【2024年最新】Chromecast with Google TVのできること。メリット・デメリット、対応アプリ。

Chromecast with Google TVのできること

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Chromecast with Google TVの登場により、
従来のChromecastとは、全く別のストリーミングデバイスへと進化しました。

というわけで、今までChromecastで失敗した人も、
Chromecast with Google TVは検討する価値が有る。
最新Chromecastでできること。メリット・デメリットについて。

Chromecast with Google TVのメリット

単体起動もキャストもできる

第三世代までのChromecastは、他端末からキャストして動画を再生する仕組みなので、
Chromecast単体では動作しませんでした。これスゲー不便でした。

リモコン代わりとなるのは、スマートフォンとか、パソコン、Google Homeとかとか。
別途、起動を促す端末が必要だったわけ。
それがリモコン付きとなったので、テレビを見るように使えるのさ。
今ではTVerアプリも対応してるから、マジテレビ。

無料のTVer(ティーバー)の評判。使って気付いたメリット・デメリット。

しかも、Chromecast with Google TVは、リモコン付きで単体起動するだけでなく、
従来のChromecastと同じく、スマホアプリ経由でキャスト対応もしているのです。
Fire TVは、Androidデバイスからのキャストに難もあるからね。

Chromecast with Google TVとAmazon Fire TV Stick 4K Maxの比較と違い

また、従来のChromecastは、電源オフにできませんでした。
第一世代、第二世代、第三世代・・・ほっといてもスクリーンセーバーが起動するだけ。

いや、別にChromecastの電源が切れないのは問題ないんだけど、
Chromecastの電源が切れないことにより、ディスプレイの電源がオフにならないことが困ってた。
映像出力され続けることが問題だったの。

・・・で、だ。新型のChromecast with Google TVは、
リモコンに電源ボタンがある。

電源オフでディスプレイもNo Signal→自動的に節電モードへ。
ディスプレイ電源ボタンを押しに行かなくて良いって、地味に便利。

リモコンで電源オフは当たり前の事ですが、当たり前の事ができるようになったのよね。

ライバル、Amazon Fire TV Stickは、ホームボタン長押しで本体スリープしないといけないし、
Amazonのリモコンに比べて質感が良いってのも有る。

Amazonリモコンって電池交換しづらくない?そして電池減りも激しくない?

対応アプリが豊富→できることが多い

Chromecast with Google TVより、Android TV OS搭載となりました。
Androidスマホと似たようなことが、大画面TV専用のアプリが使えるってことで、
対応アプリが、他社ストリーミングデバイスよりも圧倒的に多いです。

そもそもApple TVと似たような事ができる時点で既に格安。
Apple TVなんて値段が倍以上する端末ですからね。

Apple TV 4K 第3世代と第2世代の違い。歴代Apple TVの種類、新型と旧型の比較。

Chromecast with Google TVのAndroid TV OSに対応するアプリは多々あるのですが・・・
例えば、DiXiM Playで、ネットワークレコーダーの録画したテレビ番組を見たり。

iPhone、iPad、PCでテレビ視聴&録画する方法。ワンセグ、フルセグ、チューナー、レコーダーの違い。

対応アプリ一覧:DTCP-IP

 Amazon
Fire TV Stick
Chromecast
with Google TV
Apple TV
DiXiM Play×
nasne
torne mobile
×
REC-ON
※REC-ON Cast

※キャスト
×

NHK受信料を払う必要ないテレビってのも、結局のところAndroid TVですからね。
パソコン用の液晶ディスプレイにChromecast with Google TVを挿せば同じものが出来上がるのです。

NHKが映らないテレビを作る方法。チューナーレスAndroid TVを自作するメリット・デメリット。

事実、Chromecast with Google TVは、動画配信サービス、音楽サービスでも一番対応アプリが多い。
Android TVに「Apple TV」アプリも登場し、
iTunesストアのビデオ(レンタル・購入)や「Apple TV+」も視聴できるようになったのも大きいですね。

Fire TV対応アプリ一覧:動画配信

 Amazon
Fire TV Stick
Chromecast
with Google TV
Apple TV
Youtube
Netflix
ディズニープラス
Amazon Prime Video
Amazonビデオ
Apple TV+
iTunes Store ビデオ
Google Play
映画&TV
×
※AirPlay
U-NEXT
ABEMA
TVer
※AirPlay
Hulu
FOD
TELASA
Lemino×
dアニメストア
※AirPlay
ビデオマーケット
WOWOWオンデマンド×
クランクイン!ビデオ×
バンダイチャンネル
Rakuten TV
DMM TV
※AirPlay
FANZA TV
(DMM動画)

※キャスト

※AirPlay
TikTok TV×
Twich
ニコニコ動画
TED
Dailymotion
※キャスト
Vimeo
※キャスト
Udemy
※ブラウザ再生

※キャスト

※AirPlay

Fire TV対応アプリ一覧:スポーツ&フィットネス

 Amazon
Fire TV Stick
Chromecast
with Google TV
Apple TV
DAZN
NBA Rakuten
J SPORTS
オンデマンド
SPOTV NOW×××
RedBull TV
MLB.TV
LEAN BODY
※ブラウザ再生

※キャスト

※AirPlay
SOELU
※ブラウザ再生

※キャスト

※AirPlay

対応アプリ一覧:ミュージック

 Amazon
Fire TV Stick
Chromecast
with Google TV
Apple TV
Spotify
Youtube Music××
Amazon Music
Apple Music××
TIDAL Music
Deezer××
AWA××
LINE MUSIC×××

あと、ビックリしたのが、GeForce NowやMoonlight、Steam Linkアプリにも対応していること。
小さなChromecast挿すだけで、高スペックPCゲームもストリーミングプレイできるのよ。

Steam Deckのリモートプレイと同じことが、
低価格なChromecast with Google TVでもできてしまうってこと。
Steam Deckの専用ドッキングステーションだけでも14,800円。Chromecastより高額なのです。

※参考→Steam Deckレビュー。使って気づいたメリット・デメリット。 | ツカツカCAMP

Steam Deckレビュー

Steam LinkやMoonlightは、自宅に高スペックPCが必要ですが、
GeForce Nowなら、月額料金だけで、PCゲームが楽しめるわけで、
Chromecast側にGPUスペックも必要無いというわけ。フォートナイトやAPEXも手軽に大画面で楽しめるのさ。
5G然り、高速回線&クラウドの時代到来って感じですね。

※参考→GeForce NOWレビュー。Steam Linkと比べたメリット・デメリット。 | ツカツカCAMP

対応アプリ一覧:ゲーム

 Amazon
Fire TV Stick
Chromecast
with Google TV
Apple TV
GeForce Now××
Steam Link×
Moonlight
Xbox Cloud Gaming×××
Luna
※日本未提供
××
Google Stadia
※サービス終了
××
Google Play ゲーム××
Amazonアプリ××
Apple Arcade
App Storeゲーム
××

ちなみに、Chromecast with Google TVでは、ブラウザアプリ「Chrome」は使えないんですけど、
「Puffin」というブラウザアプリをインストールすれば、インターネット検索も可能です。
さすがAndroid TV、他ストリーミングデバイスにできるなら、できないことはほぼほぼ無い。

Googleアシスタントが使える

Chromecast with Google TVでも、Google Assistantが使えます。
リモコンに専用のボタンも有るので、押してから話しかけるだけ。「OKグーグル」って言う必要も無い。

AndroidやGoogle Homeで使う音声操作が、リモコン一つでできるわけで、
動画や音楽の音声操作、IoT家電の操作、リモコンボタン押しながら音声操作できるのは便利。
寝る前に明かりを消すとか、リモコンから指示できるわけです。

ボタンを押して指示するだけ。オッケーグーグルも言わなくて良いがラク。
Google Homeデバイスの出番も少なくなりました。

Fire TV Stickもアレクサでスマートデバイス操作に対応していますが、
Androidスマホや、Googleアプリからのキャストやミラーリングには未対応ですからね。

それ以上にFire OSとAndroid TV OSの違いは大きいんじゃないかなと。
とりあえず、我が家の寝室はFire TV 4K→Chromecast with Google TVに変更。
寝る前のエンタメから消灯まで、リモコン一つで完結です。

フォトフレームとしても使える

Chromecastの背景モードで、Google Photosのアルバムを設定できるので、
Chromecast with Google TVを接続したディスプレイをデジタルフォトフレームとしても使えます。

Google Nest Hub等をフォトフレームとして使う方法と同じ。
Gogole Homeアプリから簡単に設定も可能。
好きなアルバムを作れば、自動的にスライドショー表示してくれます。

※参考→Chromecast の背景モード – Chromecast ヘルプ


Google Nest HubやGoogle Nest Hub Maxではあり得ないサイズで表示してくれるし、
デジタルフォトフレーム自体も高額ですからね。

大きな画面で写真を見ることもないし、大画面で見るとまた違って感動する。
スマホの写真も高画質になってるから、是非テレビサイズで見て欲しいんだな。

私は、液晶ディスプレイにスピーカーを繋げて音楽専用ディスプレイとしても使ってるのですが、
音楽を再生しないとき(操作しない時)は、自動的にフォトフレームが表示にしています。

Chromecast with Google TVのデメリット

Chromecast with Google TVとなり、Chromecastのデメリットはほぼ無くなったのですが、
Amazon Fire TVやApple TVに比べれば、少なからずできないことはある。

というわけで、敢えていうデメリットへ。

Google Homeアプリが前提

Chromecastに限らず、GoogleデバイスはGoogle Homeアプリが前提で動作する仕組み。

スマホが無いとデバイスを設定できないし、
キャストするには、スマホと同じWiFiに接続する必要もあるのです。

まず、初期設定するにあたり、スマホとChromecastが相互に通信できないとダメ。
ということで、シェアハウス、集合住宅、ホテル等では使えないというトラブルにもなりがち。

自宅以外の場所でも使いたい、旅行先でも動画を見たいというならAmazon Fire TVを使った方が良い。
Amazon Fire TVなら単体で設定可能、WiFi環境だけで使えるようになりますので。

Google CastはAirPlayに劣る

Appleユーザーなら、Apple TVの方が圧倒的にできることは多くなります。

Appleデバイスは、Appleが製造販売をしているわけで、
デバイス同士の連携も圧倒的に優れており、通信も安定している。
iPhoneからの写真転送も綺麗、4K動画までAirPlayで再生可能すからね。

iPhoneやiPadの写真もGoogleフォトアプリでミラーリング出力できますけども、
やっぱりAirPlayでミラーリングするそれよりも画質は悪く感じました。


Apple TVのスペック云々ではなく、Appleエコシステムが素晴らしい。
Appleデバイスを利用しているならApple TVを選ぶべき。価格差以上の差も有ります。

iPhone、iPad、Mac、AirPods・・・と、
Appleデバイスが増えるほどに、できることもどんどん増えていきますから。

Apple TV 4K 第3世代と第2世代の違い。歴代Apple TVの種類、新型と旧型の比較。

アダルト未対応

GoogleとAppleは、アダルトコンテンツに対しての制限があるので、
アダルト系VODアプリには未対応となっています。

U-NEXTのH-NEXT、DMMのFANZA、楽天TVのAV見放題
いずれもChromecast with Google TVからは直接アダルト再生できません

アダルト動画の見放題サービス徹底比較。おすすめAVサブスクVODまとめ。

対応アプリ一覧:動画配信(アダルト)

 Amazon
Fire TV Stick
Chromecast
with Google TV
Apple TV
H-NEXT
※キャスト

※AirPlay
FANZA動画
FANZA TV

※キャスト

※AirPlay
楽天TV
※キャスト

※AirPlay
ソクミル××
XCITY
※キャスト

※AirPlay
MGS動画×
※キャスト

※AirPlay

リビングでは見れない方が安心だけども、プライベートな空間では見れた方が良いこともある。
プライベートルームに設置するなら、Amazon Fire TVでも良いんじゃ無いのって。


いや、これは見れるないよりは見れた方が良いっていう話。
U-NEXTでうっかりH-NEXTも見れてしまいますからね。これが最高。

U-NEXTの評判レビュー。使い続けて気づいたメリット・デメリット。

ハイスペックモデルが無い

Chromecast with Google TVって、4KとHDの2つのモデルしか有りません。
いくら4K対応モデルとはいえ、所詮は7,600円
サイズ的にもスティック形状では限界も有るのです。

対するApple TV 4Kは、圧倒的な高性能で超高額な19,800円
Amazonには、Fire TV Stick 4K Maxの上をゆく19,980円のFire TV Cubeもあるからね。

最新Amazon Fire TV Cube第3世代と第2世代の違い。Fire TV Stick 4K Maxと比較したメリット・デメリット。

実際のところ、Chromecast with Google TV 4KとAmazon Fire TV Stick Maxの時点で、
動作スピードにかなりの差がありました。同じ4KモデルでもChromecastは処理が遅い。

Steam Linkで、ストリーミングゲームプレイできるというのは上述した通りですが、
やはり高スペックなApple TV 4Kに比べてしまうと、ストレスを感じるのは否めない。

画像の乱れや予期せぬ接続できないトラブルに遭遇する。
GeForce Nowでも、映像が乱れる時が多々あったり。
この辺は、WiFi性能の差だけでは語れない何かも有るでしょう。
デバイス自体も小さいので廃熱にも難が有るハズ。長時間の利用にも向いてない気がした。

動画再生という点でも、再生時の挙動がイマイチ安定しません。
4K動画には、デバイス側での処理性能も少なからず求められるわけで、
動画の画質が安定するまでの時間も、他社の高性能モデルに比べて劣る気がしました。

もちろん、アプリの最適化という部分も関係しているでしょう。
Amazon関連アプリは、やはりAmazon Fire TVの方がサクサク動く気もしています。

Google Nest Audioは、ホームシアター未対応

Chromecast with Google TVは、GoogleのスマートスピーカーGoogle Nest Audioと連携不可能です。
Chromecast with Google TVとNest Audioのステレオペアを連携して、
ホームシアター環境を構築できないのです。

いや、Nest Audioに接続できないことは無いのですけど、
Bluetoothでしか接続できないのですよね。
Bluetoothなので遅延も酷い、まぁ、映像の音声出力では使わない方が良いってことです。

Fire TVでは、格安なEchoやEcho Dotでもホームシアター対応。
最新のFire TVはARC対応となったので、
Echoをテレビのスピーカーとしても使えるようになる。これも凄い。

Amazon Fire TV Stick × Echoのオーディオ連携が凄い。Alexaホームシアターでできること。

Echoシリーズには、Echo Studioという超高性能スピーカーも有りますからね。
5.25インチウーファー内蔵で3Dオーディオ対応という異次元スペック。

Amazon Echo Studioレビュー。2台ステレオペアで3Dオーディオ再生して気づいたこと。Echo、Echo Dotとの違い。

動画を見るだけでなく、ワンランク上の視聴体験まで考えているなら、
Chromecast with Google TVじゃない方が未来が有るというわけ。

まぁ、Apple TVやFire TVのスピーカー連携が凄いんで、
下手なサウンドバー買うなら、ストリーミングデバイスごと新調した方が安い。

Apple TVには、HomePodによるホームシアターだけでなく、
イヤホンのAirPods ProやヘッドフォンのAirPods Maxという選択肢もある。
やはり、AirPlay 2が凄いんだな。

【2024年最新】Apple TV 4Kでできること。Apple TVのメリット・デメリット、対応アプリ。

Chromecast with Google TVまとめ

Fire TV Stickと比べがちのChromecastですが、
動画配信サービスを視聴するだけじゃない。

リモコンが付いて単体起動するようになった、
というよりも、Android TV OS内蔵であるということ。
Fire TV OSとtvOSとAndroid TV OSの違いが大きいのです。

Amazon Fire TV Stick、Chromecast with Google TV、Apple TVの比較と違い。ストリーミングデバイスの選び方。

Androidベースで対応アプリが超豊富、できることが有りまくるということ。
スマホとほぼ同じことができると考えれば、その凄さがわかるかと。

Chromecast with Google TVできること
  • 映画・ドラマ視聴(Youtube、Netflix 等)
  • テレビ視聴(DLNA、DTCP-IP 経由)
  • ゲームをする(GeForce Now、Steam Link 等)
  • 音楽を聴く(Spotify 等)
  • フォトフレーム
  • Google検索(Puffin)
  • Androidスマホからミラーリング(キャスト)
  • アダルト視聴(U-NEXT、FANZA 等)
  • Google Homeデバイスの操作(Googleアシスタント)

難点は、低価格故にスペックに限界があるところですね。
2022年に発売となった最新モデルも、2020年に発売されたモデルの劣化版。
4Kモデルを使い倒すほどに、ストレスも感じるのです。

最新Chromecast with Google TV HDと4Kモデルの違い。歴代クロームキャストの種類、新型と旧型の比較。

Googleデバイスの中では、Chromecastは力の入れ具合が弱いわけで、
もうちょっと更新頻度を高くして、
是非とも、他社のような高性能モデルを作って欲しいのでした。

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