Amazon Fire TVシリーズの違い。最新4K Max、4K、HD、Cubeの機種比較。2024年おすすめのFire TVはどれ?

Fire TVシリーズの違い

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

コスパ最高の動画視聴端末Fire TVシリーズ。
2023年10月に新モデル「Fire TV Stick 4K(2世代)」と、
Fire TV Stick 4K Max(2世代)」の登場しました。

最上位モデルの4K Maxは9,980円、4K通常モデルは7,480円
廉価版のHDモデルは4,980円・・・で何が違うのか?
従来のモデルから、買い換える必要はあるのか?
何が進化し、そして退化したのか?

Amazon Fire TVシリーズは、
全て似たような名称で、非常にややこしいんで、
現行モデルで買うべきFire TVをまとめておきます。

2024年に買うべきFire TVは?

現行モデルで、どれを買えば良いのか?まず最初に結論。
Fire TVシリーズで買うなら「Fire TV Stick 4K(第2世代)」です。

7,480円の「Fire TV Stick 4K 第2世代(2023)」は、
2年前に6,980円で発売した「Fire TV 4K Max 第1世代(2021)」より性能が劣りますが、
9,980円の上位モデル「Fire TV Stick 4K Max 第2世代(2023)」と動作スピードは大差ありません

ただ、2023年〜2024年のFire TV Stickシリーズでは、
4K Max(第2世代)が最新モデルであり、最上位モデルです。
ここ数年の流れを見ても、来年スペックが大幅にアップする可能性も低いでしょう。

少しでも長く使いたいなら、9,980円の「Fire TV 4K Max 第2世代(2023)」。
CPU、GPU、メモリと最高峰であり、WiFi 6Eアンビエントディスプレイにも対応。
今年リニューアルしたばかりであり、2,500円ケチるよりも長くも使えるとも思っています。

一番安いHDモデルのFire TV Stick(4,980円)は、
3年前の2020年モデルであり、処理速度が圧倒的に遅いので論外
一番買ってはダメな一番古いハズレモデルです。

フラッグシップモデルで19,980円の「Fire TV Cube 第3世代(2022)」もありますが、
こちらはFire TV Stick 4K Max 第2世代(2023)の約2倍の価格。
処理速度こそ早くなっていますが、動画用途なら「Fire TV Stick 4K Max」と大差ありません

ハンズフリー音声操作もイマイチであり、そもそもFire TV Cubeは場所もとる、
コストパフォーマンスは、非常に悪いデバイスだと感じました。

最新Amazon Fire TV Cube第3世代と第2世代の違い。Fire TV Stick 4K Maxと比較したメリット・デメリット。

なぜ、新型Fire TV Stick 4Kを買うべきなのか、スペックも比較すれば分かりやすい。
現在販売されているFire TVシリーズの性能比較を置いておきます。 

Fire TV現行モデルのスペック比較

 Fire TV Stick
(第3世代)
Fire TV Stick 4K
(第2世代)
Fire TV Stick 4K Max
(第2世代)
Fire TV Cube
(第3世代)
発売日2020年9月2023年10月2023年10月2022年10月27日
発売価格4,980円7,480円9,980円19,980円
本体サイズ85.9 × 30 × 13 mm99 x 30 x 14 mm99 x 30 x 14 mm86 × 86 × 77 mm
重量32.0g43.5g43.5g513g
CPUクアッドコア
1.7 GHz×4
クアッドコア
1.7 GHz×4
クアッドコア
2.0 GHz×4
オクタコア
2.2GHz×4、
2.0GHz×4
GPUGPU650MHzGPU650MHzGPU850MHzGPU800MHz
メモリ1GB2GB2GB2GB
ストレージ8GB8GB16GB16GB
リモコンAlexa対応
音声認識リモコン
(第3世代)
Alexa対応
音声認識リモコン
(第3世代)
Alexa対応
音声認識リモコン
Enhanced
Alexa対応
音声認識リモコン
Enhanced
オーディオDolby AtmosDolby AtmosDolby AtmosDolby Atmos
解像度フルHD
1080p, 60fps
4K Ultra HD
2160p, 60fps
4K Ultra HD
2160p, 60fps
4K Ultra HD
2160p, 60fps
HDRHDR10
HDR10+
HLG
Dolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Dolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Dolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac
(2.4GHz, 5GHz)
Wi-Fi 5
802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz)
Wi-Fi 6
802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz, 6GHz)
Wi-Fi 6E
802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz, 6GHz)
Wi-Fi 6
2×2 MIMO
BluetoothBluetooth 5.0 + LEBluetooth 5.2 + BLEBluetooth 5.2 + BLEBluetooth 5.2 + LE
入出力端子HDMI出力
(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
HDMI出力
(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
HDMI出力
(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
HDMI入力、HDMI出力
イーサネット、USB-A、
赤外線ポート、電源
アンビエント
ディスプレイ
×××
eARC/ARC×
ハンズフリー
Alexa
×××
内蔵スピーカー×××
Alexa双方向ビデオ通話×××
スマートホームカメラ
ピクチャインピクチャ
×

4K Max 第1世代から買い替えるべきか?


2023年10月に、4Kモデルの「Fire TV Stick 4K 第2世代(2023)」と、
4K上位モデルの「Fire TV Stick 4K Max 第2世代(2023)」が登場し、
今まで販売されていた「Fire TV Stick 4K Max 第1世代(2021)」は販売終了が決定。

ただ、「Fire TV Stick 4K 第2世代(2023)」は、
「Fire TV Stick 4K Max 第1世代(2021)」より、スペックで劣り、
「Fire TV Stick 4K Max 第2世代(2023)」も、値段ほど進化していません。
個人的には、未だにMicro USB給電ってのも気になってます。

Fire TV Stick 4K Max 第1世代→第2世代の違い
  • 本体価格:6,980円→ 9,980円
  • CPU:1.8 GHz×4 → 2.0 GHz×4
  • GPU:750MHz → 850MHz
  • リモコン:第三世代 → Enhanced
  • ストレージ容量:最大8GB → 最大16GB
  • Bluetooth:5.0 → 5.2
  • アンビエントディスプレイ:未対応→対応

重要なのが、現行モデルの「Fire TV Stick 第3世代」と「Fire TV Stick 4K 第2世代」は、
2021年の「Fire TV Stick 4K Max 第1世代」より劣る
という事実。
処理スペックの順で並べると、以下の順番になります。

Fire TV Stick 処理性能ランキング
  1. Fire TV Stick 4K Max 第2世代(2023)
  2. Fire TV Stick 4K Max 第1世代(2021)※販売終了
  3. Fire TV Stick 4K 第2世代(2023)
  4. Fire TV Stick 第3世代(2020)

スペックは頭打ちになりつつあり、最新モデル=高スペックでは無いということ。
今までの「HD」と「4K Max」のスペック格差を無くすため、
「4K」という低スペックモデルを増やした
といっても過言では無いでしょう。

Apple TVが1択になったのに対し、Fire TVは4択に増やすという逆張り。
しかも、最新のApple TV 4Kは、スペック向上したのに19,800円へ値下げしていますからね。

Apple TV 4K 第3世代と第2世代の違い。歴代Apple TVの種類、新型と旧型の比較。

2021年の「Fire TV Stick 4K Max」は、6,980円であり、
2023年の「Fire TV Stick 4K」は、7,480円
2年も経過して、スペックは下がって値上がるというAmazonマジック。

新モデル価格旧モデル価格
Fire TV Stick4,980円
第3世代(2020
4,980円
第2世代(2016
Fire TV Stick 4K7,480円
第2世代(2023
6,980円
第1世代(2018
Fire TV Stick 4K Max9,980円
第2世代(2023
6,980円
第1世代(2021
Fire TV Cube19,980円
第3世代(2022
14,980円
第3世代(2019

円安と物価高の影響だけでは片付けて良いのでしょうか?
旧モデル「Fire TV Stick 4K Max 第1世代(2021)」とのスペック比較も置いておきます。

 Fire TV Stick 4K Max
(第1世代)
Fire TV Stick
(第3世代)
Fire TV Stick 4K
(第2世代)
Fire TV Stick 4K Max
(第2世代)
発売日2021年10月2020年9月2023年10月2023年10月
発売価格6,980円4,980円7,480円9,980円
本体サイズ99 × 30 × 14 mm85.9 × 30 × 13 mm99 x 30 x 14 mm99 x 30 x 14 mm
重量48.4g32.0g43.5g43.5g
CPUクアッドコア
(1.8 GHz×4)
クアッドコア
(1.7 GHz×4)
クアッドコア
(1.7 GHz×4)
クアッドコア
(2.0 GHz×4)
GPU750MHz650MHz650MHz850MHz
メモリ2GB1GB2GB2GB
ストレージ8GB8GB8GB16GB
リモコンAlexa対応
音声認識リモコン
(第3世代)
Alexa対応
音声認識リモコン
(第3世代)
Alexa対応
音声認識リモコン
(第3世代)
Alexa対応
音声認識リモコン
Enhanced
オーディオDolby AtmosDolby AtmosDolby AtmosDolby Atmos
解像度4K Ultra HD
(最大2160p, 60fps)
フルHD
(1080p, 60fps)
4K Ultra HD
(最大2160p, 60fps)
4K Ultra HD
(最大2160p, 60fps)
HDRDolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
HDR10
HDR10+
HLG
Dolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Dolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz)
Wi-Fi 6
802.11a/b/g/n/ac
(2.4GHz, 5GHz)
Wi-Fi 5
802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz)
Wi-Fi 6
802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz, 6GHz)
Wi-Fi 6E
BluetoothBluetooth 5.0 + LEBluetooth 5.0 + LEBluetooth 5.2 + BLEBluetooth 5.2 + BLE
入出力端子HDMI出力
(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
HDMI出力
(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
HDMI出力
(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
HDMI出力
(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
アンビエント
ディスプレイ
×××
eARC/ARC×
ハンズフリー
Alexa
××××
内蔵スピーカー××××
Alexa双方向ビデオ通話××××
スマートホームカメラ
ピクチャインピクチャ
×

2021年に発売された「Fire TV Stick 4K Max 第1世代」が、
圧倒的なコストパフォーマンスだったってこと。
2023年10月までは、悩む余地もなくコレ1択でした。

ここ2年間のウチにFire TV Stickを買い替えていた人なら、
2024年末まで買い替える必要は無いってこと。
もちろん、私は今年も買い替えてますけどね!

歴代Amazon Fire TVと現行モデル

今年、Fire TVシリーズを買い替えるべきか?
今までの発売されたFire TVの歴史を見ることで、
その買い替えのタイミングの判断がつきやすくなります。

日本では、これまで3種類のFire TVシリーズが発売されており、
「Fire TV」「Fire TV Stick」「Fire TV Cube」と進化もしてきました。

2018年に4K対応の「Fire TV Stick 4K」が登場し、
過去の「Fire TV(4K対応モデル)」は販売終了へ。
その代わりに、2018年に「Fire TV Cube」という高性能モデルが登場し、
2023年に、Fire TV Stickの4Kモデルを1種類→2種類へ。
通常モデルを「Fire TV Stick 4K」、上位モデルを「Max」と区別するようになりました。

2023年10月までは「HD」「4K」「Cube」の3択でしたが、
2023年10月からは「HD」「4K」「4K Max」「Cube」の4択となったわけ。

歴代Fire TVの発売日

日本発売日製品名発売価格(税込)最大解像度
2014年4月
※日本未発売
Fire TV (第1世代)
※日本未発売
99ドルフルHD
2015年10月Fire TV Stick(第1世代)4,980円フルHD
2015年10月Fire TV (第2世代)12,980円4K
2016年10月Fire TV Stick(第2世代)4,980円フルHD
2017年10月Fire TV(第3世代)8,980円4K
2018年12月Fire TV Stick 4K(第1世代)6,980円4K
2018年6月
※日本未発売
Fire TV Cube(第1世代)
※日本未発売
119ドル4K
2019年11月Fire TV Cube(第2世代)14,980円4K
2020年9月Fire TV Stick(第3世代)4,980円フルHD
2021年10月Fire TV Stick 4K Max(第1世代)6,980円4K
2022年10月Fire TV Cube(第3世代)19,980円4K
2023年10月Fire TV Stick 4K(第2世代)7,480円4K
2023年10月Fire TV Stick 4K Max(第2世代)9,980円4K
赤色が現行モデル

というわけで、2023年10月から販売されるFire TVシリーズは、
HDモデルのFire TV Stick(第3世代)
4KモデルのFire TV Stick 4K Max(第2世代)
4K上位モデルのFire TV Stick 4K Max(第2世代)
スピーカー内蔵のFire TV Cube(第3世代)の4種類となるのです。

Amazon端末の販売ルールとして、新モデルの登場で過去のモデルは販売されなくなり
新型モデルが登場しても旧型は安くならないので、
基本的に最新モデルを買うのがコスパ高いというわけ。
Fire TVシリーズは、他Amazonデバイスに比べて更新頻度も低めです。

歴代Fire TVの更新頻度

Fire TV Stick
(HD)
Fire TV Stick
4K
Fire TV Stick
4K Max
Fire TV Cube
2015年第1世代
2016年第2世代
2017年
2018年第1世代第1世代
2019年第2世代
2020年第3世代
2021年第1世代
2022年第3世代
2023年第2世代第2世代

ちなみに、ライバルChromecastは、HDモデルと4Kモデルの2モデル。
今から買うなら4Kモデルを推奨します。

最新Chromecast with Google TV HDと4Kモデルの違い。歴代クロームキャストの種類、新型と旧型の比較。

Apple TVは、既に1つのモデルのみ。
高性能となって値下げとなったので、Appleユーザーなら値段さておき検討すべきです。

Apple TV 4K 第3世代と第2世代の違い。歴代Apple TVの種類、新型と旧型の比較。

現行Fire TVのスペック比較

4K Max 第1世代と第2世代の違い

2023年に発売したFire TV Stick 4K Max(第二世代)は、
2021年に発売したFire TV Stick 4K Max(第一世代)の最新モデルとなりますが、
2年ぶりの更新した割には、スペックは上がっていません。

第一世代のFire TV 4K Max(2021)を持っているなら、買い替える必要性も薄いです。
円安の影響もあり、価格も3,000円ほど高くなってしまっています。

 Fire TV Stick 4K Max
(第1世代)
Fire TV Stick 4K Max
(第2世代)
発売日2021年10月2023年10月
発売価格6,980円9,980円
本体サイズ99 × 30 × 14 mm99 x 30 x 14 mm
重量48.4g43.5g
CPUクアッドコア
(1.8 GHz×4)
クアッドコア
(2.0 GHz×4)
GPU750MHz850MHz
メモリ2GB2GB
ストレージ8GB16GB
リモコンAlexa対応
音声認識リモコン
(第3世代)
Alexa対応
音声認識リモコン
Enhanced
オーディオDolby AtmosDolby Atmos
解像度4K Ultra HD
(最大2160p, 60fps)
4K Ultra HD
(最大2160p, 60fps)
HDRDolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Dolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz)
Wi-Fi 6
802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz, 6GHz)
Wi-Fi 6E
BluetoothBluetooth 5.0 + LEBluetooth 5.2 + BLE
入出力端子HDMI出力(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
HDMI出力(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
アンビエント
ディスプレイ
×
eARC/ARC
ハンズフリー
Alexa
××
内蔵スピーカー××
Alexa双方向ビデオ通話××
スマートホームカメラ
ピクチャインピクチャ

CPUが、クアッドコア(1.8 GHz×4)→クアッドコア(2.0 GHz×4)へ、
GPUが、750MH→850MHと、スペックも順当に進化しているので、
動作スピードも向上していると思いきや、あんまり体感もできないのです。

また、ストレージ容量が8GB→16GBへ倍増しているので、
アプリも大量に入れられるといったところでしょうか。

一番大きな違いは、Fire TV Stick 4K Max(第2世代)のみ、
アンビエントディスプレイに対応しています。
アンビエントディスプレイは、Alexa搭載スマートディスプレイとして使用できる機能。
アートコレクションを表示したり、ウィジェット表示したり、
要は、テレビがEcho Showみたいに使えるってこと。

WiFi 6→WiFi 6Eへ進化していますが、
WiFi 6Eの6GHz帯に対応したルーターは、まだまだ少ないし、
WiFi 6E対応で周波数帯を増やしたところで、一概に通信速度が速くなるというわけでも無いです。
そもそも、固定回線の通信品質に左右されるというのも否めませんからね。

4Kと4K Maxの違い

2023年は、「Fire TV Stick 4K」と「Fire TV Stick 4K Max」がダブルで更新。
いずれも最新モデルとなりますが、
「Max」という名称ですが、端末サイズ、映像スペックも変わらず、
変わったのは処理速度の部分のみなのでした。

 Fire TV Stick 4K
(第2世代)
Fire TV Stick 4K Max
(第2世代)
発売日2023年10月2023年10月
発売価格7,480円9,980円
本体サイズ99 x 30 x 14 mm99 x 30 x 14 mm
重量43.5g43.5g
CPUクアッドコア
(1.7 GHz×4)
クアッドコア
(2.0 GHz×4)
GPU650MHz850MHz
メモリ2GB2GB
ストレージ8GB16GB
リモコンAlexa対応
音声認識リモコン
(第3世代)
Alexa対応
音声認識リモコン
Enhanced
オーディオDolby AtmosDolby Atmos
解像度4K Ultra HD
(最大2160p, 60fps)
4K Ultra HD
(最大2160p, 60fps)
HDRDolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Dolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz)
Wi-Fi 6
802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz, 6GHz)
Wi-Fi 6E
BluetoothBluetooth 5.2 + BLEBluetooth 5.2 + BLE
入出力端子HDMI出力(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
HDMI出力(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
アンビエント
ディスプレイ
×
eARC/ARC
ハンズフリー
Alexa
××
内蔵スピーカー××
Alexa双方向ビデオ通話××
スマートホームカメラ
ピクチャインピクチャ

Fire TV Stcik 4Kは、5年ぶりの更新、
Fire TV Stick 4K Maxは、2年ぶりの更新となりますが、
思ったより進化していない。というのが正直なところです。

 Fire TV Stick 4K
(第1世代)
Fire TV Stick 4K Max
(第1世代)
発売日2018年12月2021年10月
発売価格6,980円6,980円
本体サイズ99× 30 ×14 mm99× 30 ×14 mm
重量53.6g48.4g
CPUクアッドコア
(1.7 GHz×4)
クアッドコア
(1.8 GHz×4)
GPUIMG GE8300IMG GE8300
メモリ1.5GB2GB
ストレージ8GB8GB
リモコンAlexa対応
音声認識リモコン
(第2世代)
Alexa対応
音声認識リモコン
(第3世代)
オーディオDolby AtmosDolby Atmos
解像度4K Ultra HD
(最大2160p, 60fps)
4K Ultra HD
(最大2160p, 60fps)
HDRDolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Dolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac
Wi-Fi 5
802.11a/b/g/n/ac/ax
Wi-Fi 6
BluetoothBluetooth 5.0 + LEBluetooth 5.0 + LE
入出力端子HDMI出力(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
HDMI出力(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
eARC/ARC×
ハンズフリー
音声操作
××
内蔵スピーカー××
ビデオ通話××
Ring Doorbell対応×

具体的には処理速度の向上(CPU、メモリ)と、Wi-Fi速度の向上(Wi-Fi 6対応)
あと、リモコンが変わったことですね。
Fire TV Stick Maxには、Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)が付属するようになった。
まぁ、これは全モデル共通ですけども。

左が第3世代、右が第2世代

上から、Fire TV Stick(第2世代)、Fire TV Stick(第3世代)、
Fire TV Stick 4K、Fire TV Stick 4K Maxです。ロゴも微妙に変化してます。

HDと4Kの違い

廉価版として販売されている4K未対応のFire TV Stick HD。
現行のHDモデルは、2020年発売の「Fire TV Stick(第3世代)」です。

4Kモデルの「Fire TV Stick 4K」との違いについて。
2,500円の差額で、最安のHD版を選ぶ理由とは?

 Fire TV Stick HD
(第3世代)
Fire TV Stick 4K
(第2世代)
発売日2020年9月2023年10月
発売価格4,980円7,480円
本体サイズ85.9 × 30 × 13 mm99 x 30 x 14 mm
重量32.0g43.5g
CPUクアッドコア
(1.7 GHz×4)
クアッドコア
(1.7 GHz×4)
GPU650MHz650MHz
メモリ1GB2GB
ストレージ8GB8GB
リモコンAlexa対応
音声認識リモコン
(第3世代)
Alexa対応
音声認識リモコン
(第3世代)
オーディオDolby AtmosDolby Atmos
解像度フルHD
(1080p, 60fps)
4K Ultra HD
(最大2160p, 60fps)
HDRHDR10
HDR10+
HLG
Dolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac
(2.4GHz, 5GHz)
Wi-Fi 5
802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz)
Wi-Fi 6
BluetoothBluetooth 5.0 + LEBluetooth 5.2 + BLE
入出力端子HDMI出力(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
HDMI出力(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
アンビエント
ディスプレイ
××
eARC/ARC×
ハンズフリー
Alexa
××
内蔵スピーカー××
Alexa双方向ビデオ通話××
スマートホームカメラ
ピクチャインピクチャ
×

オーディオのDolby Atmos対応は共通ですが、4Kモデルは4K HDR(2160p、60fps)に対応
CPU、GPUと変わりませんが、実際の処理速度はかなり違います
Wi-Fi 6にも対応と、動画再生におけるスピードも改善されています。

無印のHD版を買う理由って値段しか無いので・・・
2020年発売のHDモデルに4,980円出すなら、
私は+2,500円で4Kモデル「Fire TV Stick 4K」を買うかなと。

4K MaxとCubeの違い

2022年10月にリニューアルされた、スマートスピーカー機能付きの「Fire TV Cube」。
19,980円とFire TV Stick 4K Maxの約2倍の値段ですが、なかなか高性能の端末に仕上がってます。

ただ、処理速度を求めないならFire TV Stick 4K Maxで良いかなと。

 Fire TV Stick 4K Max
(第2世代)
Fire TV Cube
(第3世代)
発売日2023年10月2022年10月27日
発売価格9,980円19,980円
本体サイズ99 x 30 x 14 mm86 × 86 × 77 mm
重量43.5g513g
CPUクアッドコア
(2.0 GHz×4)
オクタコア
(2.2GHz×4、2.0GHz×4)
GPUGPU850MHzGPU800MHz
メモリ2GB2GB
ストレージ16GB16GB
リモコンAlexa対応
音声認識リモコン
Enhanced
Alexa対応
音声認識リモコン
Enhanced
オーディオDolby AtmosDolby Atmos
解像度4K Ultra HD
(最大2160p, 60fps)
4K Ultra HD
(最大2160p, 60fps)
HDRDolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Dolby Vision
HDR10
HDR10+
HLG
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz, 6GHz)
Wi-Fi 6E
802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz, 5GHz, 6GHz)
Wi-Fi 6

2×2 MIMO
BluetoothBluetooth 5.2 + BLEBluetooth 5.2 + LE
入出力端子HDMI出力(ケーブル内蔵)、
Micro USB(電源用)
HDMI入力、HDMI出力
イーサネット、USB-A、
赤外線ポート、電源
アンビエント
ディスプレイ
×
eARC/ARC
ハンズフリー
Alexa
×
内蔵スピーカー×
Alexa双方向ビデオ通話×
スマートホームカメラ
ピクチャインピクチャ

CPU、GPU、メモリ、ストレージ容量とFire TV Cubeが最高峰でしたが、
2023年にFire TV Stick 4K Max(第二世代)が登場したことにより、
優れるのは処理速度の部分、CPUの8コア(オクタコア)のみとなりました。

Fire TV Stick 4K Max(第二世代)では、
アンビエントディスプレイWiFi 6Eにも対応していますからね。

Fire TV Cubeのスマートスピーカーや音声操作といった部分はオマケ。
スピーカーが高音質になったとはいえ、Echoには敵いませんし、
音声操作の部分も、Echoを別で買った方が便利。
Fire TV Cubeでは対応していない動画配信サービスもありましたから。

最新Amazon Fire TV Cube第3世代と第2世代の違い。Fire TV Stick 4K Maxと比較したメリット・デメリット。

CubeのスピーカーはEchoに劣るわけで、
EchoとFire TVでホームシアターも簡単構築できるし、Alexa機能も勝手に付いてくる。
そして、Fire TV Stick 4K MaxはARC対応。テレビの音声をEchoに出力することもできますから。
Fire TV Cubeを買う前に、Echoを2台買った方が良いとも思ってる。

Amazon Fire TV Stick × Echoのオーディオ連携が凄い。Alexaホームシアターでできること。

映像スペックという点では同じなので、よりこだわるなら音質。
AmazonにはEcho Studioのコスパ最強スピーカーもありますからね。
従来のマルチチャンネルスピーカーとは別物。包み込む3Dオーディオは不思議な感覚。

Amazon Echo Studioレビュー。2台ステレオペアで3Dオーディオ再生して気づいたこと。Echo、Echo Dotとの違い。

結局の所、Cubeを選ぶとすれば、より快適に使いたい人ですね。
実際にFire TV Stick 4K Maxと動作スピードを比べたところ、
かなりサクサク動作しますし、高画質になるまでのスピードも速かったです。

Alexa対応音声認識リモコンの違い

Fire TV Stickでは、リモコンが標準搭載となってますが、
この付属リモコンも、Fire TVのモデルにより異なります。

Fire TV付属リモコンの歴史と種類

発売日製品名発売時の付属リモコンリモコン単品価格
2014年4月
※日本未発売
Fire TV (第1世代)
※日本未発売
リモコン
2015年10月Fire TV Stick(第1世代)リモコン
2015年10月Fire TV (第2世代)音声認識リモコン(第1世代)2,980円
2016年10月Fire TV Stick(第2世代)音声認識リモコン(第1世代)2,980円
2017年10月Fire TV(第3世代)音声認識リモコン(第1世代)2,980円
2018年12月Fire TV Stick 4K(第1世代)Alexa対応音声認識リモコン(第2世代)2,980円
2018年6月
※日本未発売
Fire TV Cube(第1世代)
※日本未発売
Alexa対応音声認識リモコン(第2世代)2,980円
2019年11月Fire TV Cube(第2世代)Alexa対応音声認識リモコン(第2世代)2,980円
2020年9月Fire TV Stick(第3世代)Alexa対応音声認識リモコン(第2世代)2,980円
2021年10月Fire TV Stick 4K Max(第1世代)Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)2,980円
2022年10月Fire TV Cube(第3世代)Alexa対応音声認識リモコンEnhanced
2022年11月リモコン単体発売Alexa対応音声認識リモコン Pro3,980円
2023年10月Fire TV Stick 4K(第2世代)Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)2,980円
2023年10月Fire TV Stick 4K Max(第2世代)Alexa対応音声認識リモコンEnhanced

2015年の第1世代Fire TV Stickではボタン操作のみのリモコンでしたが、
2017年の第2世代Fire TV Stickから音声認識リモコン付属へ。

2018年発売のFire TV Stick 4Kとともに、音声認識リモコンもリニューアル。
Alexa機能の追加とともに、ボリュームボタンが増えました

2019年発売のFire TV Stick Cube、2020年発売のFire TV Stick(第3世代)と、
Alexa対応音声認識リモコン(第2世代)が付属してましたが・・・

2021年4月に新型「Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)」の登場により、
現行販売モデルは全て新しいリモコン(第3世代)に変わりました
2021年発売のFire TV Stick 4K Maxも、第3世代リモコン付属です。

第2→第3世代リモコンの変更点は、
Amazon Primeビデオ、Netflix、DAZN、Amazon Musicと、
4つのサービスへショートカットボタンが増えただけ
Amazon Musicの代わりにABEMA→U-NEXTボタン付きモデルも登場しています。

2022年11月には、Proモデルのリモコンが単体発売されました。
Proリモコンは、2022年11月16日は発売で価格も+1,000円高くなっています。

正直、リモコン単体に3,980円払うかって言ったら微妙ですね。
Fire TV Stckの価格を考えるとどうしても割高に感じます。

Amazon Fire TV Stickまとめ

Amazon Fire TVは、動画視聴端末としてはコストパフォーマンスが高いということ。
最新の「Fire TV Stick 4K(第2世代) 」は、7,480円
円安で値段が上がったといえ、性能を考えれば格安です。

9,980円の4K MAXもありますが、+2,500円を追加で払うなら4Kで良い。
動画視聴における動作スピードも変わりませんからね。
動画目的で使うなら、どちらも変わらないってことです。

Fire TV Cubeの半分の価格なのに、Fire TV Cubeと同じく4K HDRやDolby Atmosにも対応。
値段が格安だからといって、動画再生品質が劣るというわけでもなく、
むしろ、動画再生に至ってはAmazon Fire TV Stick 4Kの時点で最高峰。

Amazonプライムビデオ以外の他社動画サービスにも完全対応しているので、
動画利用に限っていえばFire TVは素晴らしい。Amazon縛りも無いのよ。

ただ、Googleサービスを使っているなら、Chromecastという選択肢も有る。
2020年には、Chromecast with Google TV 4Kモデルが登場。
Fire TV Stick 4Kにも劣らず、今となっては価格も同じですからね。

Chromecast with Google TVとAmazon Fire TV Stick 4K Maxの比較と違い

Chromecast with Googel TVは、従来のChromecastとも別物。凄い進化してます。
Youtube Premiumの登場で、Youtube Musicも聴き放題にもなっているので、
自宅で音楽再生環境を構築するならChromecastがコスパ高いかなと。
Google Homeアプリで、マルチルーム再生も対応になっちゃってますからね。

【2024年最新】Chromecast with Google TVのできること。メリット・デメリット、対応アプリ。

一方、アップルのApple TVは、他Appleデバイスとの連携が素晴らしい。
iPhone、iPad、Macを使っているなら、価格以上の価値も有る。
スペックが高いだけあって、アプリ動作もワンランク上。難点は値段。
とはいえ、最新のApple TV 4Kは19,800円へ値下げ。
Fire TV Cubeよりは、圧倒的にコストパフォーマンスが高いです。

【2024年最新】Apple TV 4Kでできること。Apple TVのメリット・デメリット、対応アプリ。

結局、どれを買うかって悩むのだけど、どこもデバイスで儲けようとしてないわけで・・・
本体価格はどれも安、全部買ったって安いと思ってるのでした。

Amazon Fire TV Stick、Chromecast with Google TV、Apple TVの比較と違い。ストリーミングデバイスの選び方。

ちなみに、Amazonデバイスには、Fire TVシリーズだけでなく、
EchoやFireタブレットシリーズも有ります。
歴代Fireタブレットの違い、選び方についてはコチラ。

Amazon Fireタブレットシリーズの違い。最新Fire Max 11、Fire HD 8 / 10、Fire 7、Plus、キッズモデルの機種比較。

AmazonFireタブレットの違い

歴代Echoシリーズの違い、選び方についてはコチラも参考に。

Amazon Echoシリーズの違い。最新Echo Show、Echo Dot、Echo Pop、Echo Studio、Echo Autoの機種比較。

Amazon Echo、Echo Showの違い

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