HT-CT380レビュー。サウンドバーのメリット・デメリット。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

液晶テレビは、安くて薄い反面、基本的に音が悪いです。

私が所持しているソニーの4Kテレビ「KD-49X8500B」も、

お世辞にも音が良いとは言えません。


ソニー SONY 49V型 液晶 テレビ BRAVIA KD-49X8500B 4K対応

 

そんな中、購入したのが売れてるソニーのサウンドバー「HT-CT380」


HT-CT380 ソニー ホームシアターシステム SONY [HTCT380]【返品種別A】【送料無料】

 

評判も良く、迷いなく購入したのですが・・・届いて気付いた点も有る。

IMG_4714_thumb.jpg

音質には満足してますが・・・サウンドバーって特殊な形状なんよね。

ソニーのサウンドバー「HT-CT380」のメリット・デメリットです。

サウンドバー「HT-CT380」のメリット。コストパフォーマンスが良い。

巷での評判も良いんで、基本的には良いものだと思います。

音質が良いだけでなく、様々な機能も有るんね。

デザインも良いけど、何より値段が安く、コストパフォーマンスが良い。

 

音質は大満足。特にサブウーハーの重低音が素晴らしい。

音には詳しく無いですが、臨場感っていうやつですかね。

ホント音が変わりました。

映画を見る、テレビを見る、ライブ動画を見る・・・全然違います。

 

特に嫌味の無い低音が素晴らしい。

私は低音ドンドンは苦手なのですが、

自然な低音で、不快感も無く、大変聴きやすいです。

Bassで低音レベルも個別に設定もできるし、

深夜は「ナイトモードボタン」で、音量を抑えつつサラウンド効果・・・これも便利です。

 

当たり前ですが、テレビ搭載のスピーカーとは大違い。

特にテレビの音声(声)は断然効きやすくなった。

人の声のみ音量アップする「クリアボイス」機能も有るので、

無駄に音量を上げる必要も無くなった。

 

サブウーファーはワイヤレス接続。横置き設置も可能。

素晴らしい低音を醸し出すサブウーファーは、ななななんと無線接続です。

ワイヤレスで、サウンドバーと接続してくれます。

配線スッキリで、横置き設置も可能。 ※SONYロゴが右側になるように。

IMG_4782_thumb.jpg

ウーファーに必要なのは電源だけなので、

配線気にせず、サウンドバーと離れた位置にも置ける。

 

ソニーのテレビと連動。テレビのリモコン一つでOK。

サウンドバーの細かい設定さえしてしまえば、

基本的にリモコンは不要となります。

IMG_5476_thumb.jpg

 

我が家はブルーレイもソニー製ですが・・・

ソニーブルーレイプレーヤーBDP-S6500レビュー。BDP-S6200との比較と違い。

基本的に使うのはテレビのリモコン一つで済みます。

 

ブラビアリモコンの音量上げれば、連動してサウンドバーの音量が上がります。

テレビの電源がオンになると自動的にスピーカーの電源もオン

TVの音声を出力してるよ~っていう「TV」マークも表示される。

IMG_4784_thumb.jpg

スピーカーの中に文字が表示されるのも、カッコ良い。

 

HDMIケーブルは3個まで入力可能。ARC対応で4Kパススルーにも対応。

HDMIの入出力は、ARC対応なので配線もスッキリで済みます。

ARC(エー・アール・シー) とは?

ARC とは、オーディオ・リターン・チャンネル (Audio Return Channel) の略です。
ARC に対応している機器同士であれば、HDMI ケーブル 1 本でつなぐだけで、双方のデジタル音声を楽しむことができます。

ARC とは? | Q&Aページ | Q&A | テレビ ブラビア/“ベガ” | サポート・お問い合わせ | ソニー

 

テレビとサウンドバーをARC対応のHDMIで接続すれば、

ブルーレイとテレビを接続する必要も無く、

光デジタルケーブルも必要無く、

サウンドバー経由でテレビと接続する事が出来ます。

 

HDMIケーブルの接続例

  1. テレビとサウンドバーをHDMI接続。
  2. ブルーレイプレーヤーとサウンドバーをHDMI接続。

これだけで、テレビとサウンドバーとブルーレイプレーヤーが全て連動します。

 

スピーカー下にHDMIの入力×2、HDMIの出力×1。

IMG_4789_thumb.jpg

背面にもHDMI端子(HDMI入力3)が有ります。

IMG_4788_thumb.jpg

全部でHDMI入力3つも嬉しい。

 

HDMI入力1が、ARC対応、HDCP2.2対応となってます。

HDMI出力も、ARC対応、HDCP2.2対応です。

IMG_4790_thumb.jpg

HDCP2.2とは、なんぞ?

って思ったけど、4K向けの著作保護技術みたいね。

著作権保護された4Kコンテンツは、HDCP 2.2対応のHDMIに接続しないと視聴できません

※4K対応するには、接続するHDMIケーブルもHigh Speedタイプ(別売り)が必要です。

というわけで、4Kコンテンツを再生したい人は、接続方法にも気を付けましょう。

 

私の場合、普段はブルーレイプレーヤー用に、HDMI入力1しか使いませんが、

ふとした時にHDMI入力は余っていると便利です。

ゲーム機や、パソコン、スマートフォン、タブレット、Apple TV・・・

HDMIポートが空いていれば、様々な端末の音源も手軽に楽しめます。

 

Bluetooth対応。リビングスピーカーとしても優秀。

HDMI接続だけでなく、Bluetooth(ブルートゥース)接続にも対応しているので、

Bluetooth対応製品なら、簡単にワイヤレス接続も可能です。

 

あくまでBluetoothなので、音質にこだわる人には不向きかもしれませんが、

スマホや、タブレットの付属スピーカーで聴くよりは断然良いし、音の遅延も有りません。

 

PCで音楽を聴いたり、スマホでゲームする場合も、

サウンドバーから出力すれば、臨場感は全然違う。

スマホとのペアリングも早く一瞬。接続の手間も有りません。

 

サウンドバーのHT-CT380デメリット。設置スペースに悩まされる。

サウンドバー「HT-CT380」は音も良く、値段も安い。

で、購入して気付いた問題点。設置場所が無いじゃんっていう基本的な事。

HT-CT380のデメリットというよりも、サウンドバー全般のデメリットです。

 

電源が追加で2個必要となる。

ウーハーとサウンドバーは無線で繋がるので、配線スッキリなんですが・・・

サウンドバーとサブウーハーで電源が1個づつ。コンセント2つ必要となります。

 

テレビ周りって、ただでさえ電源が必要なので、追加で2個はちょっと困りました。

テレビにブルーレイプレーヤー、ナスネ×2、HDD×2、Apple TVにサウンドバー・・・

延長ケーブルが2本くらい無いと、厳しい我が家。

 

テレビ下のスペースが使えなくなる。

サウンドバーは薄型デザインとの事ですが・・・

残念ながら、テレビ下のスペースには収納できません。

IMG_4785_thumb.jpg

 

テレビ下には、ホントギリギリ入らない。

IMG_4787_thumb.jpg

テレビ画面に干渉しないのは、当たり前として、

テレビ下に収納できないなら、薄くなっても占有するスペースは変わらないかと。

 

テレビ台からテレビとの隙間のスペースって、私は結構使ってました。

リモコン置いたり、スマホやタブレット端末置いたり・・・

サウンドバーを置く事により、そのスペースは奪われます

見た目もサウンドバーが置いてあるよりも、何も置いてない方がスッキリして好きでした。

 

テレビにべた付けすると、リモコンの利きが悪くなる。

私のテレビはテレビ下に受信部があるので、

サウンドバーを置く事により、リモコンの利きが悪くなりました。

 

ビタ付けすると、テレビの受信部塞ぐんで、リモコンが効かなくなります

IMG_4786_thumb.jpg

斜め45度上から操作しないとイケないぜ!

 

ベタ付けにせずとも、下からのリモコンの利きは悪くなるので、

寝っ転がってテレビを見るのが好きな私には、ちょっとしたトラブルです。

 

テレビ前にスペース空けて置くと、配線が見えちゃう。

テレビ下のスペースに入らないので、テレビ前に置くのが正しいみたい。

ソニーの公式画像を見てもテレビ前に置いてるからね。

 

私もテレビ前にちょっとスペース空けて置いてましたけど・・・

IMG_4776_thumb.jpg

サウンドバーの後ろスペースから配線が見えてしまうから、せっかくのデザインも台無し。

かといって、テレビ側にべた付けしたら、リモコン感度は悪くなる。うーん。

 

サウンドバーが収納できるテレビ台がオススメ。

最終的に、サウンドバーが収納できるテレビ台を購入する羽目になりました。

空いたスペースに、iPadや、ブルーレイプレーヤーとかとか置けるようになりました。

IMG_5475_thumb.jpg

サウンドバー収納できるタイプのテレビ台って、種類も多く無く、

値段も高額になりがち・・・痛い出費ですが、

見た目スッキリ、収納スペースも増えるのでオススメです。

サウンドバー設置可能なテレビ台

 

ちなみに、下側に置くのが嫌なら、壁固定という方法もあります。

「HT-CT380」は壁掛けパーツも付属しているから、

ディアウォール使ってネジを固定すれば、なんちゃって壁掛けサウンドバーも可能です。

壁掛けサウンドバー

※参考→賃貸で大画面液晶テレビを壁掛けにする方法。65インチTVをアーム固定してみた。 | KJ新谷のビジネス幼稚園

 

また、サブウーファーも設置しなければいけないので、設置場所も事前に考えておきましょう。

ウーファーは横置き設置も可能ですが、予想以上に場所をとります。

賃貸レベルの狭いリビングだと、置く場所も限られる。

ウーファーを床にベタ置きするのも抵抗あるからね。

 

サウンドバーは、お手軽でコスパが良い。

設置場所こそ悩まされましたが、サウンドバーを購入して良かったです。

5.1chや7.1ch対応のスピーカーに比べたら、場所もとらないし、配線の手間も無い。

 

私は5.1chのスピーカーを所持していた事も有りますが、

配線が面倒過ぎて多すぎて、賃貸レベルの我が家には邪魔極まり無かったです。

スピーカーを置く場所よりも、配線を這わす場所の方が困るんだよね。

 

サウンドバーは、簡単に接続できて設置も非常に楽。

ケーブルも少なく、音質も予想以上に良い。

 

そもそも一般家庭のリビングで、本格的なシアタールームを構築できるかと言ったら、

それは微妙なわけで、サウンドバーくらいがお手軽で、格安で、良い音。

音なんて所詮自己満。私にはサウンドバーで十分でした。

 

バーチャル7.1chのサウンドバーなんかも登場してますが・・・


ソニー SONY サウンドバー 7.1ch NFC・Bluetooth/ハイレゾ(LDAC) ホームシアターシステム HT-ST9 M

 

音の違いが分からない私には、そこまでお金も出せない。

値段を考えれば、HT-CT380の音質は文句も言えないし、コストパフォーマンスは高いかと。


ソニー SONY サウンドバー 2.1ch NFC/Bluetooth ホームシアターシステム HT-CT380 BM

 

ホームシアターレベルを求める人には物足りないのかもしれませんが、

一般家庭で、音質を良くしたいという人には、これ以上無い選択だと思う。

 

サウンドバーや、リモコンのボタンも多く無いのも良い。

設定項目も多く無く分かり易く、デザインもシンプル。

値段だけでなく、使い勝手も手軽だよ。

 

動画配信サービスでも、5.1ch対応しているところはまだまだ少ないし、

全作品が対応しているわけでも有りませんからね。

見放題の動画配信サービス比較まとめ。オススメランキング2015年Ver.

 

あっちやこっちから音が聴こえたら凄いんだけど、

それで臨場感が増すか?って言ったら微妙。※あくまで個人的な感想です。

 

「音良い」ぐらいで良いなら、サウンドバーはベストチョイス。

モチロンお金が有れば7.1chを購入しますよ、私だって~。

2 COMMENTS

動画中毒

ご指摘ありがとうございます!
4Kパススルーのみ対応との事で修正いたしました。

返信する

動画中毒 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA