毎年、新型が出るFire HDシリーズ。
2020年は、Fire HD 8、Fire HD 8 Plusが出ましたけども、
Fire HD 10や、Fire 7、キッズモデルとは何が違うのか?
そもそもFire HDって何ができるのか?を抑えておけば、
選ぶべき端末も見えてくるハズ。
もくじ
歴代のFireタブレットと販売中の端末
AmazonのFireタブレットは、複数のモデルが発売されており、
主にディスプレイ解像度によりその名称が分けられています。
- Fire:1024 x 600(WSVGA)
- Fire HD:1920 x 1200(WUXGA)
- Fire HDX:2560 x 1600(WQXGA)※終了
以前は「Fire HDX」という高精細モデルも有りましたが、
現行モデルは「Fire」と「Fire HD」の2種類。
Fire HDには「8インチ」と「10インチ」モデルには、
ワイヤレス充電対応の「Plus」モデルも有るので、合計5種類です。

また、Fireシリーズは、毎年新しいモデルが発売されており、
毎年1世代ずつ進化しているので、発売年≒世代となっています。
現在発売されているのは、第9世代(2019年)のFire 7とFire HD 10。
第10世代(2020年)のFIre HD 8、Fire HD 8 Plusとなります。
- 第1世代(2011):Kindle Fire
- 第2世代(2012):Kindle Fire
- 第5世代(2015):Fire
- 第7世代(2017):Fire 7
- 第9世代(2019):Fire 7
- 第2世代(2012):Kindle Fire HD 7
- 第2世代(2012):Kindle Fire HD 8.9
- 第3世代(2013):Kindle Fire HD 7
- 第3世代(2013):Kindle Fire HDX 7
- 第3世代(2013):Kindle Fire HDX 8.9
- 第4世代(2014):Fire HD 6
- 第4世代(2014):Fire HD 7
- 第4世代(2014):Fire HDX 8.9
- 第5世代(2015):Fire HD 8
- 第5世代(2015):Fire HD 10
- 第6世代(2016):Fire HD 8
- 第7世代(2017):Fire HD 8
- 第7世代(2017):Fire HD 10
- 第8世代(2018):Fire HD 8
- 第9世代(2019):Fire HD 10
- 第10世代(2020):Fire HD 8
- 第10世代(2020):Fire HD 8 Plus
- 第11世代(2021):Fire HD 10
- 第11世代(2021):Fire HD 10 Plus
2019年には、Fire 7とFire HD 8にキッズモデルが登場しましたが、
その内容は、通常のFireタブレットに子供向けサービスを付加したもの。
2021年5月には、キッズモデルがリニューアルされましたが、
その中身は、第9世代のFire 7、第10世代のFire HD 8、
第11世代のFire HD 10と全く同じスペックです。
- Fire 7 キッズモデル = 第9世代 Fire 7(16GB)
- Fire HD 8 キッズモデル = 第10世代 Fire HD 8(32GB)
- Fire HD 10 キッズモデル = 第11世代 Fire HD 10(32GB)
Fireタブレットのスペック比較
Fire 7とFire HD 8の違い
一番安い「Fire 7」と、HDモデル「Fire HD 8」の比較から。
7インチと8インチというサイズの違いが有りますが、
画面サイズ以上にスペックが全然違います。
Fire 7 と Fire HD 8 の比較
Fire 7 | Fire HD 8 | |
---|---|---|
発売年 | 2019年 (第9世代) | 2020年 (第10世代) |
価格 | 5,980円(16GB) 7,980円(32GB) | 9,980円(32GB) 11,980円(64GB) |
OS | Fire OS 6 (Android 7 相当) ※Fire OS 7へアップデート予定 | Fire OS 7 (Android 9 相当) |
Alexa | Alexa搭載 ※Showモード非対応 | Alexa搭載 |
画面サイズ | 7インチ | 8インチ |
解像度 | 1024 x 600 IPS (SD画質) | 1280 x 800 IPS (HD画質) |
画素密度 (PPI) | 171ppi | 189ppi |
CPU | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア2.0GHz |
GPU | ARM Mali-T720 MP2 | Arm Mali-G52 3EE MC1 |
RAM | 1GB | 2GB |
スピーカー | モノラル | ステレオ(Dolby Atmos対応) |
カメラ | 前面200万画素 背面200万画素 | |
WiFi | 802.11 a/b/g/n(デュアルバンド) | 802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド) |
USBポート | Micro-B (USB 2.0) | Type-C (USB2.0) |
重量 | 286g | 355g |
サイズ | 192 x 115 x 9.6mm | 202 x 137 x 9.7mm |
バッテリー | 最大7時間 | 最大12時間 |
外部ストレージ | 最大512GBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD |
Bluetooth | 4.1 LE | 5.0 LE |
位置情報 | Wi-Fiベース (GPS無し) |
Fire 7は、値段こそ5,980円(16GB)と、
クアッドコアCPU搭載タブレットとしては破格ですが、
解像度は1024 x 600(SD画質)で、スピーカーもモノラル。
動画視聴や音楽鑑賞として使うなら・・・微妙過ぎる。
Fire HD 8の方は、サイズだけでなく、スペックも断然上。
解像度は1280 x 800(HD画質)、メモリ2GB、バッテリー最大12時間、
Bluetooth5.0対応だし、WiFiもac対応で最大867Mbpsと超高速。
このスペックで9,980円(32GB)なんだから、
コスパで考えるならこちらの方が良い。
Fireシリーズで一番売れているのも「Fire HD 8」ですからね。
サイズは7インチでも8インチでも良いけど、
スペックは、Fire HD 8くらいは無いと困ると思う。
Fire 7だけ、未だに2019年の第9世代ですから既に化石。
ちなみに、Fire HD 8は、iPad miniとほぼ同じサイズ、
サイズ的にも8インチは使いやすいのです。
Fire HD 8とFire HD 10の違い
Fire HDの最上位モデルが、Fire HD 10。
Fire HD 8 よりサイズが大きく、基本的にはスペックも上。
2021年には、Fire HD 10が第11世代になり、Plusモデルも登場。
Fire HD 8と比べて、スペックで劣る部分も無くなりました。
Fire HD 8 と Fire HD 10 の比較
Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 | Fire HD 10 Plus | |
---|---|---|---|---|
発売年 | 2020年(第10世代) | 2021年(第11世代) | ||
価格 | 9,980円(32GB) 11,980円(64GB) |
11,980円(32GB) 13,980円(64GB) 16,580円(32GB+スタンド) 18,580円(64GB+スタンド) |
15,980円(32GB) 19,980円(64GB) |
18,980円(32GB) 22,980円(64GB) 24,960円(32GB+スタンド) 28,960円(64GB+スタンド) |
Alexa | Alexa搭載 | |||
画面サイズ | 8インチ | 10.1インチ | ||
解像度 | 1280 x 800 IPS(HD画質) | 1920 x 1200 IPS(フルHD画質) | ||
画素密度 | 189ppi | 224ppi | ||
CPU | クアッドコア2.0GHz | オクタコア2.0GHz | ||
GPU | Arm Mali-G52 3EE MC1 | ARM Mali-G72 MP3 GPU | ||
RAM | 2GB | 3GB | 4GB | |
スピーカー | ステレオ(Dolby Atmos対応) | |||
カメラ | 前面200万画素、背面200万画素 | 前面200万画素、背面500万画素 | ||
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド)※Wi-Fi 6未対応 | |||
USBポート | Type-C(USB2.0) | |||
重量 | 355g | 465g | 468g | |
サイズ | 202 x 137 x 9.7mm | 247 x 166 x 9.2mm | ||
バッテリー | 最大12時間 | |||
外部ストレージ | 最大1TBのMicroSD | |||
Bluetooth | 5.0 LE | |||
位置情報 | Wi-Fiベース、(GPS無し) |
画面サイズが、8インチ→10.1インチへ大きくなり、
解像度も、1280 x 800→1920 x 1200とより高精細へ。
画素密度も189ppi→224ppiとなるわけで、だいぶ綺麗、
200ppiを超えると、肉眼ではドット感もほぼ分からないですからね。
→動画の画質と解像度「SD、HD、フルHD、4K UHD、8K、480p、720p、1080p、HDR、Dolby Vison」の意味と違い
CPUもクアッドコア(4コア)→オクタコア(8コア)と増加しており、
処理スピードもだいぶサクサク。
ゲームでもやらない限り、ほぼ不満は無いと思われるスペック。
ただ、値段は1.5倍~2倍になるので、
コスパという点では、Fire HD 8の方が上ですね。
10インチでサイズも大きくなり、重量も重くなるので、
どちらかというと自宅用途。
重量465gってのも、持ちながら使うにはキツイ重さです。
両者ともにPlusモデルが有り、
Fire HD 8 Plusで2,000円、Fire HD 10 Plusで3,000円ほど値段が上がり、
変わるのは、メモリが+1GBとなり、Qi規格の無接点充電に対応となる。
付属充電器が大容量になり、充電時間も微妙に短縮されています。
スペックよりも、無接点充電対応の利点が大きく、
真価を発揮するのが、スマートディスプレイ機能「Showモード」。
Fire HDを充電スタンドに置いた時(Qi充電時)に、
自動的にAlexa&Showモードに切り替わり、
Fireタブレットを使わない時は「Echo Show」として使えるってわけ。
「ハンズフリーモード」で、アレクサの音声操作も可能だからね。
→Amazon Fire HDレビュー。iPad、Androidタブレットと比較したデメリット。

Fire HD Plus専用のワイヤレス充電スタンドは、
Fire HDと同時購入で割引も効くので、買うなら同時購入がお得。
そもそもPlusの売りはQiによるワイヤレス充電なので、
専用スタンド無いと意味無いですからね。
充電スタンドは、10Wの急速充電対応してます。
10W対応のQiって高いので、ワイヤレス充電器としても悪くない。
iPhoneとかも普通に充電できますので。
新型Fire HD 10と旧型の違い
2021年5月、2年ぶりにリニューアルとなったFire HD 10ですが、
2019年の第9世代→第11世代で外観こそ新しくなったものの、
中身のスペックは、あまり変わってません。
既に旧型のFire HD 10を所持していた場合、
買い換える必要があるかといえば・・・微妙です。
新型Fire HD 10の違い
Fire HD 10 | Fire HD 10 | Fire HD 10 Plus | |
---|---|---|---|
発売年 | 2019年 (第9世代) |
2021年(第11世代) | |
価格 | 15,980円(32GB) 19,980円(64GB) |
18,980円(32GB) 22,980円(64GB) |
|
Alexa | Alexa搭載 | ||
画面サイズ | 10.1インチ | ||
解像度 | 1920 x 1200 IPS (フルHD画質) | ||
画素密度 (PPI) |
224ppi | ||
CPU | 2.0GHz オクタコアプロセッサ(MediaTek MT8183) | ||
GPU | ARM Mali-G72 MP3 GPU | ||
RAM | 2GB | 3GB | 4GB |
スピーカー | ステレオ(Dolby Atmos対応) | ||
カメラ | 前面200万画素 背面200万画素 |
前面200万画素 背面500万画素 |
|
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド)※Wi-Fi 6未対応 | ||
USBポート | Type-C(USB2.0) | ||
重量 | 504g | 465g | 468g |
サイズ | 262 x 159 x 9.8mm | 247 x 166 x 9.2mm | |
バッテリー | 最大12時間 | ||
外部ストレージ | 最大512GBのMicroSD | 最大1TBのMicroSD | |
Bluetooth | 4.2 LE | 5.0 LE | |
位置情報 | Wi-Fiベース(GPS無し) |
CPU、GPU変わらず、メモリ(RAM)が増えただけ、
背面カメラが高精細になってますけど、
500万画素なんで・・・スマホに比べたら駄目駄目の画質です。
サイズはコンパクトになって、重量も軽くなっているので、
使い勝手は良くなったかなと。
Bluetooth5.0対応、1TBのMicroSDに対応になってます。
キッズモデルの違い
Fireタブレットシリーズには、キッズモデルも有る。
で、その中身は通常モデルと違うのか?というと、
キッズカバー、1年間のAmazon Kids+、2年間の事故保証が付いているだけ。
中身は、通常のFireモデルと全く同じです。
Fire 7 キッズモデル |
Fire HD 8 キッズモデル |
Fire HD 10 キッズモデル |
|
---|---|---|---|
価格 | 11,980円 | 14,980円 | 19,980円 |
本体 | Fire 7 タブレット 16GB (第9世代) | Fire HD 8 タブレット 32GB (第10世代) | Fire HD 10 タブレット 32GB (第11世代) |
キッズモデル特典 | キッズカバー Amazon Kids+(Amazon FreeTime Unlimited):1年間 事故保証:2年間 |
これ勘違いしがちなのですが、
キッズモデルを買わなくても、キッズカバーは単体購入できるし、
Amazon Kids+は月額980円(プライム会員なら480円)で契約できるし、
通常モデルでも2年間の事故保証には加入できます。
標準モデルより+5,000円~6,000円で全て付いているので、
端末保証やキッズ用サブスクに加入するつもりだったのなら割安というわけ。
全て別々で加入するとなると+1万円オーバーですからね。
Fire 7 タブレット 16GB (第9世代) |
Fire HD 8 タブレット 32GB (第10世代) |
Fire HD 10 タブレット 32GB (第11世代) |
|
---|---|---|---|
本体 | 5,980円 | 9,980円 | 15,980円 |
キッズカバー | 2,690円 | 2,980円 | 3,980円 |
事故保証 (2年間) |
1,780円 | 1,980円 | 2,980円 |
Amazon Kids+ (1年間) |
5,760円 (月額480円x12ヶ月) |
||
合計 | 16,210円 | 20,700円 | 28,700円 |
ただ、個人的な意見を言わせて貰えれば、
カバーが要らないなら+5,000円の価値は無いかなと。
Amazon Kids+はAmazonプライム会員なら月額480円で使えるわけで、
我が家は1年も使わず解約しましたから。
→Amazon Kids+レビュー。契約して気づいたメリット・デメリット。
超格安なFireタブレットに保証を付けるなら、
もう1台買った方が良いと思うし、毎年買い替えたって良いわけ。
キッズモデルのケースって頑丈故に、
ゴツくて持ちづらいし、キッズケースはスタンドも微妙。
タブレットで重いってのは、個人的に好きでも無いので、
私は、安いから壊れても良いって気持ちで、剝き出しで子供に使わせてます。
ちなみに、子供への利用制限は通常モデルでも導入できます。
Fire HDでもペアレンタルコントロールアプリ「Amazon Kids」は無料であり、
そもそも本体一緒なのだから、できることも全く一緒なのです。
エッセンシャルセットの違い
Fire HD 10には、エッセンシャルセットが登場。
通常モデルと何が違うのか?というと・・・
Microsoft 365 PersonalとBluetoothキーボードカバーが付いてる。
別々で買うのと、どれくらい違うのか?
Fire HD 10 32GB (第11世代) |
Fire HD 10 64GB (第11世代) |
Fire HD 10 Plus 32GB (第11世代) |
Fire HD 10 Plus 64GB (第11世代) |
|
---|---|---|---|---|
本体 | ¥15,980 | ¥19,980 | ¥18,980 | ¥22,980 |
Bluetoothキーボード付きカバー | ¥5,980 | ¥5,980 | ¥5,980 | ¥5,980 |
Microsoft 365 Personal 1年版 | ¥12,984 | ¥12,984 | ¥12,984 | ¥12,984 |
合計 | ¥34,944 | ¥38,944 | ¥37,944 | ¥41,944 |
セット価格 | ¥24,980 | ¥28,980 | ¥27,980 | ¥31,980 |
セットで約1万円の値引きなのですが・・・
キッズモデル同様、本当にFire HD 10でOffice使うのか?
ってのは考えた方が良い。
Microsoft 365も欲しくて、24,980円・・・
Fire HD 10と一緒に365欲しいなら悪く無いけど、
FireタブレットのMicrosoft Officeアプリは、
エッセンシャルセットじゃなくても使えるから。
エッセンシャルセットは、
365ついでFire HD 10も欲しい人向けのセットです。
Blutoothキーボードは、
重く実用性は低いのでオマケと考えた方が良い。
キーボードは、単体で買うと5,980円・・・だけど要ります?
FireタブレットでできることKindleとの違い
Fireタブレットは、Android OSベースの端末ですが、
Amazon独自のFire OSを搭載しているので、
iPadやAndroidタブレットに比べると様々な制限が有ります。
※Google Playアプリを利用できる方法も有りますが・・・非公式ですので。
検索ブラウザは、Amazon独自のSilkブラウザだし、
AppleやGoogleのアプリやサービスも基本的に使えません。
Fireタブレットでは、Youtubeアプリこそ使えるようになりましたが、
Androidとはそれとは操作性も異なります。
例えば、動画配信サービスでも対応しているアプリは非常に限られており、
Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、DAZN・・・
あとはAmebaとWOWOWオンデマンドくらいです。
U-NEXT、dTV、dアニメストア、Paravi、TELASA、FOD・・・
多くのVODサービスでは、Fireタブレットに未対応。
→おすすめ動画配信サービスと選び方。海外&国内VODの比較と違い。
Fire TV Stickで使えるアプリ(Fire TV OS)とも別物なので、
Fire TV Stickと比べても微妙・・・対応VODは断然少ないのです。
→Amazon Fire TV Stick、4K Max、Cubeの違い。歴代Fire TVシリーズの比較。
Amazon端末って安いけども、制限が多いというデメリット。
GoogleやAppleのサービスを利用しているなら、
少し高くてもそちらを使った方が良い、これはFire TVでも同じ。
→Amazon Fire TV Stick、Chromecast、Apple TVの比較と違い。オススメの動画再生端末と選び方。
というわけで、Fireタブレットは、
基本的には、Amazonのサービスを使う為のタブレットと割り切った方が良い。
Amazon以外のアプリを使うなら、素直にAndroidタブレット。
逆を言えば、Amazonサービス使うなら、これが最もコスパ高い端末。
- 動画:Prime Video、Twich
- 音楽:Prime Music、Amazon Music Unlimited、Music HD
- 読書:Kindle、Prime Reading、Kindle Unlimited、Audible
- 写真:Amazon Photos
- 音声アシスタント:Alexa
また、車での利用という点でも、Fire HDは微妙です。
Fireタブレットには、GPS搭載されておらず、
SIMも挿せないので、カーナビにも不向き。
→車のカーナビではなくiPadでGoogleマップを使う理由。iPadをカーナビ化する方法。
結局のところ、Fire OSに対応している動画アプリも少ないわけで、
動画を外で見るって点でも不利です。
→車で動画再生するならiPad+格安SIMが最強。カーナビDVDからタブレットへ切り替えた理由。

ちなみに、電子書籍にしか使わないなら、AmazonのKindleも有りますので。
AmazonのFire&Fire HDは、Kindleとはできる事が全く違い、
Fireは、Amazonの格安タブレット。
Kindleは、読書特化の端末であり、電子ペーパーという位置づけ。
※初代Fireは、Kindle Fireという名称でしたけど。
Kindleは、白黒表示で電子書籍しか閲覧できませんけど、
e-inkスクリーンで、屋外でも見やすく、ブルーライドゼロ。
超省電力で軽量ですが・・・KindleはFireよりも高額なのです。
コスト的には、Fireの方が金かかってると思うんだけど、
エンタメ専用端末ということで、
トータルでFireのが儲かるんでしょうね。知らんけど。
結論:オススメのFireタブレットは?

Fire 7は、処理速度こそFire HD 8と大差ないのですが、
音楽、動画再生端末としては微妙。
スピーカー駄目駄目なので、イヤホン必須だし、
漫画や雑誌も、低解像度という点で見るに耐えない。
タブレットとしては激安ですけど、安物買いの銭失いにならないように。
万人にオススメできるのが「Fire HD 8」。
無難に真ん中を取ったわけではなく、
コスパ、使い勝手という点でも一番かなと。
HD画質、メモリ2GB、ストレージ容量32GB、
867MbpsのWiFi、ステレオスピーカー・・・と、
値段以上にスペックアップしている。
8インチなら、片手でも使えるし、持ち運びも容易。
2021年発売の第11世代のFire HD 10と比べてもスペックも大差なし。
そりゃ一番売れてるわけだ。
Fire HD 10は、大きい画面が欲しい人、最高スペックの端末が欲しい人へ。
音質もFire HD 8よりも良いので、動画用途メインで使う人向き。
ただ、読書用途ではちょっとデカイし、Amazonにしては値段が高い。
動画視聴だけなら、Fire TV Stickとディスプレイ買った方が幸せになれるわけで、
まぁ、今から買うならChromecastなんですけどね。
→「Chromecast with Google TV」と「Amazon Fire TV Stick 4K」の比較と違い
スペック高いに越した事は無いのですけど、
結局のところ、コンテンツが対応していないと意味ないわけで、
Amazon縛りで何がしたいのか?ってのは理解しておいた方が良い。
値段が安いなりのデメリットも有るのです。
→Amazon Fire HDレビュー。iPad、Androidタブレットと比較したデメリット。

Amazonサービスで使うなら、もちろんFire HDは最高ですよ。