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毎年、新型が出るAmazon Fireタブレットシリーズ。
2023年は、Fire Max 11が出ましたけども、
従来のFire HD 8 / 10や、Fire 7、キッズモデルとは何が違うのか?
おすすめモデルはどれなのか?
コストパフォーマンスが高いイメージが有るAmazonデバイスだけど、
円安の今では、過去モデルもしっかり値上げされてるし、
高額=高性能というわけでも無いから気を付けて。
というわけで、今回はFireタブレットの選び方について。
値段が高額になると・・・ちょっと手放しでおすすめはできないのです。
歴代Fireタブレットの発売日と販売中の端末
AmazonのFireタブレットは、複数のモデルが発売されており、
主にディスプレイ解像度によりその名称が分けられています。
- Fire:1024 x 600(WSVGA)
- Fire HD:1920 x 1200(WUXGA)
- Fire MAX:2000 x 1200
- Fire HDX:2560 x 1600(WQXGA)※終了
以前は「Fire HDX」という高精細モデルも有りましたが、
現行モデルは「Fire 7」「Fire HD」「Fire MAX」の3種類。
Fireが「7インチ」、Fire HDが「8インチ」と「10インチ」、Fire Maxが「11インチ」。
「8インチ」と「10インチ」には、ワイヤレス充電対応の「Fire HD Plus」も有るので、合計6種類です。
そして、現在発売されているのは、
第11世代(2021年)のFire HD 10 Plus、
第12世代(2022年)のFire 7とFire HD 8/Plus。
第13世代(2023年)のFire HD 10、Fire MAX 11となります。
発売年(世代) | 製品名 |
---|---|
2011年(第1世代) | Kindle Fire |
2012年(第2世代) | Kindle Fire Kindle Fire HD 7 Kindle Fire HD 8.9 |
2013年(第3世代) | Kindle Fire HD 7 Kindle Fire HDX 7 Kindle Fire HDX 8.9 |
2014年(第4世代) | Fire HD 6 Fire HD 7 Fire HDX 8.9 |
2015年(第5世代) | Fire Fire HD 8 Fire HD 10 |
2016年(第6世代) | Fire HD 8 |
2017年(第7世代) | Fire 7 Fire HD 8 Fire HD 10 |
2018年(第8世代) | Fire HD 8 |
2019年(第9世代) | Fire 7 Fire HD 10 |
2020年(第10世代) | Fire HD 8 Fire HD 8 Plus |
2021年(第11世代) | Fire HD 10 Fire HD 10 Plus |
2022年(第12世代) | Fire 7 Fire HD 8 Fire HD 8 Plus |
2023年(第13世代) | Fire Max 11 Fire HD 10 |
2024年(第14世代?) | Fire HD 8 ※公式では第12世代と表記 |
2023年2月13日には、Fireタブレットシリーズの一斉値上げが行われました。
値段が上がったからといって、高性能になっているわけで無く、
以前ほど、格安なタブレットでは無くなっています。
Fireタブレットの価格推移
新価格 2023年2月13日以降 | 旧価格 2023年2月12日以前 | |
---|---|---|
Fire 7 | 8,980円(16GB) | 6,980円(16GB) |
Fire HD 8 | 13,980円(32GB) 15,980円(64GB) | 11,980円(32GB) 13,980円(64GB) |
Fire HD 8 Plus | 15,980円(32GB) 17,980円(64GB) 19,980円(32GB+スタンド) 21,980円(64GB+スタンド) 21,280円(32GB+スタンド+保護フィルム) 23,280円(64GB+スタンド+保護フィルム) | 13,980円(32GB) 15,980円(64GB) 17,980円(32GB+スタンド) 19,980円(64GB+スタンド) 19,280円(32GB+スタンド+保護フィルム) 21,280円(64GB+スタンド+保護フィルム) |
Fire HD 10 | 19,980円(32GB) 23,980円(64GB) | 15,980円(32GB) 19,980円(64GB) |
Fire HD 10 Plus | 22,980円(32GB) 26,980円(32GB+スタンド) | 18,980円(32GB) 22,980円(32GB+スタンド) 22,980円(64GB) 26,980円(64GB+スタンド) |
Fireタブレットは、発売年≒世代となっており、
他Amazonデバイス(Fire TVシリーズ、Echoシリーズ)とは、世代の考え方も異なります。
FireタブレットとKindleの世代表記は、リニューアル回数では無いのです。
第11世代あたりから、リニューアル回数になりつつあり、もぅ世代表記はグチャグチャ。
Fire HD 8なんて、2022年モデルも2024年モデルも第12世代となっており、
2022年に発売されたFire HD 8 Plusの32GBと変わらないスペック。しかも値段も同じ。
むしろワイヤレス充電が省かれてしまったので劣化ですね。そして、Plusモデルは販売終了へ。
進化していないから「世代」も据え置きなのか?
Kindleも2024年モデルは、第11世代で、
Kindle Paperwhiteの2024年モデルは、第12世代という表記。
そもそも、初代Kindle Paperwhiteは、第5世代だったハズ。
他Kindleシリーズに合わせて世代表記も開始してたのに、
今ではリニューアル回数に変更したのか?この辺のアナウンスも無いから謎です。
世代の意味 | 現行モデル発売年 | |
---|---|---|
Echo | 世代 ≒ リニューアル回数 | 第1世代(2023)Echo Pop 第5世代(2023)Echo Dot 第2世代(2024)Echo Spot 第5世代(2023)Echo 第1世代(2019)Echo Studio 第3世代(2023)Echo Show 5 第3世代(2024)Echo Show 8 第3世代(2021)Echo Show 10 第1世代(2022)Echo Show 15 |
Fire TV | 世代 ≒ リニューアル回数 | 第1世代(2024)Fire TV Stick HD 第2世代(2023)Fire TV Stick 4K 第2世代(2023)Fire TV Stick 4K Max 第3世代(2022)Fire TV Cube |
Fireタブレット | 世代 ≒ 発売年? ※近年ルール崩壊 | 第12世代(2022)Fire 7 第12世代(2024)Fire HD 8 第13世代(2023)Fire HD 10 第13世代(2023)Fire Max 11 |
Kindle | 世代 ≒ 発売年? ※近年ルール崩壊 | 第11世代(2024)Kindle 第12世代(2024)Kindle Paperwhite 第10世代(2019)Kindle Oasis 第1世代(2022)Kindle Scribe |
Fireタブレットは、毎年新しいモデルが登場していますが、
全てのFireタブレットが更新されるわけでも有りません。
更新される頻度が、Fireタブレット毎に異なるわけで、
買うべきタブレットも年度ごとに異なるということです。
2023年度は、Fire HD 10の更新とともに、新たにFire Max 11が登場。
現行モデルは、Fire 7、Fire HD 8、Fire HD 10、Fire Max 11の4種類へ。
基本的に2年~3年で新デバイスへリニューアルしており、過去モデルも安売りしません。
歴代Fireタブレットの発売日
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 | Fire Max 11 | |
---|---|---|---|---|
第5世代(2015) | 2015年9月30日 | 2015年9月30日 | 2015年9月30日 | – |
第6世代(2016) | – | 2016年9月21日 | – | – |
第7世代(2017) | 2017年6月7日 | 2017年6月7日 | 2017年10月11日 | – |
第8世代(2018) | – | 2018年10月4日 | – | – |
第9世代(2019) | 2019年6月6日 | – | 2019年10月30日 | – |
第10世代(2020) | – | 2020年6月3日 | – | – |
第11世代(2021) | – | – | 2021年5月26日 | – |
第12世代(2022) | 2022年6月29日 | 2022年10月19日 | – | – |
第13世代(2023) | – | – | 2023年10月18日 | 2023年6月14日 |
第14世代?(2024) | – | 2024年10月3日 ※第12世代と表記 | – | – |
最新デバイスを買うのが賢く、なるべく古いデバイスは買わない方が良い。
基本的に新しいデバイスがスペックが上となるわけで、
現行モデルのスペック比較も置いておきます。
現行Fireタブレットのスペック比較
Fire 7 (第12世代) | Fire HD 8 (第12世代?) | Fire HD 8 Plus (第12世代) ※販売終了 | Fire HD 10 (第13世代) | Fire Max 11 (第13世代) | |
---|---|---|---|---|---|
発売日 | 2022年6月29日 | 2024年10月3日 | 2022年10月19日 | 2023年10月18日 | 2023年6月14日 |
現行価格 | 8,980円(16GB) | 15,980円(32GB) 17,980円(64GB) | 15,980円(32GB) 17,980円(64GB) | 19,980円(32GB) 23,980円(64GB) | 34,980円(64GB) 39,980円(128GB) |
画面サイズ | 7インチ | 8インチ | 8インチ | 10.1インチ | 11インチ |
解像度 | 1024 x 600 IPS (SD画質) | 1280 x 800 IPS (HD画質) | 1280 x 800 IPS (HD画質) | 1920 x 1200 IPS (フルHD画質) | 2000 x 1200 (2K画質) |
画素密度(PPI) | 171ppi | 189ppi | 189ppi | 224ppi | 213ppi |
CPU | 4コア 2.0GHz | 6コア 2.0GHz | 6コア 2.0GHz | 8コア 2×2.05GHz 6×2.0GHz | 8コア 2×2.2GHz 6×2.0GHz |
GPU | Arm Mali-G52 3EE MC1 | Arm Mali-G52 2EE MC2 | Arm Mali-G52 2EE MC2 | ARM G52MC22EE 1GHz | ARM G57 MC2 950MHz L2 512KB |
RAM | 2GB | 3GB(32GB) 4GB(64GB) | 3GB | 3GB | 4GB |
スピーカー | ステレオ | ステレオ Dolby Atmos対応 | ステレオ Dolby Atmos対応 | ステレオ Dolby Atmos対応 | ステレオ Dolby Atmos対応 |
カメラ | 前面200万画素 背面200万画素 | 前面200万画素 背面500万画素 | 前面200万画素 背面500万画素 | 前面500万画素 背面500万画素 | 前面800万画素 背面800万画素 |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) | 802.11a/b/g/n/ac/ax (デュアルバンド) Wi-Fi 6対応 |
USBポート | Type-C(USB2.0) | Type-C(USB2.0) | Type-C(USB2.0) | Type-C(USB2.0) | Type-C(USB2.0) |
Alexa | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Showモード | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
ワイヤレス充電 | × | × | ○ | × | × |
重量 | 282g | 337g | 342g | 434g | 490g |
サイズ | 181 x 118 x 9.7 mm | 201.9 x 137.3 x 9.6 mm | 201.9 x 137.3 x 9.6 mm | 246 x 164.8 x 8.6mm | 259 x 164 x 7.5mm |
バッテリー | 最大10時間 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大14時間 |
外部ストレージ | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD |
Bluetooth | 5.0 LE | 5.2 LE | 5.2 LE | 5.3 LE | 5.3 LE |
位置情報 | Wi-Fiベース (GPS無し) | Wi-Fiベース (GPS無し) | Wi-Fiベース (GPS無し) | Wi-Fiベース (GPS無し) | Wi-Fiベース (GPS無し) |
ちなみに、Fire 7とFire HD 8、Fire HD 10には、キッズモデルもありますが、
その内容は、Fireタブレットに専用カバーとAmazon Kids+を付加しただけであり、
そのスペックは、現行モデルのFireタブレットと全く同じです。
- Fire 7 キッズモデル = 第12世代 Fire 7(16GB)
- Fire HD 8 キッズモデル = 第12世代 Fire HD 8(32GB)
- Fire HD 10 キッズモデル = 第13世代 Fire HD 10(32GB)
キッズモデルといえど、中身は第12世代のFire 7、Fire HD 8、第13世代のFire HD 10。
Amazonプライム会員なら、Amazon Kids+も月額480円で契約できますからね。
→Amazon Kids+レビュー。契約して気づいたメリット・デメリット。
Fireタブレットのスペック比較
Fire 7とFire HD 8の違い
一番安い「Fire 7」と、2番目に安いHDモデル「Fire HD 8」の比較から。
7インチと8インチというサイズの違いが有りますが、
画面サイズ以上にスペックが全然違います。
Fire 7とFire HD 8の違い
Fire 7 (第12世代) | Fire HD 8 (第12世代?) | |
---|---|---|
発売日 | 2022年6月29日 | 2024年10月3日 |
現行価格 | 8,980円(16GB) | 15,980円(32GB) 17,980円(64GB) |
画面サイズ | 7インチ | 8インチ |
解像度 | 1024 x 600 IPS (SD画質) | 1280 x 800 IPS (HD画質) |
画素密度(PPI) | 171ppi | 189ppi |
CPU | 4コア 2.0GHz | 6コア 2.0GHz |
GPU | Arm Mali-G52 3EE MC1 | Arm Mali-G52 2EE MC2 |
RAM | 2GB | 3GB(32GB) 4GB(64GB) |
スピーカー | ステレオ | ステレオ Dolby Atmos対応 |
カメラ | 前面200万画素 背面200万画素 | 前面200万画素 背面500万画素 |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) |
USBポート | Type-C(USB2.0) | Type-C(USB2.0) |
Alexa | ○ | ○ |
Showモード | × | ○ |
ワイヤレス充電 | × | × |
重量 | 282g | 337g |
サイズ | 181 x 118 x 9.7 mm | 201.9 x 137.3 x 9.6 mm |
バッテリー | 最大10時間 | 最大13時間 |
外部ストレージ | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD |
Bluetooth | 5.0 LE | 5.2 LE |
位置情報 | Wi-Fiベース (GPS無し) | Wi-Fiベース (GPS無し) |
Fire 7は、値段こそ8,980円(16GB)と、
クアッドコアCPU搭載のタブレットとしては破格ですが、
解像度は1024 x 600(SD画質)で、動画視聴として使うには微妙です。
Fire HD 8の方は、サイズだけでなく、スペックも断然上。
クアッドコア(4コア)→ヘキサコア(6コア)だけでなく、
解像度は1280 x 800(HD画質)、バッテリー最大13時間、
このスペックで13,980円(32GB)なんだから、使い勝手を考えるならダンゼンこっち。
Fireシリーズで一番売れているのも「Fire HD 8」ですからね。
サイズは7インチでも8インチでも良いけど、
スペックは、Fire HD 8くらいは無いと困る。
アプリ起動速度、ブラウザ閲覧のサクサク感も、だいぶ違うと感じます。
ちなみに、Fire HD 8は、iPad miniとほぼ同じサイズ、
サイズ的にも8インチって使いやすいですからね。
Fire HD 8とFire HD 10の違い
Fire HDの上位モデルが、Fire HD 10。
Fire HD 8 よりサイズが大きく、基本的にスペックも上。
Fire HD 8と比べて、スペックで劣る部分も無くなりました。
Fire HD 8とFire HD 10の違い
Fire HD 8 (第12世代?) | Fire HD 10 (第13世代) | |
---|---|---|
発売日 | 2024年10月3日 | 2023年10月18日 |
現行価格 | 15,980円(32GB) 17,980円(64GB) | 19,980円(32GB) 23,980円(64GB) |
画面サイズ | 8インチ | 10.1インチ |
解像度 | 1280 x 800 IPS (HD画質) | 1920 x 1200 IPS (フルHD画質) |
画素密度(PPI) | 189ppi | 224ppi |
CPU | 6コア 2.0GHz | 8コア 2×2.05GHz 6×2.0GHz |
GPU | Arm Mali-G52 2EE MC2 | ARM G52MC22EE 1GHz |
RAM | 3GB(32GB) 4GB(64GB) | 3GB |
スピーカー | ステレオ Dolby Atmos対応 | ステレオ Dolby Atmos対応 |
カメラ | 前面200万画素 背面500万画素 | 前面500万画素 背面500万画素 |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) |
USBポート | Type-C(USB2.0) | Type-C(USB2.0) |
Alexa | ○ | ○ |
Showモード | ○ | ○ |
ワイヤレス充電 | × | × |
重量 | 337g | 434g |
サイズ | 201.9 x 137.3 x 9.6 mm | 246 x 164.8 x 8.6mm |
バッテリー | 最大13時間 | 最大13時間 |
外部ストレージ | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD |
Bluetooth | 5.2 LE | 5.3 LE |
位置情報 | Wi-Fiベース (GPS無し) | Wi-Fiベース (GPS無し) |
画面サイズが、8インチ→10.1インチへ大きくなり、
解像度も、1280 x 800→1920 x 1200とより高精細へ。
画素密度も189ppi→224ppiとなるわけで、だいぶ画質も向上しています。
200ppiを超えると、肉眼ではドット感もほぼ分からないですからね。
→動画配信サービスの画質と解像度。SD、フルHD、4K、8K、HDR、Dolby Visonの意味と違い。
CPUもヘキサコア(6コア)→オクタコア(8コア)と増加しており、
処理スピードもだいぶサクサク。
ゲームでもやらない限り、ほぼ不満は無いと思われるスペック。
2024年には、Fire HD 8が新型という名で値上げをしたので、
コストパフォーマンスという点では、大差なくなりました。
Fire HD 8に1.5万円も出すなら、Fire HD 10の方がコスパが高い気もする。
10インチでサイズも大きくなり、重量も重くなるので、
どちらかというと自宅用途。
重量434gってのも、持ちながら使うにはキツイ重さです。
Fire HD 10とFire Max 11の違い
2023年6月14日、新たにFire Max 11が登場しました。
2023年度は、Fire HD 10が更新となりませんでしたので、
実際のところ、Fire Max 11がFire HD 10の後継機になるのかと。
Fire HD 10とFire Max 11の違い
Fire HD 10 (第13世代) | Fire Max 11 (第13世代) | |
---|---|---|
発売日 | 2023年10月18日 | 2023年6月14日 |
現行価格 | 19,980円(32GB) 23,980円(64GB) | 34,980円(64GB) 39,980円(128GB) |
画面サイズ | 10.1インチ | 11インチ |
解像度 | 1920 x 1200 IPS (フルHD画質) | 2000 x 1200 (2K画質) |
画素密度(PPI) | 224ppi | 213ppi |
CPU | 8コア 2×2.05GHz 6×2.0GHz | 8コア 2×2.2GHz 6×2.0GHz |
GPU | ARM G52MC22EE 1GHz | ARM G57 MC2 950MHz L2 512KB |
RAM | 3GB | 4GB |
スピーカー | ステレオ Dolby Atmos対応 | ステレオ Dolby Atmos対応 |
カメラ | 前面500万画素 背面500万画素 | 前面800万画素 背面800万画素 |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) | 802.11a/b/g/n/ac/ax (デュアルバンド) Wi-Fi 6対応 |
USBポート | Type-C(USB2.0) | Type-C(USB2.0) |
Alexa | ○ | ○ |
Showモード | ○ | ○ |
ワイヤレス充電 | × | × |
重量 | 434g | 490g |
サイズ | 246 x 164.8 x 8.6mm | 259 x 164 x 7.5mm |
バッテリー | 最大13時間 | 最大14時間 |
外部ストレージ | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD |
Bluetooth | 5.3 LE | 5.3 LE |
位置情報 | Wi-Fiベース (GPS無し) | Wi-Fiベース (GPS無し) |
Fire HD 10もFire Max 11も2023年の最新モデルですが、
Fire Max 11が、一番高額な最上位モデルなので、
他Fireタブレットに比べて、圧倒的に性能も高くなっています。
Fire HD 10に専用キーボードが付いた「エッセンシャルセット」は無くなり、
新たにFire HD 10とFire Max11では、
「マグネットキーボード」や「スタイラスペン」に対応となりました。
ただ、マグネットキーボード10,980円、スタイラスペン4,980円と高額、
セットで購入しても、数パーセントの割引しか無く、
Fire HD 10のエッセンシャルセットで付いていたMicrosoft 365 Personalも1年→3か月へ短くなっています。
正直、定価で買うのは微妙であり、セール価格で妥当な気がします。
Fire Max 11 64GB | Fire Max 11 128GB | |
---|---|---|
本体 | 34,980円 | 39,980円 |
本体+キーボード | 43,980円 | 48,980円 |
本体+スタイラスペン | 38,980円 | 43,980円 |
本体+スタイラスペン+キーボード | 47,980円 | 52,980円 |
従来のFireタブレットシリーズの良さである「格安さ」が無くなってしまい、
iPadの劣化版というのは否めず、価格なりの性能というのも否めません。
Fire HD 10に比べると、1.5倍以上の価格で販売開始となってしまったので、
正直、この値段を出すなら、タブレットシェアNo.1のiPadか、
Amazon縛りの無いAndroidタブレットを選ぶべきかなと。
Amazonタブレットが高価格になるなか、
iPadは過去モデルを格安販売していますし、圧倒的に使い勝手も良い。
Apple Pencil対応したデザインアプリも非常に多いですからね。
iPadが嫌ならXiaomiタブレットもありますからね。
最新モデルXiaomi Pad 6も日本で発売開始、
iPad Pro並みの高スペックで5万円未満は破格です。
Fireタブレットと比較するのも野暮なほど高性能です。
Fire HD 8 Plusと10 Plusの違い
2020年には、Fire HD 8が第10世代になり、Fire HD 8にPlusモデルが登場。
2021年には、Fire HD 10の第11世代でもFire HD 10 Plusが登場。
ただ、第13世代のFire HD 10、Fire Max 11ではPlusモデルは登場していないので、
Plusシリーズは、廃盤となる可能性は高いです。
2024年モデルのFire HD 8が、
2022年のFire HD 8 Plusと同等スペックで、新モデルとして登場しました。
ワイヤレス充電機能が省かれた以外は、全く同じスペックなので・・・
最新モデルという建前で、値上げをした形になっています。
で、Fire HD(2022)とHD Plus(2022)では何が違ったのか?
過去のアーカイブとして、記録を残しておきます。
Fire HD 8 Plusで2,000円、Fire HD 10 Plusで3,000円ほど値段が上がり、
ワイヤレス充電対応モデルになるってだけでは有りません。
変わるのはメモリが+1GBとなり、Qi規格の無接点充電に対応となる。
Fire HD 8 Plusでは、付属充電器も大容量になり充電時間も微妙に短縮されています。
Fire HD 8とFire HD 8 Plusの違い
Fire HD 8 (第12世代:2022) | Fire HD 8 Plus (第12世代:2022) | |
---|---|---|
発売日 | 2022年10月19日 | 2022年10月19日 |
現行価格 | 13,980円(32GB) 15,980円(64GB) | 15,980円(32GB) 17,980円(64GB) |
画面サイズ | 8インチ | 8インチ |
解像度 | 1280 x 800 IPS (HD画質) | 1280 x 800 IPS (HD画質) |
画素密度(PPI) | 189ppi | 189ppi |
CPU | 6コア 2.0GHz | 6コア 2.0GHz |
GPU | Arm Mali-G52 2EE MC2 | Arm Mali-G52 2EE MC2 |
RAM | 2GB | 3GB |
スピーカー | ステレオ Dolby Atmos対応 | ステレオ Dolby Atmos対応 |
カメラ | 前面200万画素 背面200万画素 | 前面200万画素 背面500万画素 |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) |
USBポート | Type-C(USB2.0) | Type-C(USB2.0) |
Alexa | ○ | ○ |
Showモード | ○ | ○ |
ワイヤレス充電 | × | ○ |
重量 | 337g | 342g |
サイズ | 201.9 x 137.3 x 9.6 mm | 201.9 x 137.3 x 9.6 mm |
バッテリー | 最大13時間 | 最大13時間 |
充電時間 | 約5時間 | 約3時間 |
外部ストレージ | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD |
Bluetooth | 5.2 LE | 5.2 LE |
位置情報 | Wi-Fiベース (GPS無し) | Wi-Fiベース (GPS無し) |
Fire HD 10とFire HD 10 Plusの違い
Fire HD 10 (第11世代) | Fire HD 10 Plus (第11世代) | |
---|---|---|
発売日 | 2021年5月26日 | 2021年5月26日 |
価格 | 19,980円(32GB) 23,980円(64GB) | 22,980円(32GB) 26,980円(32GB+スタンド) |
Alexa | Alexa搭載 | Alexa搭載 |
画面サイズ | 10.1インチ | 10.1インチ |
解像度 | 1920 x 1200 IPS(フルHD画質) | 1920 x 1200 IPS(フルHD画質) |
画素密度 | 224ppi | 224ppi |
CPU | オクタコア 2.0GHz | オクタコア 2.0GHz |
GPU | ARM Mali-G72 MP3 GPU | ARM Mali-G72 MP3 GPU |
RAM | 3GB | 4GB |
スピーカー | ステレオ(Dolby Atmos対応) | ステレオ(Dolby Atmos対応) |
カメラ | 前面2MP(約200万画素) 背面5MP(約500万画素) | 前面2MP(約200万画素) 背面5MP(約500万画素) |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド) ※Wi-Fi 6未対応 | 802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド) ※Wi-Fi 6未対応 |
USBポート | Type-C(USB-C 2.0) | Type-C(USB-C 2.0) |
重量 | 465g | 468g |
サイズ | 247 x 166 x 9.2mm | 247 x 166 x 9.2mm |
バッテリー | 最大12時間 | 最大12時間 |
充電時間 | 約4時間 | 約4時間 |
外部ストレージ | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD |
Bluetooth | 5.0 LE | 5.0 LE |
位置情報 | Wi-Fiベース、(GPS無し) | Wi-Fiベース、(GPS無し) |
スペックよりも、無接点充電対応の利点が大きく、
真価を発揮するのが、スマートディスプレイ機能「Showモード」。
Fire HDを充電スタンドに置いた時(Qi充電時)に、
自動的にAlexa&Showモードに切り替わり、
Fireタブレットを使わない時は「Echo Show」として使えるってわけ。
「ハンズフリーモード」で、アレクサの音声操作も可能だからね。
→Amazon Fire HDレビュー。iPad、Androidタブレットと比較したデメリット。
Fire HD Plus専用のワイヤレス充電スタンドは、
Fire HD Plusと同時購入で割引も効くので、買うなら同時購入にした方が良い。
単品だと5,980円もする充電スタンドが+4,000円で買えるようになる。
そもそもPlusの売りはQiによるワイヤレス充電なので、専用スタンドが無いと意味無いですからね。
Fire HD 8 PlusとFire HD 10 Plusの違い
Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 Plus | |
---|---|---|
発売日 | 2022年10月19日 (第12世代) | 2021年5月26日 (第11世代) |
価格 | ||
Alexa | Alexa搭載 | Alexa搭載 |
画面サイズ | 8インチ | 10.1インチ |
解像度 | 1280 x 800 IPS(HD画質) | 1920 x 1200 IPS(フルHD画質) |
画素密度 | 189ppi | 224ppi |
CPU | ヘキサコアプロセッサ 2.0GHz | オクタコア 2.0GHz |
GPU | Arm Mali-G52 2EE MC2 | ARM Mali-G72 MP3 GPU |
RAM | 3GB | 4GB |
スピーカー | ステレオ(Dolby Atmos対応) | ステレオ(Dolby Atmos対応) |
カメラ | 前面2MP(約200万画素) 背面5MP(約500万画素) | 前面2MP(約200万画素) 背面5MP(約500万画素) |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド) ※Wi-Fi 6未対応 | 802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド) ※Wi-Fi 6未対応 |
USBポート | Type-A to Type-C (USB-C 2.0) | Type-C(USB-C 2.0) |
重量 | 342g | 468g |
サイズ | 201.9 x 137.3 x 9.6 mm | 247 x 166 x 9.2mm |
バッテリー | 最大13時間 | 最大12時間 |
充電時間 | 約3時間 | 約4時間 |
外部ストレージ | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD |
Bluetooth | 5.2 LE | 5.0 LE |
位置情報 | Wi-Fiベース、(GPS無し) | Wi-Fiベース、(GPS無し) |
充電スタンドは、10Wの急速充電対応してます。
10W対応のQiって高いので、ワイヤレス充電器としても悪くない。
iPhoneやAndroidスマホとかも普通に充電できますので。
キッズモデルの違い
Fireタブレットシリーズには、キッズモデルも有る。
で、その中身は通常モデルと違うのか?というと、
キッズカバー、1年間のAmazon Kids+、2年間の事故保証が付いているだけ。
中身は、通常のFireモデルと全く同じです。
Fire 7キッズモデル | Fire HD 8キッズモデル | Fire HD 10キッズモデル | |
---|---|---|---|
価格 | 13,980円 | 19,980円 | 23,980円 |
本体 | Fire 7 タブレット 16GB (第12世代) | Fire HD 8 タブレット 32GB (第12世代) | Fire HD 10 タブレット 32GB (第13世代) |
キッズモデル特典 | キッズカバー Amazon Kids+:1年間 事故保証:2年間 | キッズカバー Amazon Kids+:1年間 事故保証:2年間 | キッズカバー Amazon Kids+:1年間 事故保証:2年間 |
これ勘違いしがちなのですが、
キッズモデルを買わなくても、キッズカバーは単体購入できるし、
Amazon Kids+は月額980円(プライム会員なら480円)で契約できるし、
通常モデルでも2年間の事故保証には加入できます。
標準モデルより+5,000円~6,000円で全て付いているので、
端末保証やキッズ用サブスクに加入するつもりだったのなら割安というわけ。
全て別々で加入するとなると+1万円オーバーですからね。
Fire 7 タブレット16GB (第12世代) | Fire HD 8 タブレット32GB (第12世代) | Fire HD 10 タブレット32GB (第13世代) | |
---|---|---|---|
本体 | 8,980円 | 15,980円 | 19,980円 |
キッズカバー | 2,880円 | 3,780円 | 3,980円 |
事故保証(2年間) | 1,780円 | 1,980円 | 3,480円 |
Amazon Kids+ (1年間) | 年額4,800円 | 年額4,800円 | 年額4,800円 |
合計 | 18,440円 | 26,540円 | 32,240円 |
ただ、個人的な意見を言わせて貰えれば、
カバーが要らないなら+5,000円の価値は無いかなと。
Amazon Kids+はAmazonプライム会員なら月額480円で使えるわけで、
我が家は1年も使わず解約しましたから。
→Amazon Kids+レビュー。契約して気づいたメリット・デメリット。
超格安なFireタブレットに保証を付けるなら、
もう1台買った方が良いと思うし、毎年買い替えたって良いわけ。
キッズモデルのケースって頑丈故に、
ゴツくて持ちづらいし、キッズケースはスタンドも微妙。
タブレットが重いってのは、個人的に好きでも無いので、
私は、安いから壊れても良いって気持ちで、剝き出しで子供に使わせてます。
ちなみに、子供への利用制限は通常モデルでも導入できます。
Fire HDでもペアレンタルコントロールアプリ「Amazon Kids」は無料であり、
そもそも本体一緒なのだから、できることは全く一緒なのです。
FireHDの新型と旧型の違い
ここからは旧モデルとの違いになります。
旧モデルから買い替えるべきか?という参考までに。
新型Fire 7と旧型の違い
2022年、3年ぶりにリニューアルとなったFire 7、
2019年の第9世代→第12世代で、
外観だけでなく、中身も大幅にアップグレードとなりました。
円安で1,000円ほど値上げとなりましたが、
前モデルからは、大幅に進化しています。
Fire 7(第9世代) | Fire 7(第12世代) | |
---|---|---|
発売年 | 2019年 | 2022年 |
価格 | 5,980円(16GB) 7,980円(32GB) | 6,980円(16GB) |
OS | Fire OS 6 (Android 7 相当) | Fire OS 8 (Android 11相当) |
Alexa | Alexa搭載 ※Showモード非対応 | Alexa搭載 ※Showモード非対応 |
画面サイズ | 7インチ | 7インチ |
解像度 | 1024 x 600 IPS (SD画質) | 1280 x 800 IPS (HD画質) |
画素密度(PPI) | 171ppi | 171ppi |
CPU | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア2.0GHz |
GPU | ARM Mali-T720 MP2 | Arm Mali-G52 3EE MC1 |
RAM | 1GB | 2GB |
スピーカー | モノラル | ステレオ |
カメラ | 前面・背面 2MP(約200万画素) | 前面・背面 2MP(約200万画素) |
WiFi | 802.11 a/b/g/n (デュアルバンド) ※Wi-Fi6未対応 | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) ※Wi-Fi6未対応 |
USBポート | Micro-B(USB 2.0) | Type-C (USB-C 2.0) |
重量 | 286g | 282g |
サイズ | 192 x 115 x 9.6mm | 181 x 118 x 9.7 mm |
バッテリー | 最大7時間 | 最大10時間 |
外部ストレージ | 最大512GBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD |
Bluetooth | 4.1 LE | 5.0 LE |
位置情報 | Wi-Fiベース(GPS無し) | Wi-Fiベース(GPS無し) |
Fire 7と同時にFire HD 8も進化したので・・・
だったら、Fire HD 8を選ぶかなというのが個人的な感想です。
コスパで考えるとFire HD 8やFire HD 10の方が良いと思うので、
少しでも安く使いたい、最安で所持したいって人向けです。
新型Fire HD 8と旧型の違い
2024年、2年ぶりにリニューアルとなったFire HD 8。
2020年の第10世代→第12世代で、軽量化となりましたが、
中身のスペック自体は、4年前のモデルと比べて、ほぼ進化してません。
むしろ、ここ数年で6,000円ほど値上げになったことが痛いですね。
Fire HD 8 (第10世代) | Fire HD 8 (第12世代) | Fire HD 8 (第12世代?) | |
---|---|---|---|
発売年 | 2020年 | 2022年 | 2024年 |
価格 | 9,980円(32GB) 11,980円(64GB) | 11,980円(32GB) 13,980円(64GB) | 15,980円(32GB) 17,980円(64GB) |
OS | Fire OS 7 (Android 9 相当) | Fire OS 8 (Android 11相当) | Fire OS 8 |
Alexa | Alexa搭載 | Alexa搭載 | Alexa搭載 |
画面サイズ | 8インチ | 8インチ | 8インチ |
解像度 | 1280 x 800 IPS (HD画質) | 1280 x 800 IPS (HD画質) | 1280 x 800 IPS (HD画質) |
画素密度(PPI) | 189ppi | 189ppi | 189ppi |
CPU | 4コア 2.0GHz | 6コア 2.0GHz | 6コア 2.0GHz |
GPU | Arm Mali-G52 3EE MC1 | Arm Mali-G52 2EE MC2 | Arm Mali-G52 2EE MC2 |
RAM | 2GB | 2GB | 3GB(32GB) 4GB(64GB) |
スピーカー | ステレオ Dolby Atmos対応 | ステレオ Dolby Atmos対応 | ステレオ Dolby Atmos対応 |
カメラ | 前面200万画素 背面200万画素 | 前面200万画素 背面200万画素 | 前面200万画素 背面500万画素 |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) ※Wi-Fi6未対応 | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) ※Wi-Fi6未対応 | 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド) ※Wi-Fi6未対応 |
USBポート | Type-C (USB-C 2.0) | Type-C (USB-C 2.0) | Type-C (USB-C 2.0) |
重量 | 355g | 337g | 337g |
サイズ | 202 x 137 x 9.7mm | 201.9 x 137.3 x 9.6 mm | 201.9 x 137.3 x 9.6 mm |
バッテリー | 最大12時間 | 最大13時間 | 最大13時間 |
外部ストレージ | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD |
Bluetooth | 5.0 LE | 5.2 LE | 5.2 LE |
位置情報 | Wi-Fiベース (GPS無し) | Wi-Fiベース (GPS無し) | Wi-Fiベース (GPS無し) |
8インチというサイズ感がちょうど良いので、
Fire 7で悩むなら8インチのFire HD 8をおすすめしたい。
ちょうど真ん中ということで、一番買いがちなサイズだとも思ってます。
新型Fire HD 10と旧型の違い
2023年10月、2年ぶりにリニューアルとなったFire HD 10。
第11世代から第13世代となり、
外観こそ新しくなったものの、中身のスペックはあまり変わってません。
CPU、GPUが若干高スペックになっただけ、
インカメラも高精細になってますけど、
500万画素なんで・・・スマホに比べたら駄目駄目の画質です。
サイズはコンパクトになって、重量も軽くなっているので、
使い勝手は良くなったかなと。
Fire HD 10(第9世代) | Fire HD 10(第11世代) | Fire HD 10(第13世代) | |
---|---|---|---|
発売年 | 2019年 | 2021年 | 2023年 |
発売価格 | 15,980円(32GB) 19,980円(64GB) | 15,980円(32GB) 19,980円(64GB) | 19,980円(32GB) 23,980円(64GB) |
Alexa | Alexa搭載 | Alexa搭載 | Alexa搭載 |
画面サイズ | 10.1インチ | 10.1インチ | 10.1インチ |
解像度 | 1920 x 1200 IPS(フルHD画質) | 1920 x 1200 IPS(フルHD画質) | 1920 x 1200 IPS(フルHD画質) |
画素密度 | 224ppi | 224ppi | 224ppi |
CPU | 8コア 2.0GHz | 8コア 2.0GHz | 8コア (2×2.05GHz、6×2.0GHz) |
GPU | ARM Mali-G72 MP3 GPU | ARM Mali-G72 MP3 GPU 800MHz | ARM G52MC22EE 1GHz |
RAM | 2GB | 3GB | 3GB |
スピーカー | ステレオ(Dolby Atmos対応) | ステレオ(Dolby Atmos対応) | ステレオ(Dolby Atmos対応) |
カメラ | 前面・背面 2MP(約200万画素) | 前面2MP(約200万画素) 背面5MP(約500万画素) | 前面5MP(約500万画素) 背面5MP(約500万画素) |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド) ※Wi-Fi 6未対応 | 802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド) ※Wi-Fi 6未対応 | 802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド) ※Wi-Fi 6未対応 |
USBポート | Type-C(USB2.0) | Type-C(USB2.0) | Type-C(USB2.0) |
重量 | 504g | 465g | 434g |
サイズ | 262 x 159 x 9.8mm | 247 x 166 x 9.2mm | 246 x 164.8 x 8.6mm |
バッテリー | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大13時間 |
外部ストレージ | 最大512GBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD |
Bluetooth | 4.2 LE | 5.0 LE | 5.3 LE |
位置情報 | Wi-Fiベース、(GPS無し) | Wi-Fiベース、(GPS無し) | Wi-Fiベース、(GPS無し) |
ただ、もともと高性能なので、悪くないタブレットでは有ります。
10インチの横長ディスプレイで、ステレオスピーカーと動画見るには丁度良いかと。
FireタブレットとKindleの違い
Amazonには、Fireタブレットだけでなく、
電子書籍リーダーのKindleも有ります。
同じタブレットで何が違うのか?
Fireタブレットができること
Fireタブレットは、Android OSベースの端末ですが、
Amazon独自のFire OSを搭載しているので、
iPadやAndroidタブレットに比べると様々な制限が有ります。
※Google Playアプリを利用できる方法も有りますが・・・非公式ですので。
検索ブラウザは、Amazon独自のSilkブラウザだし、
AppleやGoogleのアプリやサービスも基本的に使えません。
Fireタブレットでは、Youtubeアプリこそ使えるようになりましたが、
Androidとはそれとは操作性も異なります。
例えば、動画配信サービスでも対応しているアプリは非常に限られており、
Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、DAZN・・・
あとはAmebaとWOWOWオンデマンドくらいです。
U-NEXT、dTV、dアニメストア、Paravi、TELASA、FOD・・・
多くのVODサービスでは、Fireタブレットに未対応。
→【2024年最新】動画配信サービス15社を比較。各社VOD見放題の特徴と違い。
Fire TV Stickで使えるアプリ(Fire TV OS)とも別物なので、
Fire TV Stickと比べても微妙・・・対応VODは断然少ないのです。
→【2024年最新】Amazon Fire TV Stick 4K、4K Max、HD、Cubeの違い。Fire TVシリーズ比較。
Amazon端末って安いけども、制限が多いというデメリット。
GoogleやAppleのサービスを利用しているなら、
少し高くてもそちらを使った方が良い、これはFire TVでも同じ。
→Amazon Fire TV Stick、Chromecast with Google TV、Apple TVの比較と違い。ストリーミングデバイスの選び方。
というわけで、Fireタブレットは、
基本的には、Amazonのサービスを使う為のタブレットと割り切った方が良い。
Amazon以外のアプリを使うなら、素直にAndroidタブレット。
逆を言えば、Amazonサービス使うなら、これが最もコスパ高い端末。
- 動画:Prime Video、Twich
- 音楽:Prime Music、Amazon Music Unlimited、Music HD
- 読書:Kindle、Prime Reading、Kindle Unlimited、Audible
- 写真:Amazon Photos
- 音声アシスタント:Alexa
また、車での利用という点でも、Fire HDは微妙です。
Fireタブレットには、GPS搭載していないし、SIMも挿せないのでカーナビとしても使えません。
→車のカーナビではなくiPadでGoogleマップを使う理由。iPadをカーナビ化する方法。
結局のところ、Fire OSに対応している動画アプリも少ないわけで、
動画を外で見るって点でも、実は不利なのです。
→車で動画再生するならiPad+格安SIMが最強。カーナビDVDからタブレットへ切り替えた理由。
電子書籍リーダーKindleとの違い
一方、Amazonの電子書籍でしか使わないなら、AmazonのKindleで良い。
AmazonのFire&Fire HDは、Kindleとはできる事が全く違い、Fireは、Amazonの格安タブレット。
Kindleは、読書専用の端末であり、電子ペーパーという位置づけ。
※初代Fireは、Kindle Fireという名称でした。
Kindleは、白黒表示で電子書籍しか閲覧できませんけど、
e-inkスクリーンで、屋外でも見やすく、ブルーライドゼロ。
超省電力で軽量でありバッテリー持ちも良いですが・・・KindleはFireよりも高額なのです。
コスト的には、Fireの方がコストがかかってると思うんだけど、
エンタメ専用端末ということで、広告訴求の余地もあるから、
デバイス価格は安くなっているのではないかなと。
Kindleは、Amazonの電子書籍Kindle専用デバイス。
それ以上でもそれ以下でも無いですからね。
Fireタブレットの違いまとめ
Fire 7は、処理速度こそFire HD 8と大差ないのですが、
音楽、動画再生端末としては微妙。
漫画や雑誌も、低解像度という点で見るに耐えない。
タブレットで8,980円は確かに安いですけど、
安物買いの銭失いになる人も多いと思ってる。
万人にオススメできるのが「Fire HD 8」。
HD画質、メモリ2GB、ストレージ容量32GB、
867MbpsのWiFi、ステレオスピーカー・・・と、値段以上にスペックアップしている。
コスパ、使い勝手という点でも一番かなと。
8インチなら、片手でも使えるし、持ち運びも容易。
なにより価格がちょうど良い。そりゃ一番売れてるわけだ。
Fire HD 10は、Fire HD 8より約6,000円ほど高額ですが、
Fire Max 11という高額なモデルが出たことで、安く感じる不思議。
Fire Max 11よりも約15,000円ほど安い19,980円。
2023年の最新モデルと考えれば、こちらも悪く無いでしょう。
動画も視聴することが多いなら、Fire HD 10です。
Fire Max 11は、より大きい画面が欲しい人、最高スペックの端末が欲しい人へ。
スタイラスペンや専用キーボードにも対応しているとはいえ、
Amazonタブレットに34,980円出すなら、一旦落ち着いた方が良い。
読書用途ではデカイし、重さも約500gと圧倒的に重い。
なによりAmazonにしては値段がとても高額です。
どちらかというと、Fire HDシリーズを売るための噛ませ犬ですね。
動画で大画面を求めるなら、
格安なFire TV Stickとディスプレイを買った方が幸せになるとも思ってる。
→【2024年最新】Amazon Fire TV Stick 4K、4K Max、HD、Cubeの違い。Fire TVシリーズ比較。
スペック高いに越した事は無いのですけど、
結局のところ、コンテンツが対応していないと意味ないわけで、
Amazonデバイスという制限のあるタブレットで、
何がしたいのか?ってのは理解しておいた方が良い。
値段が安いなりのデメリットも有るのです。
Apple Pencilみたいな専用のスタイラスペンが出たところで、
結局のところ、対応アプリが少なすぎる。
ペンを使って何をするのか?イラスト描くなら絶対にiPadというわけです。
→Amazon Fire HDレビュー。iPad、Androidタブレットと比較したデメリット。
Amazonデバイスには、Fireタブレットシリーズだけでなく、
Echoシリーズも有り、同じように毎年リニューアルデバイスは異なります。
歴代Echoシリーズは、種類も多く更に複雑、買わない方が良いデバイスも多いです。
→【2024年最新】Echo Show、Echo Dot、Echo Pop、Echo Spot、Echo Studio、Echo Autoの違い。Echoシリーズ比較。
ハードウェアスペックが高止まりになってきている昨今、
ソフトウェアの差は大きいし、やりたいことができるのか?は良く考えた方が良いですね。
なんとなく便利そうで、実は微妙なスマートデバイス。
Google、Siri、Alexa・・・共存したら訳もわからなくなるのです。