethernet | 160.7 g |
CPU | オクタコア (2.2GHz×4、2.0GHz×4) | シックスコア A15 Bionicチップ | クアッドコア1.8GHz MediaTek MT8696 ※非公表 |
メモリ | 2GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 16GB | 64GB 128GB | 32GB |
リモコン | Alexa対応 音声認識リモコン Enhanced | Siri Remote (第3世代) ※USB Type-C充電可能 | Google TV Streamer 音声リモコン |
オーディオ | Dolby Digital Dolby Digital Plus Dolby Atmos | Dolby Digital Dolby Digital Plus Dolby Atmos | Dolby Digital Dolby Digital Plus Dolby Atmos |
解像度 | 4K Ultra HD (2160p、60fps) | 4K Ultra HD (2160p、60fps) | 4K Ultra HD (2160p、60fps) |
HDR | HDR10 HDR10+ Dolby Vision HLG | HDR10 HDR10+ Dolby Vision HLG | HDR10 HDR10+ Dolby Vision HLG |
Wi-Fi | Wi-Fi 6(802.11ax) 2×2 MIMO対応 | Wi-Fi 6(802.11ax) 2×2 MIMO対応 | Wi-Fi 5(802.11ac) |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.1 |
eARC/ARC | 〇 | 〇 | × |
入出力端子 | HDMI入力、HDMI出力、 Ehernet10/100Mbps、 USB-A、赤外線ポート、電源 | HDMI 2.1(eARC)、 ギガビットEthernet ※128GBモデルのみ | USB-C(電源及びデータ転送) HDMI 2.1(Type A) ギガビットEthernet |
クラウドゲーミング | Xbox Cloud Gaming | × | GeForce Now |
ホームシアター | Alexaホームシアター ※Echo連携 | ホームシアターオーディオ ※HomePod連携 | × |
イヤホン 空間オーディオ | 不可 | AirPods Pro(第1世代) AirPods Pro(第2世代) AirPods Max AirPods(第3世代) Beats Fit Pro | Google Pixel Buds Pro 2 |
広告非表示 | 不可 | 常に非表示 | 基本的に不可 ※アプリ専用モードで非表示 |
Apple TV 4Kが値下げをしたの対し、Fire TV Cubeは値上げをしたので、
比べると高額であり、スペックも劣ります。Amazonなのに割高なのがCubeです。
→最新Amazon Fire TV Cube第3世代と第2世代の違い。Fire TV Stick 4K Maxと比較したメリット・デメリット。
2024年に登場した、Google TV Streamerが一番安い16,000円。
Apple TVと比べてもスペック劣らず、Googleは対応アプリも多い。
GeForce NowやSteam Linkが使えるのも良いけど、
Google Nest Audioとは連携できないのでホームシアターは構築不可能。
Google Pixel Buds Pro 2で空間オーディオが使えるのが救いかな。
→最新Google TV StreamerとChromecast with Google TVの違い。歴代クロームキャストの種類、新型4Kと旧型HDの比較。
Appleデバイスとの連携を考えるなら、Apple TV 4Kしか無く、
HomePod連携でホームシアター、AirPodsで空間オーディオと対応済み。
GoogleやAmazonのように広告表示も無いので、値段も安く感じます。
Appleユーザーは、Apple製品を揃える利点も多いので・・・
iCloud、AirPlay、HomePod、AirPodsとスムーズに連携しまくりで非常に快適。
Appleエコシステムが素晴らしすぎるんだけど、
逆を言えば、Appleユーザーじゃないなら全く要らない端末ですね。
→【2024年最新】Apple TV 4Kでできること。Apple TVのメリット・デメリット、対応アプリ。
動画アプリの違い
Apple TV、ChromeCast、Fire TV Stickと、
動画を見る為に検討する人がほとんどのハズ。
ストリーミングデバイス≒動画視聴というイメージも有る。
現在利用している動画サービスだけでなく、
今後、利用するかもしれないサービス。
スペック云々よりも、対応アプリってわけ。
というわけで調べました。
Fire TV対応アプリ一覧:動画配信
Amazon Fire TV Stick | Google TV (Chromecast) | Apple TV | |
---|---|---|---|
Youtube | ○ | ○ | ○ |
Netflix | ○ | ○ | ○ |
ディズニープラス | ○ | ○ | ○ |
Amazon Prime Video Amazonビデオ | ○ | ○ | ○ |
Apple TV+ iTunes Store ビデオ | ○ | ○ | ○ |
Google Play 映画&TV | × | ○ | △ ※AirPlay |
U-NEXT | ○ | ○ | ○ |
ABEMA | ○ | ○ | ○ |
TVer | ○ | ○ | △ ※AirPlay |
Hulu | ○ | ○ | ○ |
FOD | ○ | ○ | ○ |
TELASA | ○ | ○ | ○ |
Lemino | ○ | ○ | × |
dアニメストア | ○ | ○ | △ ※AirPlay |
ビデオマーケット | ○ | ○ | ○ |
WOWOWオンデマンド | ○ | ○ | × |
クランクイン!ビデオ | ○ | ○ | × |
バンダイチャンネル | ○ | ○ | ○ |
Rakuten TV | ○ | ○ | ○ |
DMM TV | ○ | ○ | △ ※AirPlay |
FANZA TV (DMM動画) | ○ | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
TikTok TV | ○ | ○ | × |
Twich | ○ | ○ | ○ |
ニコニコ動画 | ○ | ○ | ○ |
TED | ○ | ○ | ○ |
Dailymotion | ○ | △ ※キャスト | ○ |
Vimeo | ○ | △ ※キャスト | ○ |
Udemy | △ ※ブラウザ再生 | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
Fire TV対応アプリ一覧:スポーツ&フィットネス
Amazon Fire TV Stick | Google TV Streamer (Chromecast) | Apple TV | |
---|---|---|---|
DAZN | ○ | ○ | ○ |
NBA Rakuten | ○ | ○ | ○ |
J SPORTS オンデマンド | ○ | ○ | ○ |
SPOTV NOW | ○ | ○ | ○ |
RedBull TV | ○ | ○ | ○ |
MLB.TV | ○ | ○ | ○ |
LEAN BODY | △ ※ブラウザ再生 | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
SOELU | △ ※ブラウザ再生 | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
いずれの端末も、主要の動画配信サービスには対応してますが、
Apple TVだけ、未対応な動画配信サービスが・・・有ると言えば有るレベル。
以前は、お互いの動画サービスで制限が有りましたが、
Amazon Fire TVでYoutubeが視聴可能となり、
ChromecastやApple TVでAmazonプライム・ビデオも視聴可能へ。
そして、Apple TV+もFire TV、Chromecast with Google TVで視聴可能となりました。
→Apple TV+(アップルTVプラス)を契約して気づいたメリット・デメリット
動画配信サービスが同じなら、アプリの動作も同じ。
端末が変わっても、アプリのUIは同じで、使い勝手も変わりません。
ただ、ChromecastとApple TVでは、
一部スマホアプリからキャスト(AirPlay)して使う仕組みなので気をつけて。
専用アプリが無く、スマホ操作から起動が必須なアプリが有る。
Chromecastでは、スマホでキャストロゴをタップ→Chromecastで再生。
同様にApple TVでは、Air Play対応するアプリが有る。
左がAirPlayマーク、右がキャストマークです。
ミラーリングの違い
Apple TVとChromecastは、
スマホやパソコンの画面を、ディスプレイに映し出す「ミラーリング」が可能です。
AndroidはCast(キャスト)、iOSはAirPlay(エアプレイ)。
AndroidとChromeブラウザ(PC)は、Chromecastへのミラーリングが可能であり、
Apple端末(iPhone、iPad、Mac)も、Apple TVへAirPlayミラーリングが可能です。
AmazonのFire TV Stickでは、ミラーリングに難があります。
Fire OSの基本機能としてミラーリングが備わっておらず、
有料の「Air Receiver」アプリにてミラーリング可となる仕組み。
ただ、正直微妙なので、おすすめしません。
また、Apple TVやChromecastは、動画アプリが対応してなくとも、
無理やりスマホ画面ごとミラーリングして、
ディスプレイ出力することも可能だったりします。
※あくまでミラーリングなので、専用サプリ再生より画質や安定性は劣ります。
ミラーリングに関しては、AppleのAirPlayが圧倒的ですね。
端末間の連携まで考えて、徹底的に作り込まれてる印象。
Googleキャストと比べてもAirPlayは安定しているし、映像も綺麗。
この辺は、ソフトウェアから端末まで、全て自社で作ってる強みですね。
対応アプリの違い
「Amazon Fire TV Stick」は、Fire OSアプリ、
「Apple TV」は、tvOSアプリ、
「Chromecast with Google TV」は、Android TV OSアプリ、
OSが違うので、対応アプリも大きく異なります。
スマートフォンがメインの時代、
やはりiPhoneのiOS、Androidベースのアプリが大半を占めるわけで、
AmazonのFire TV Stickは弱い気がしました。
Fire TVアプリって、動画サービス以外では微妙なアプリが多く、
Fire TV→Fire TV Stickへのモデルチェンジから、
Amazonデバイス(Fire OS)では、ゲームアプリが非常に弱いです。
Amazonではスマートフォンも無いし、高スペックデバイスもないわけで、
わざわざFireタブレット(Fire HD)や、Fire TVでゲームやるって人も少ないハズ。
→Amazon Fire HDレビュー。iPad、Androidタブレットと比較したデメリット。
一方、Android TV OSには、スマホ同様にゲームアプリも多い。
Apple TVに比べても、アプリ数は間違いなく多い。
できることだけ考えたら、Google TVが一番多いです。
→【2024年最新】Chromecast with Google TVのできること。メリット・デメリット、対応アプリ。
アプリ数ではGoogleに劣るApple TVですが、
CPU、メモリ、GPU、WiFi性能とスペックで最高峰なので、快適に使うならこっち。
NASのメディアプレイヤーやゲーム端末としても快適に使えるし、
Appleデバイス連携で、更にできることも増えまくります。
→【2024年最新】Apple TV 4Kでできること。Apple TVのメリット・デメリット、対応アプリ。
また、Google TVとApple TVで、Steam Linkにも対応しており、
PCゲームが、小さな端末でストリーミングプレイできてしまうのさ。
しかも、Google TVは、GeForceNowにも対応している。
ただ、2024年にAmazon Fire TVシリーズが、Xbox Cloud Gamingに対応へ。
ゲーム機もゲームソフトも不要で遊びたいなら、Fire TV一択となりました。
ゲーム機不要で楽しめるって凄い技術なんだな。
クラウド&ストリーミングゲームの対応状況
Amazon Fire TV Stick | Google TV Android TV (Chromecast) | Apple TV | iPhone/iPad | Android | Mac | Windows PC | Meta Quest | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GeForce Now | × | 〇 | × | 〇 Safari | 〇 | 〇 Safari | 〇 | × |
Xbox Cloud Gaming | 〇 | × | × | 〇 Safari | 〇 | 〇 Safari | 〇 | 〇 |
Steam Link | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Moonlight | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
Parsec | × | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
Xbox リモートプレイ | × | × | × | 〇 | 〇 | × | 〇 | × |
PlayStation NOW | × | × | × | × | × | × | 〇 | × |
PS Remote Play | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
Google Play ゲーム | × | 〇 | × | × | 〇 | × | × | × |
Amazonアプリストア | 〇 | × | × | × | × | × | × | × |
Apple Arcade App Storeゲーム | × | × | 〇 | 〇 | × | 〇 | × | × |
Amazon Luna ※米国のみ | 〇 | × | × | 〇 Safari | 〇 | × | × | × |
Google Stadia ※サービス終了 | × | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
地上波のテレビを見たいなら、Apple TVは避けるべきですね。
Apple TVは、TVerアプリに未対応であり、DTCP-IP対応アプリも無い。
Nasne(Torne mobile)やDiXiM Play使えません。
液晶ディスプレイをテレビ化する場合も、Apple TVは微妙かなと。
一家に一台ネットワークレコーダーも有るハズ。テレビを見るのにテレビは不要。
→iPhone、iPad、PCでテレビ視聴&録画する方法。ワンセグ、フルセグ、チューナー、レコーダーの違い。
対応アプリ一覧:DTCP-IP
Amazon Fire TV Stick | Chromecast with Google TV | Apple TV | |
---|---|---|---|
DiXiM Play | ○ | ○ | × |
nasne torne mobile | ○ | ○ | × |
REC-ON | △ ※REC-ON Cast | △ ※キャスト | × |
音楽アプリは、Amazon Musicだけ寛容ですけど、
Youtube MusicやApple TVは、他社デバイスでは使えなくなってます。
なんだかんだで、Spotifyが使いやすいけど、この辺は空間オーディオとの兼ね合いで。
対応アプリ一覧:ミュージック
Amazon Fire TV Stick | Chromecast with Google TV | Apple TV | |
---|---|---|---|
Spotify | ○ | ○ | ○ |
Youtube Music | × | ○ | × |
Amazon Music | ○ | ○ | ○ |
Apple Music | × | × | ○ |
TIDAL Music | ○ | ○ | ○ |
Deezer | × | ○ | × |
AWA | × | ○ | × |
LINE MUSIC | × | × | × |
FireタブレットやKindleといったAmazonデバイスでは、GoogleとAppleのサービスに制限が有るわけで、
やっぱりFire OSって使いづらいのは否めない。
この辺は、スマートフォンでOSを作ってないAmazonの弱みかと。
ホームシアター対応の違い
AmazonもGoogleもAppleも独自のスマートスピーカーを作っていますが、
このスピーカー連携で劣るのがGoogleデバイスです。
Google TVは、Google Nest Audioと連携することができません。
Chromecastの音声をNest Audioに出力はできるけど、ただのBluetoothスピーカーとしてなのです。
Bluetooth故の遅延もあるし、他社のようなホームシアターとして使えないのです。
せっかくステレオペアも有意義に使えない。音楽専用のNest Audioというわけ。
その点、Apple TVには、Home Podでホームシアター環境が作れるし、
Air Pods ProやAirPods Maxでも空間オーディオを楽しめる。
Amazon Fire TVには、格安Echoでもホームシアター対応。
Echo DotやEchoというスマートスピーカーも格安に手に入りますからね。
→Amazon Fire TV Stick × Echoのオーディオ連携が凄い。Alexaホームシアターでできること。
最高峰の映像体験、Dolby Atmos対応のホームシアターを考えているならEcho Studioが手軽です。
ワイヤレスでスピーカー接続は、専用スピーカー買うよりも圧倒的にラク。
音楽を聴く為のスピーカーとしても、Echo Studioは素晴らしい。
→Amazon Echo Studioレビュー。2台ステレオペアで3Dオーディオ再生して気づいたこと。Echo、Echo Dotとの違い。
アダルト対応の違い
GoogleとAppleには、アダルトコンテンツへの規制が有りますが、
Amazonには、アダルトに寛容なのでFire TV Stickでもアダルト視聴が可能です。
Fire TV Stickだけ、直接アダルト視聴ができる。
Apple TVやChromecastのように、スマホからキャストする必要も無いのです。
DMM(FANZA)、TSUTAYA TV R18、楽天TV(AV見放題)・・・
単体でアダルトまで再生できるのはFire TVだけ。
※Apple TVとChromecastは、スマホのブラウザアプリから転送視聴となります。
対応アプリ一覧:動画配信(アダルト)
Amazon Fire TV Stick | Chromecast with Google TV | Apple TV | |
---|---|---|---|
FANZA動画 FANZA TV | ○ | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
楽天TV | ○ | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
ソクミル | ○ | × | × |
XCITY | ○ | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
MGS動画 | × | △ ※キャスト | △ ※AirPlay |
今ではアダルト見放題の動画配信サービスも豊富ですからね。
大画面テレビでアダルトが見れるって利点。男性には大きいかと。
→アダルト動画の見放題サービスを比較。成人男性にオススメのVODランキング。
アダルトで圧倒的なコスパを誇るのが「DMMプレミアム」。
DMM TVの約19万本だけでなく、FANZA TVのアダルトまで見放題で月額550円は激安。
→アダルト込み月額550円「DMMプレミアム」評判レビュー。DMM TVとFANZA TVの違い。
自宅にアダルトビデオを保管しておかなくて良い。
父親の威厳を失うリスク。家族に見つかって気まずくなるリスク。
動画配信なら避けられます。
各デバイスの特徴:メリット・デメリット
Fire TVの特徴
- 4Kモデルが9,980円と最安
- アダルトコンテンツが再生できる
- Echo連携でホームシアター化が可能
- Amazonサービス(Alexa、Amazon Music&Photos)との連携
- Xbox Cloud Gaming対応
- 動画以外のアプリが微妙
- Apple、Googleサービスへの制限あり
- iPhone、Androidミラーリング不可能
- Steam Link未対応
- 広告が多く非表示にもできない
- 有線LANが遅い、ギガビットイーサネット未対応
Amazon最大のメリットは値段です。
Amazon端末、Amazonプライム会員費も安い。
プライム会員で、自宅がAmazon端末だらけの人も多いハズ。
Fire TV Stickも動画見るだけなら一番格安であり、
Fire TV StickリモコンもAlexa対応なので、
自宅のAmazon端末へ連携したり、IoT家電も操作可能へ。
Echoシリーズと連携して「Alexaホームシアター」も構築できるようになってます。
Amazonプライム会員なら、
Amazon Primeビデオ、Amazun Prime Musicも聞き放題、
無制限のフォトストレージも使えるし、
Fire TV StickのAmazon Photosアプリから直接写真も見れますからね。
ただ、Amazon端末は値段が格安な分、端末スペックで劣る。
高スペックのFire TV Cubeも有りますが・・・
結局のところ、Apple TVにはスペックで劣るし、Fire TV対応アプリも少ないですからね。
→最新Amazon Fire TV Cube第3世代と第2世代の違い。Fire TV Stick 4K Maxと比較したメリット・デメリット。
AppleスマホのiPhone、iPadや、
GoogleスマホのAndroidとの連携も求めるとなると、
やはりApple TV、Chromecastには敵わない。
スマホからミラーリングできないってデメリットも大きいよね。
Google TV(Chromecast)の特徴
- Androidスマホ、Google端末との連携
- Googleサービスとの連携
- Android、Chromeブラウザのミラーリングが可能
- Apple TVよりも格安で高性能
- GeForce NowやSteam Linkに対応している
- Apple、Amazonサービスへ制限
- 格安なモデルが無い
- Google Nest Audioと連携できない
- Chromecast with Google TVの生産終了が決定
- WiFi 6未対応
Chromecastは、単体では動作しない、ちょっと特殊な端末でしたが、
Chromecast with Google TVの登場で、
Amazon Fire TV Stick 4Kを超える端末となりました。
→新型Chromecast with Google TVとChromecast(第3世代)の違い、歴代クロームキャストとの比較
Youtube、Chromeブラウザ、Google Assistant、Google Home、Google Nest・・・
Googleサービスとの連携で、がっちりハマればかなり使えますし、
Android TV OSへの対応アプリは、Fire TV OSアプリより多い。
AmazonのFire OSって、Androidベースですからね。
→Chromecast with Google TVとAmazon Fire TV Stick 4K Maxの比較と違い
ただ、HDモデルのChromecastはスペック的に微妙ですし、
今後は、Google TV Streamerへ一本化。Amazonより高くなるので・・・
動画再生だけが目的なら、Fire TV Stick 4Kが良いと思います。
Apple TVの特徴
- 端末スペックがダントツ高い
- ゲーム端末としても優秀
- Appleデバイスとの連携(AirPlay)が素晴らしい
- HomePod連携でホームシアター化が可能
- スペックのコストパフォーマンスが高い
- 本体価格が高い
- 端末が大きく重い
- 対応アプリが比べると少ない
以前は、イマイチ使えなかったApple TVですが、
現在では、Apple TV 4Kも登場し、tvOSアプリも大幅に増えてます。
動画サービスにも一通り対応しているので、値段さえ許容できれば他端末よりも圧倒的に快適。
特に、Appleユーザーなら、快適度は抜群。
Mac、iPhone、iPadからのAirPlay&ミラーリングだけでなく、
HomePod連携でのサラウンドオーディオ対応、
AirPodsへのワイヤレスオーディオ、オーディオ共有と、
動画に音楽と、ワイヤレスで繋がりまくり。
AirPlayミラーリング一つ見ても、想像以上のことができるからね。
→【2024年最新】Apple TV 4Kでできること。Apple TVのメリット・デメリット、対応アプリ。
Apple製品は、全てAppleが販売しているだけあり、
連携時の不具合も少なく、4K HDR動画までAirPlay可能へ。
Chromecastのキャストよりも素早く綺麗、とにかく優れています。
iTunes、Apple TV+、Apple Musicと配信コンテンツの質も高い。
最新モデルでは、高性能となって値下げとなったので、
Appleユーザーが買うべきは第3世代が発売された今、このタイミング。
→Apple TV 4K 第3世代と第2世代の違い。歴代Apple TVの種類、新型と旧型の比較。
ただ、逆を言えば、Appleユーザーでなければ、Apple TVは高いだけ。
Windows&Androidユーザーなら、選ぶ意味も無いですね。
Fire TV、Google TV、Apple TVまとめ
動画視聴だけを考えるなら、各社のサービス対応状況は大差無いので、
値段の安いAmazon Fire TVで良い。格安なのがAmazon Fire TV Stick 4K。
4K HDR、Dolby Atmos対応、Wi-Fi 6にも対応、これで9,980円は安い。
動画視聴が目的なら、Google TV Streamerよりもコスパが高い。
→Chromecast with Google TVとAmazon Fire TV Stick 4K Maxの比較と違い
ただ、動画以外にも使いたいなら、Google TV StreamerやApple TVという選択肢。
Appleユーザーなら、Apple TVですが、やはりネックとなるのは価格。
AirPlayを使いたいならApple TVしかありませんが、
iPhoneじゃないならGoogle TV Streamerの方が便利。
iPhoneユーザーの私ですら、Google TV Streamerを使うこと増えてるわけで、
大画面テレビでAndroidスマホと似たようなことができるって、やっぱ夢あるよね。
→Chromecast with Google TVのできること。対応アプリとメリット・デメリット。
いずれにせよ、今からはHDモデルは買うべきではありません。
Apple TVもHDモデルは廃止。Chromecast with Google TVも生産終了。
低スペックで失うものは大きいとも感じました。
大変参考になりました…ありがとうございます
Chromecast with Google TVはWOWOWオンデマンドに非対応ですよ
動画配信サービス対応状況の表に誤りがあります。
WOWOWオンデマンド視聴ですが
Chromecast with Google TVはスマホからのキャストが非対応なだけで
GoogleTVからの視聴には対応していますよ
Chromecast with Google TVでWOWOWオンデマンドを見る操作手順
https://support.wowow.co.jp/s/article/457
※Chromecast with Google TVを接続し、スマートフォン等のお手持ちの端末からキャスト(テレビ出力に切り替える)機能を用いて、テレビで視聴することはできません。
Chromecast with Google TVアプリ対応したのですね!
ご指摘ありがとうございます!修正させて頂きました!