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ドン・キホーテで「NHK受信料を払わなくて良いテレビ」がバカ売れしているみたいですが、
わざわざ専用テレビを買わなくても、NHKが映らないテレビは作れます。
NHKが映らないって言ってますけども、テレビチューナーが無いだけの液晶モニター。
NHKが映らなければ、NHK受信料を払わなくても良いってわけではないので、
その辺を含めて、注意点をまとめおく。
まぁ、テレビじゃないメリットは、もともと有ったわけで、
今回は、NHK受信料を払わなくて良いテレビの仕組みと作り方について。
NHK受信料の支払い義務が発生する条件とスマートTVを理解していれば、
こんな商品も買わないハズなのでした。
NHKが映らないスマートテレビの中身
ドン・キホーテでの販売されている商品名は、
「Android TV機能搭載フルHDチューナーレススマートテレビ」。
従来のテレビから、テレビチューナーを外しただけの商品です。
チューナレステレビ=液晶ディスプレイ(モニター)であり、
TVチューナーが無い=地上デジタルアンテナ端子ということ。
アンテナ端子が無ければ地上波が映らない→NHK映らないと言っているわけ。
24型が21,780円。42型が32,780円と格安ですが、
液晶ディスプレイにAndorid TV機能(Chromecast built-in)を追加しただけ。
フルHD解像度であり、無線LAN2.4GHzのみ、メモリ1GB/8GB・・・なかなかの低スペックなディスプレイ。
これパソコン使ってる人なら簡単に作れるよね?っていうか、皆さん既にやってますよね?
というわけで、スマートテレビの作り方へ続きます。
スマートテレビの作り方
Andorid TVって、簡単に作れます。
パソコン用の液晶ディスプレイに、Chromecast with Google TVを接続すれば良い。
Chromecast with Google TVは7,480円。GoogleデバイスなのでAmazonでは買えません。
ポイントが付与される楽天市場がお得です。
最新のChromecastはリモコン付きで、スペックも高性能なのよ。
→新型Chromecast with Google TVとChromecast(第3世代)の違い。クロームキャストのメリット・デメリット
フルHD対応の液晶ディスプレイなら、24〜27インチサイズで1万円〜2万円。
31.5インチでも3万円あれば買えちゃうのです。
スピーカー非搭載の液晶ディスプレイだと、スピーカーも必要になりますけど、
パソコン用スピーカーも激安。2,000円もあれば選び放題。
3.5mm入力対応しているスピーカーで良い。ディスプレイのヘッドフォンジャックに挿すだけ。
デスクトップユーザーなら、スピーカー自宅に余ってたりしませんか?
まぁ、テレビだって音は悪いので、外部スピーカーはスマートテレビに限らず欲しい。
スマートテレビの作り方・・・っていうほどでも無い。
液晶ディスプレイのHDMI端子にChromecast with Google TVを挿すだけ。
超簡単にスマートテレビが出来上がりました。
スマートテレビって、Andorid TV以外の選択肢もあるわけで、
Amazon Fire TVやApple TVでも、NHKが映らないテレビは作成できます。
いずれもHDMI接続するだけ。WiFi環境さえあれば疑似テレビは作れる。
動画メインで使用するなら、Amazon Fire TV Stickがコスパ最高。
→Amazon Fire TV Stick、4K Max、Cubeの違い。歴代Fire TVシリーズの比較。
フルHDモデルは4,980円でリモコン付き。スマートテレビ作るなら圧倒的に格安です。
どのデバイスも一長一短ありますが、
結局のところ、自分のスマートフォンやタブレット、自宅のスマートホームデバイス次第。
Appleユーザーなら、高くてもApple TVを選ぶ理由はあるからね。
→Amazon Fire TV Stick、Chromecast、Apple TVの比較と違い。オススメの動画再生端末と選び方。
スマートテレビを自作するメリット
価格が安い
まず、テレビ機能が無いから値段が安い。
チューナー付きのテレビとなると高額になりますが、液晶ディスプレイは安い。
Fire TV Stickにスピーカーを付けたとしても、トータル2万前後で済んでしまいます。
4Kテレビは高額ですが、4Kモニターなら格安。
手軽に高画質映像を楽しみたい人にもおすすめ。
40インチ超えの大型モニターも増えてますからね。
Amazon Fire TV 4K MaxやChromecast with Googleは4K HDRにも対応、
Dolby Atmosといった最新のサラウンドオーディオシステムにも対応してるのよ。
→動画の音質とサラウンドシステム。5.1ch、7.1ch、Dolby Digital Plus、Dolby Atmos、IMAX Enhancedの意味と違い。
そもそも地上波テレビの映像って高画質でもないから、
テレビアンテナ経由でみるより、インターネット経由のVODが圧倒的に高画質。
地上波だけ見るなら4Kなんて要らない。地デジの画質はDVD画質並み。
→動画配信サービスの画質と解像度。SD、フルHD、4K、8K、HDR、Dolby Visonの意味と違い。
スペックが高い
スマートテレビ機能が付いたテレビよりも安いのに、
自分でつくるスマートテレビは、圧倒的に高性能になります。
チューナーレススマートテレビは激安ですが、中身は値段以上に酷いですからね。
まず、同じ解像度で価格比較すると、液晶ディスプレイが圧倒的に安い。
そして映像の美しさは解像度だけでもない。
HDR、パネル、リフレッシュレート・・・パソコンモニターが上。
そして、モニター側で映像調整が効くのも良い。
例えば、テレビではグレアパネルばかりですが、反射しにくいノングレアも選べるし、
リフレッシュレートや応答速度と言った面でも、PCディスプレイが優れがち。
ゲーミングモニターという選択肢もありからね。
テレビとは違い入力端子も多く、HDMIだけじゃない。
Display Port、Type-CでDisplay Port対応していたり、映像出力ディスプレイとして様々なデバイスで使える。
HDMIやDisplay Portといった入出力の対応規格、バージョンもはっきり明記されているのも親切。
テレビの入出力端子って重要視されてないのかスペック謎なのも多い。
スマートテレビとしての機能も、テレビ一体型は処理が遅過ぎる。
CPUとかメモリとかの話ではなく、テレビアプリとして最適化されてないんだとも思う。
テレビスペックで比較されるのは、映像の美しさや音質がメイン。処理速度で選ぶ人もいないのよ。
我が家は、TVチューナー付きスマートテレビも所持していますがアプリ起動が遅過ぎるので、
別途スマートデバイスをHDMI接続して使っています。テレビは映像出力するだけ、これでサクサク。
テレビのスペックという点で、WiFi性能も重要。
WiFi次第で画質も悪くなるし、テレビのWiFi性能低い。
VODにおいて通信速度ってホント重要だからね。
一体型では無い
結局のところ、一体型じゃない方がシンプルで良いです。
別々であることで壊れづらくなり、結果的に長くも使えるのです。
ファミコン一体型のテレビ、テレビデオ、結局別の方が良かったでしょ?
ディスプレイは消耗品。パネルって数年でダメにもなりますし、
パネルよりも賞味期限が短いのがOSやアプリといったソフトウェア。
一体型のOSは、デバイス毎にOSも微妙に異なるわけで、
ハードに合わせてソフトを作れば、ハードとともに古くもなる。
バージョンアップに対応できる期間も短くなってしまう。
数年前のテレビアプリ。対応サービスも年々減っている現状。
そもそもの話、スマートデバイスを別で取り外せれば、スマートデバイスだけ買い替えることができる。
新品価格も数千円、この価格で処理速度はダンゼン速くなる。
無理して長く使うより、毎年買い換えた方が幸せになれるのです。
Fire TVも毎年新しいデバイスが登場しますけど、テレビって毎年買い換えられませんからね。
スマートデバイス買い替えるだけで、ディスプレイも蘇るのでした。
配線ケーブルは電源のみ
テレビって、TVアンテナケーブルを接続しないといけないので、
設置する場所も限られますし、配線の手間もあるのです。
液晶ディスプレイとスマートデバイスなら、電源だけで動画を楽しめる。
WiFiが届く場所なら、電源さえ確保すれば良いのです。
テレビって無駄に重量もあるので、設置する場所にも気を遣いますが、
液晶ディスプレイなら軽い。VESAマウントも有るので壁掛けも簡単。
テレビよりも圧倒的に軽いから、モニターアームに取り付けたりもできる。
先ほど、スピーカーも用意した方が良いと言いましたが、
スマートデバイスには、ワイヤレスにスピーカー接続もできるようになっています。
Apple TVはHome Pod。Amazon Fire TVはAmazon Echo。
Dolby Atmosに対応したホームシアター環境も簡単に作れるのです。
Google Nest Audioは、今のところホームシアター未対応ですけど。
特に、Amazon EchoとFire TVは安いので、ホームシアターコスパ最高峰です。
→Amazon Fire TV Stick × Echoのオーディオ連携が凄い。Alexaホームシアターでできること。
ステレオペア接続も可能で、テレビの場所も関係なしにどこでも設置できますからね。
Echo Studioは、ハイレゾだけでなく、3Dオーディオにも対応。
最高峰のサラウンドオーディオも簡単に構築できる時代です。
→Amazon Echo Studioレビュー。2台ステレオペアで3Dオーディオ再生して気づいたこと。Echo、Echo Dotとの違い。
スマートテレビを自作するデメリット
有機ELや大型サイズはテレビが安い
PC向け液晶ディスプレイは、基本的にデスクワーク向けサイズ。
よって大型モニターサイズはほとんどなく、大型になるほど割高にもなります。
探せば55インチサイズくらいまではありますが、需要もないのでスペックも微妙。
50インチを超えるなら、テレビで探した方が格安で良いものが手に入ります。
TVチューナーは要らないけども、大画面のためにテレビを買う。
65インチとか、テレビチューナー付いてた方が安い。
あと、パソコンディスプレイでは、有機ELディスプレイも皆無。
有機ELって映像干渉向きのパネルであり、パソコンディスプレイとして不向き。
有機ELには、焼き付き問題もあるからね。
リビング向けのディスプレイ用意するならテレビは避けられない。
有機ELで大画面なら、高性能で激安なLGも有るからね。テレビはLG一択です。
テレビが無い=NHK受信料免除ではない
TVチューナーが無いテレビを買ったからって、NHK受信料が免除になるわけではありません。
これ勘違いしていると、なんの意味もありません。
TVチューナーが無いスマートテレビを買っただけでもダメだし、
TVを処分しても、他のデバイスでテレビが見れてもダメなのです。
テレビがなくとも、地上波を受信できる機械があれば、NHK受信料の支払い義務が発生します。
TVチューナーの付いたパソコン、ブルーレイレコーダー。
HDDレコーダー、NasneやRec-ONといったネットワークレコーダーもテレビチューナー内蔵。
よって、NHK受信料支払いの対象となるのです。
→nasne代替機として「REC-ON」を購入。「テレキング」との違い、メリット・デメリット。
一部のスマホやポータブルテレビには、ワンセグやフルセグ機能もありますからね。
自宅にテレビアンテナがなくとも、スマホや車で見れたらアウト。
→スマホ、iPadでテレビを見る方法。ワンセグ、フルセグ、チューナー、レコーダーの違い。
ちなみに、NHKプラスという、NHK受信契約者向けのオンライン見逃しサービスも有るので、
今後は、インターネット環境だけで、NHK受信料が徴収されるという未来もありそうです。
Android TVでも、NHKプラスアプリに対応していますからね。
まぁ、現在は地上波を受信する環境が無ければ、NHK受信料を払う必要はありませんので。
壁にアンテナケーブルを接続してなければ、文句は言われないと思うけどね。
スマートテレビでできること
テレビが無くなっても私は別に困りません。
従来のテレビの機能は、ほぼスマートテレビで代用できます。
参考までに、スマートテレビを地上波テレビのように使う方法について。
民放の地上波テレビを視聴するなら、TVerで事足ります。
1週間の見逃し配信も無料だし、リアルタイム配信NOW ON TVerも対応し始めている。
国内ドラマもTVerで揃ってしまう。
→無料のTVer(ティーバー)の評判。使って気付いたメリット・デメリット。
従来のチャンネル番組のように、とりあえず流したいならABEMA。
番組表でザッピング視聴できるし、ニュース番組はABEMAが強くて面白い。
→【ABEMAプレミアムの評判】ABEMAのメリット・デメリット、有料会員と無料会員の違い。
ニュース特化で見たいなら、Youtubeでも各局ニュースをライブ配信してますからね。
海外のニュースまで視聴できる。もちろん世界各国のチャンネル見れる。
Huluでもライブ配信している。日テレニュース24、CNN、BBCまで見れる。
Huluは有料だけど、NHK受信料に比べたら安いし。
→Huluの評判レビュー。使い続けて気づいたメリット・デメリット。
従来のケーブルテレビや有料チャンネルは、完全に動画配信サービスへ移行しちゃってます。
映画と海外ドラマはVODで見放題。Netflix、Disney、Amazon prime video、Apple TV、HBO Max・・・
エミー賞受賞作品もテレビからは生まれないのです。
→2022年エミー賞ノミネート作品。歴代エミー賞を受賞した海外ドラマ一覧。
そして、映像視聴で切り離せないのがアダルトコンテンツ。
ビデオ技術はアダルトとともに成長していくわけで、とてもとても重要。
これも動画配信サービスが最先端、アダルト見放題も激安になっちゃってます。
→アダルト動画の見放題サービス徹底比較。おすすめAVサブスクVODまとめ。
ゲームをするのもHDMI接続さえできれば良いわけで、
応答速度(ms)やリフレッシュレート(Hz)という点で、むしろテレビじゃない方が良い。
Nintendo Swich、プレイステーションといった家庭用ゲーム機だけでなく、
スマートデバイス単体でもゲームができる。
ゲームサブスクのApple Arcade、PCストリーミングのSteam Link、
オンラインストリーミングのGeForeceNowも、Chromecast with Google TV単体でプレイできるからね。
※参考→GeForce NOW評判&レビュー。Steam Linkと比べたメリット・デメリット。 | ツカツカCAMP
チューナー付きテレビがなくて困るのは、NHKが見れないことくらい。
NHKプラスで、NHKの見逃し配信は見れるのですが、
NHK受信契約が必要で、NHK受信料を払わない為にテレビを所持しないわけですからね。
ただ、裏技としてNHKの番組って、U-NEXTの「NHKオンデマンド」プランで見放題できるわけで、
U-NEXTでNHK見放題してても、テレビが無ければNHK受信料は払わなくて良いのです。
NHK受信料払っても、NHKの「NHKプラス」では放送後7日間しか見れませんからね。
だったら、U-NEXTを契約した方が良いかなと。
→U-NEXTの評判レビュー。使い続けて気づいたメリット・デメリット
スマートテレビの自作方法まとめ
Amazon Fire TVとChromecastの分岐点は、安く済ませるならFire TV。
4Kモデルなら、Chromecast with Google TVがおすすめ。
→Chromecast with Google TVとAmazon Fire TV Stick 4K Maxの比較と違い
いずれにせよ、YoutubeやNetflixのショートカットボタンがあり、
一瞬で動画再生開始できるのも便利。Youtubeの時代ですからね。
なんとなくテレビをつける・・・ようなこともも、スマートリモコンで可能なのです。
NHK受信料を払わなくて良いなら、月々1,225円もお金が浮く。
衛生契約では月々2,170円と高額ですからね。
BS放送が映ってしまうだけで年額で24,185円も徴収されてしまうなら、
いっそ自宅のテレビチューナーを全て処分した方が良い気もしました。
NHK受信料を安くするために、BS放送が映らないマンションには引っ越すのも一つの手、
月1,000円も違うし、NHK BSなんてマジ見ないから。
NHKが見れなくて困るのは、Eテレ(教育テレビ)が見れなくなること。
特に、子供いる家庭は、朝の「おかあさんといっしょ」が見れないのはきつい。
我が子も小さい時に、とてもお世話になりました。
NHK受信料?もちろん払ってますよ私は。