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2017年6月30日に、ゲオの動画配信サービス「ゲオチャンネル」が終了し、
代わりに登場したのが「ゲオTV」というサービスも、
2021年6月30日に完全終了が決定となりました。
ゲオTV 980では、ほぼアダルト専門サービスとなり開始しましたけど、
FANZA TVを運営するDMMプレミアムを筆頭に、
TSUTAYA TV、楽天TV・・・と、アダルトVODも激戦中。
今ではアダルト専門サービスよりも格安であり、大手故に高品質ですからね。
→アダルト動画の見放題サービス徹底比較。おすすめAVサブスクVODまとめ。
やはり・・・厳しかったのでしょう。
以下、終了したサービスのアーカイブとして記録を残しておきます。
ゲオTV980のメリット
アダルト見放題数20,000本以上で月額980円
ゲオTV 980最大のメリットはというと、何はともあれアダルト動画数。
ゲオTVのアダルト専門「ゲオTV アダルト(旧 ゲオトナ)」の動画が見放題であり、
2021年2月現在で、その数は約30,000本まで増えてます。
アダルトコンテンツだけでのこの数字。
アダルト専門サービスと比べても、引けを取らない数字。
この見放題本数で月額980円(税込)ですから。
アダルト専門サービスと考えても格安なわけです。
HD(720p)画質で綺麗、アダルトも高画質対応
アダルト専門サービスは、
見放題だけどSD画質ばかり・・・ってところも多いのですが、
ゲオTV980は、HD画質(720p)に対応しており映像も綺麗です。
一般動画だけでなく、多くのアダルト作品もHD画質に対応。
最近のスマホは解像度も高いので、スマホでもSD画質は分かりますからね。
→動画配信サービスの画質と解像度。SD、フルHD、4K、8K、HDR、Dolby Visonの意味と違い。
個人的に、SD画質ってだけで色々と萎えるので・・・画質はホント大事。
アダルトVR動画も見放題
ゲオTV980は、アダルトコンテンツが売りということで、
他社では珍しく、アダルトVR作品までも見放題となっています。
ブラウザで「VR動画で視聴する」をタップすると、
ゲオTVアプリで、VR動画が再生されます。
最初は、360度動画として再生されますが、
右下のカードボードアイコン(VRゴーグルマーク)をタップすることで、
2分割され、VR動画へと変化します。
あとは、スマホ用のVRゴーグルにセットするだけです。
→スマホ用VRゴーグルをおすすめしない理由。激安VRゴーグルの違いとデメリット。
2020年10月時点では、8本のVR動画が見放題・・・
スマホの簡易VRですし、オマケ程度ですね。
倍速再生可能
DMM見放題chライトでは、不可能な倍速再生が・・・
ゲオTVでは可能となってます。
スマホでは2倍速、4倍速、6倍速で再生できるし、
PCでも倍速再生可能。こちらは8倍速までイケる。
個人的には、ストーリーも重要だと思っているので・・・
倍速あると便利だし・・・倍速プレイに目覚められます。
ことが始まるまでの流れ、時間短縮うぇーい。
スマホ、PCで倍速再生、意外と他社では実装してないからね。
複数端末での同時視聴が可能
ゲオTV公式ページでは、同時視聴に関しての記載を見つけられなかったのですが、
実際に、同時視聴を試したところ、
4台の端末で同時に動画再生できてしまいました。
一般動画だけでなく・・・・
アダルト動画も同時視聴。
まぁ、成人向けコンテンツを家族で同時視聴するか?
っていったら、それはそれで疑問だけど。
ゲオTV980のデメリット
アダルト動画以外はほとんど無い
ゲオTV980では、一般動画の「ゲオムビ」作品も一部見放題となるのですが、
その数は非常に少なく、2019年4月時点で1,952本のみ。
あくまで見放題となるのも、成人向けコンテンツのみ。
グラビア動画とギャンブル動画・・・くらいしか有りません。
アダルト専門と言っても良いくらいのラインナップ。
DMM見放題chライトの方が、まだ作品数も多いです。
対応端末が非常に少ない、テレビ出力はChromecastのみ
ゲオTVは、対応端末が非常に少ないです。
パソコン(Window、Mac)、スマホ、タブレット、Chromecastのみ。
大画面テレビに出力するには、Chromecastを用意しなければいけないわけ。
Amazon Fire TVや、Apple TVにも対応していません。
→Amazon Fire TV Stick、Chromecast with Google TV、Apple TVの比較と違い。ストリーミングデバイスの選び方。
しかも、Chromecast出力してみたけど、まぁまぁ途切れるという。
すぐ読み込みマーク出ちゃって、見れたもんじゃなかった。
せっかくのHD画質なんだけど、外部出力する方法が限られる・・・
高画質アダルトを体感したいなら、タブレット、PC視聴くらいです。
スマホアプリから直接再生できない、使い勝手が最悪
対応端末が少ないのですが、スマホ・タブレット視聴感もイマイチです。
この辺は、ゲオチャンネルから退化してるんじゃないかというレベル。
ゲオTVは、専用の「ゲオTVプレーヤー」があるのですが、
このアプリは、あくまで動画再生の補助をするだけのアプリ。
アプリから動画を選んで再生することができません。
スマホで動画を再生する為には、
スマホの検索ブラウザ(Safari、Chrome等)で、
ゲオTVのWEBサイトへアクセス→ゲオTVにログイン。
ゲオTVのWEBサイトで動画選択すると、
スマホの「ゲオTVプレーヤー」で動画再生されるという流れ。
「ブラウザ」から「ゲオTVプレーヤー」に切り替えるのにも時間がかかるし、
再生停止すると、「ゲオTVプレーヤー」が表示されてしまう。
再度、ブラウザアプリに戻ると「アプリで視聴しますか?」の画面で止まってるし、
キャンセルするため「しない」をタップすると・・・
今度はブラウザ上で、動画再生の画面になるという。
だったら動画再生アプリ要らなくねぇ!?
アダルトメインだから、色々と制約が有るのは分かりますが・・・
DMM見放題chライトだと、アプリだけで完結しますからね。
→DMM.com「見放題chライト」のメリット・デメリット。
動画配信サービスって、サクサクと動画が変えられるのが良いわけで、
1動画再生するたびに、ブラウザ→アプリ→ブラウザという手間。
動画読み込む時間、キャンセルする手間、ちょっとストレス感じました。
まぁ、PCで視聴しろってことなんでしょうね。
動画のダウンロードは不可能
スマホアプリがアレなんで・・・
ダウンロード機能は、もちろん付いてません。
動画はデータ量が多いので、通信量も喰いまくる。
ストリーミング再生では、パケット容量がいくら合っても足りませんから。
アダルトVRは画質が悪い、専用端末にも未対応
アダルトVRが見放題と言いましたが、
DMMのアダルトVRに比べるとお粗末になります。
あくまでスマホアプリ「ゲオTVプレーヤー」で視聴するVR。
スマホ画面を拡大するだけの簡易VR、
Oclus GoやOculus Questにも未対応です。
→アダルトVRおすすめVRゴーグル。Meta Quest 3、Quest 2、PICO 4、PSVR2を徹底比較。FANZA VRに必要なもの。
VRは出力する側の端末性能もありますが、再生アプリにも性能が求められるもの。
VR動画って360度見回すわけで、
高画質でVRするなら高解像度(WQHDや4K)再生も必要なわけ。
→VR動画の画質と種類。3DVR、VR180、360°、4D-VR、8KVRの意味と違い。YouTubeとFANZAのVR視聴方法。
「ゲオTVプレーヤー」前提であり、HD画質までしか対応してないってなると、
出てくる映像は、どう頑張っても汚いんだよね。
ちなみに、ゲオTVのVR動画は、PCでも視聴できますが、
VR動画ではなく、ただの360度動画となります。
PC用のVR端末、HTC Vive ProやOculus Rift S、
Valve Indexでも視聴できませんので気をつけて。
家庭用のPS VRにも未対応なので・・・
やはり、アダルトVRを見るなら「FANZA」一択。
→アダルトVR動画(VRAV)の見放題サービス比較。おすすめエロVRサブスクサービスまとめ。
アダルトVRを見放題ならFANZAの「VRch」がオススメです。
→FANZAのVR見放題 アダルトVRchレビュー。使って気づいたメリット・デメリット。
ゲオのサービスが分かりづらい
ゲオといえば、大手ビデオレンタル屋というイメージですが、
レンタルDVDだけでなく、宅配レンタル、中古品販売、電子書籍、オンラインゲーム・・・
ゲオのサービスは多岐にわたります。
サービスが多いのは全くもって全く悪くないのですが、
WEBサイト上でのサービス名称が、イマイチ分かりづらいです。
今回、私がレビューしたのは、ゲオTVの見放題プラン「ゲオTV」。
動画配信サービス「ゲオTV」の中にある、
一般動画(旧ゲオムビ)とアダルト動画(旧 ゲオトナ)の作品が見放題となる。
その両方のサービスが見放題だけど、全部では無いということ。
実際のところ、ゲオTVの一般動画は、ほとんどが有料レンタル作品であり、
ゲオTV980の内容も、ほぼアダルト専門のプランです。
まぁ、一般コンテンツもつけて、敢えてアダルト感の無いネーミングになったのかな。
アダルト専門っていう怪しいイメージもありますからね。
ゲオTV980とDMM見放題chライトの比較
成人向けメインの見放題サービスでメジャーなのが「DMM見放題chライト」。
似たようなサービスですが、使ってみると色々と違いました。
→DMM見放題chライト(FANZA)のメリット・デメリット
まずは、基本スペックを比較から。
見放題chライト (DMM.com) | ゲオTV980 (ゲオTV) | |
---|---|---|
月額料金(税込) | 550円 | 980円 |
アダルト 見放題作品 | 2,000本 | 約30,000本 |
アダルトVR 見放題作品 | × | 8本 |
一般見放題作品 | 約7,000本 | 約2,000本 |
見放題画質 | HD(720p) SD(480p) | HD(720p) SD(480p) |
対応端末 | TVアプリ Windows・Mac iOS・Android Amazon Fire TV/Stick Chromecast Apple TV PS 4/PS Vita | TVアプリ Windows・Mac iOS・Android Chromecast |
ダウンロード | × ※見放題は対象外 | × |
無料トライアル | 30日間 | 14日間 |
DMM見放題chライトは、月額550円と格安ですが、
アダルト見放題の動画数2,000本と、一般の動画も約7,000本が視聴可能。
一方、ゲオTV 980はというと、月額料金は倍近く高いですが、
その分、アダルト見放題の動画数は30,000本以上と10倍以上に増える。
ただ、一般向け動画は、ほとんど無いに等しいので、
アダルト特化というよりも、アダルト専門に近いサービス。
アダルトコンテンツの質はというと、
ゲオTV 980は、毎週100本ペースで追加されていますが、
動画数が多い分、古いコンテンツや画質の悪い動画も多く存在する。
DMM見放題chライトの方は、定期的に動画更新が行われており、
毎週、月・水・金の3回、10本ずつ、月120本~150本の動画が更新されている。
最大の違いは、対応端末の違い。
スマホやテレビでも快適に視聴できるのがDMM。
一方、ゲオTVは、PCでの利用がメインとなっている印象です。
ちなみに、ゲオのライバルといえば、TSUTAYAですが、
TSUTAYA TVは、アダルト有りつつも、映画もイケる両刀プラン。
ただ、PCでの視聴には難が有り、こちらは逆にテレビ視聴がメイン。
アダルトコスパという点では「TSUTAYA TV」も悪くないのです。
→TSUTAYA TV「アダルト動画見放題」レビュー。アダルト専門プラン(R18、Sexy TSUTAYA)との違い。
ゲオTV 980のメリット・デメリットまとめ
「ゲオチャンネル」から、アダルトに振り切ったのは潔く、
月額980円で、3万本以上のアダルト作品が見放題は、
アダルト専門サービスと比較しても破格でした。
→アダルト動画の見放題サービス徹底比較。おすすめAVサブスクVODまとめ。
ただ、一般動画サービス「ゲオTV」として発展するのは難しいかなと。
対応アプリや、使い勝手で比べると、やっぱり他社に劣ります。
アダルト動画以外も楽しみたいなら「DMMプレミアム」。
一般動画もダントツに多いし、アプリも高品質で月額550円。
→アダルト込み月額550円「DMMプレミアム」評判レビュー。DMM TVとFANZA TVの違い。
アダルト専門サービスとしても、FANZA TVは普通に凄いと感じました。
プラス1,078円すれば、最高峰のアダルトサービスにもなりますからね。
→月額1,628円「FANZA TV Plus」と「FANZA TV」の違い。FANZA月額動画と比較したメリット・デメリット。
やはり、DVDレンタル屋としてのサービスが、
動画配信では、足を引っ張ってるのかなと。
TSUTAYAはサービスも分かりづらいし「TSUTAYAプレミアム」も、
「ゲオチャンネル」の二の舞になりましたからね。
→TSUTAYAプレミアムとTSUTAYA TV、DISCAS、movieの違い。動画見放題が分かりにくい問題。
地上波のテレビ番組は、民放系VODが囲い込み、
海外の映画やドラマは、外資系VODが強いわけで・・・
そりゃ、ツタヤもゲオもアダルトに振り切るんだな。